Diary

『出雲王のみささぎ』発売。

  • 2012/12/26 20:44

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新刊『出雲王のみささぎ 西原無量のレリック・ファイル』(角川書店)発売しました。

遺物発掘師(レリック・ディガー)西原無量22歳が主人公です。
今回の派遣先は、島根県出雲市。遺跡の地権者は、謎の多い旧家・降矢家と八頭家。禁断の地での発掘に、祟りを恐れる声が高まる中、無量は受け持った現場で不気味な「青銅製の髑髏」を発見してしまいます。が、そこはかつて進駐軍が秘密裏に発掘を行って死者を出した場所でもあり……。

というわけで、無量、帰ってきました。
そして帰国早々、事件に巻き込まれています。
萌絵には新たな目標ができ、ついでにライバルまでできてしまいます。そのライバルが誰かは読んでのお楽しみ、ということで。

装画は睦月ムンク先生です。今回は話の季節が季節なので、無量も薄着になりました。背景は出雲大社です。古代のロマンをかきたてる、とてもきれいな色合いです(うちの写メではうまくお伝えできませんが)。是非、実物をお手にとってみてください。睦月先生、お忙しい中、今回もありがとうございました。裏表紙には萌絵とあのひとがいます。オビの下にはハトもいます。

このシリーズは謎解きものでもありますが、様々な時代が点と線になって繋がっていく様と、遺跡や遺物を巡る人間模様に注目していただけると幸いです。
今回は総ページ数384pと読み応えもたっぷりです(お値段は据え置きです)。
年末年始やお正月のおともに是非どうぞ。
よろしくお願いします。

あとがき代わりに、またちょこちょこと、ここで語りますね。

師走も後半ですね。

  • 2012/12/18 21:00

年内〆切の原稿が一段落しましたので、こちらの更新に来ました。
ちょっと先になりますが、リブレ出版の小説be-BOY3月号(2月14日発売)にて読み切りを書かせていただきます…というか、書かせていただきました。まだタイトルなどは次号予告に載っていませんので、また近くなりましたら改めてお知らせしますね。イラストは石田要先生です!(ラフを拝見しましたが、すでに胸がどきどきしました…。カラー扉もあるそうですのでとても楽しみです)
まだ少し先ですが、どうぞお楽しみに。
(ちなみに雑誌の特集名は…実は予告を見て知りました。私の作品はちょっとテーマからズレ気味です…;;)

それからアヴァルス発売しています。イルゲネス掲載しています。こちらもいよいよクライマックス近しです!是非チェックお願いします。

さてクリスマスも近いということで、今年最後の新刊は無量の続編になります。媒体によって発売日の表記が違いますが、大体クリスマス後あたりには店頭に並ぶかと。
『出雲王のみささぎ 西原無量のレリック・ファイル』(角川書店)です。
よろしくお願いします。
今年もあと二週間余り。忘年会やらクリスマスやら賑やかですが、風邪など引かぬように、皆様元気にお過ごしくださいね。

無量の続編が出ます

  • 2012/12/05 03:53

邂逅編の新刊が出たばかりですが、年末の新刊のお知らせです。
角川書店より単行本が発売されます。

12月25日発売
『出雲王のみささぎ 西原無量のレリック・ファイル』

一年ぶりに無量の続編が出ることになりました。
島根県出雲市の発掘調査に派遣された無量は、またしても事件にまきこまれてしまいます。
出雲といえば、考古学的にも歴史的にも本当に盛りだくさんな土地です。取材にも何度か行きましたが、行くたびに発見がありました。今回はページ数も増えて、さらに読み応えのあるものになったかと思います。
装画は前回と同じく睦月ムンク先生です。ちょっぴり大人になった無量が目印。裏表紙初登場の萌絵がとっても可愛いのです。
是非お手にとってみてくださいね。

新刊のお知らせ。&雑誌Cobalt1月号

  • 2012/12/01 06:30

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新刊『炎の蜃気楼邂逅編 真皓き残響 蘭陵魔王』(集英社コバルト文庫)発売しました。
さて15年続きました邂逅編もクライマックス。框一族との闘いについにピリオドが……。絶対不利な死闘の中、景虎がとうとう猩々の手に掛かって息絶えてしまいます。
しかし使命を果たすまでは死ぬことも許されない景虎は…。

邂逅編は景虎たちの始まりを描く物語です。当初は最初の換生エピソードのみを書くことが目的だったのですが、ご好評得て、思いのほか長く続くことになりました。そして私の中では「ここまで」と決めていたところまで無事辿り着くことになり、肩の荷が下りました。残りあと一冊。
景虎たちの関係性の基盤が作られた時代を書けて本当によかったです。ここからまた本編を読んでいただけると、感慨深いものがあるかと。
ほたか先生のイラストも、ますます素敵なので、是非!

