荒野は~第12回&セレクションもろもろ
- 2020/10/20 10:00
すっかり肌寒くなってきましたね。
そんな中、先日購入した羊毛ベッドパッドがさっそく活躍してます。
ふかふかで天国のよう…。毎日寝るのが楽しみです。
さて、本日『青春と読書』11月号発売です。
「荒野は群青に染まりて」第12回、掲載しております。
連載も残すところあと一回。クライマックスお見逃し無く。
『炎の蜃気楼セレクション』の書き下ろし小説も、無事完成しました。
邂逅編から本編に至るまでの、短編連作を描きました。
原稿用紙でおよそ計100枚という、なかなかなボリュームです。
(私も最初SSと思い込んでましたが、これは立派な短編です)
ミラージュを書いたのは3年ぶりでしたが、まったくブランクを感じず筆が進みました。30年の杵柄は伊達ではなかった……。
Twitterでは書影も発表されましたね。
題字を担当してくださったのは、俳優で書道デザイナーでもある富田翔さんです。
俳優として活動する傍ら、書も披露されており、(舞台で拝見した)書風がミラージュの世界観ともとても合っていて編集部ともども感銘を受けておりました。
景虎役をつとめたご縁もあり、今回は書家として一筆振るっていただくことに。快く引き受けてくださり、感謝です。
書は絵画にも通じるものがあり、イラスト集である今回のカバーは「ミラージュを漢字一文字で表す」というコンセプト。
一筆入魂の「毘」
とても素敵ですので、ぜひ手にとってみてください。
さて来月は、群青の最終回、無量の新刊、セレクション…と盛りだくさんです。
お楽しみに。