そして雑誌Cobalt1月号もミラージュが盛りだくさんです。
なんといっても浜田翔子先生の描かれたミラージュ本編時代の漫画は目玉ですので、ぜひ! 内容はみてのお楽しみです。
それから「炎の蜃気楼 幕末編 獅子吼える」も掲載しております。池田屋事件を経て急速に高まる不穏な気配の中、景虎たちは吉田稔麿の怨霊を追って、長州の陣に潜入します。思いのほか、幕末の有名人が出てくる話になりましたので、こちらもよろしくです。
付録のカレンダーにはほたか乱先生の邂逅編イラストもございます。
全サドラマCDの応募もございます。書き下ろし脚本は、実はまだ本編でもまともに書いてはいなかった昭和三十年代の景虎と直江。
はい。三十年前のエピソードです。こちらもよろしくです。

晩秋の碓氷峠

  • 2012/11/26 00:34

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こんにちは。気を抜くと、また一ヶ月更新がなくなりそうでしたので久しぶりに旅の写メなど載せたいと思います。
旧中山道の碓氷峠です。見晴台からの眺めです。
関東平野の端っこと裏妙義の山並みが見下ろさせて、とても気持ちのよいところでした。
峠には熊野神社があるのですが、国境に信濃(長野県)側と上野(群馬県)側それぞれ「熊野神社」があるという、風変わりなお社で、お互い切磋琢磨している感じがなかなかに興味深かったです。ちょうどここが分水嶺で、信濃側に降った雨は日本海に、上野側に降った雨は太平洋に流れるんだそうです。
頭の中がずっと言葉と文章だけで占められていたので、この眺めにとても癒されました。
言葉のいらない世界です。

おかげさまで帯状疱疹はほぼ治りまして(あとはビタミン剤を呑むだけとなり)痛みも残らずに済みました。友人に聞いたところ、前兆が出たらすぐ医者に行けば注射を打ってもらえて早く治せるらしいので、今度からそうしたいと思います。(私の症状は腰に出たんですが、皮膚が痛むのか内臓が痛むのかわからず、出遅れました…。あ、皆さんも皮膚のひりひり感などがでたら帯状疱疹を疑ってみてください)
今回はさすがに体から怒られたようで反省しました。トシも考えて、スケジュール管理と体調管理は表裏一体とみなし、無理はしないようにします。とはいえ原稿執筆はなかなか予定通りに進まないこともあるので、そういうイレギュラーも考慮にいれつつ。

年末の新刊は、もうそろそろ出版社のほうから告知されてるかと思いますが、また改めて近々更新に来ます。
まずは月末の邂逅編、よろしくお願いします。(ほたか先生のカバーがとても素敵です)

お久しぶりです。

  • 2012/11/14 15:32

丸一ヶ月以上、更新がなくてすみませんでした。
なんとか年内発表分の作業が一山越えまして、やっと浮上できました。新刊もなんとか無事に出そうですので、あらためてお知らせします。

11月30日 『炎の蜃気楼邂逅編 真皓き残響 蘭陵魔王』発売(集英社)
12月1日  『雑誌Cobalt1月号』(集英社)発売
       「炎の蜃気楼幕末編 獅子吼える ~決戦前夜」掲載
       浜田翔子先生の「炎の蜃気楼」コミカライズ企画
       描き下ろしカレンダー(ほたか乱先生)&全サドラマCD第2弾

と、盛りだくさんとなっております。
どうぞお楽しみに!
浜田先生のコミカライズはどこをやるかは、見てのお楽しみということで! 一足先に拝見させていただきましたが、大変素敵で大変おいしい仕上がりとなっておられました。浜田先生のミラージュの漫画はもしかしてセリエ以来でしょうか…。色んな意味で胸いっぱいになること請け合いなので、是非ともお見逃しなく!
そして文庫のほうも邂逅編、框編クライマックスです。ちょっと衝撃的な内容になってますが、是非読んでやってください。ほたか先生のカバーがこれまたとても素敵です。
幕末編も予想以上に幕末スターが絡んでくる話になったので、こちらもお楽しみに。

というわけで、年内にもう一本、発売予定がございます。
こちらはまたあらためてお知らせします。
年内発表分の作業は(だいたい)終わったのですが、〆切は相変わらずありまして…。またしばらく潜るかと思います。
近況。帯状疱疹をやってしまいました。年末にかけて皆さんお忙しくなるかと思いますが、どうぞくれぐれもお気をつけて。

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