Diary

「アベル」続編、掲載してます。

  • 2017/03/24 23:24

あっというまに、三月も終盤ですね。
三月前半は〆切やら確定申告やらでバタバタしてました。
先日は奈良にも行ってきて、ちょっぴりリフレッシュできました。

さて遅ればせながら、
小説b-Boy春号(リブレ)にて「アベル」の続編、掲載しております。
以前雑誌の読み切りとして書いたものの続編です。
闘う修道士とサタンに造られた若者のお話です。
3、4年ぶりでして、結構きれいに忘れてしまっていたのですが、
担当さんと一緒にしっかり復習してみたところ、
我ながら「これ面白い!」となり……。
また書くことが出来て嬉しいです。

今回は御母衣の関わる70年前の集団怪死事件の真相に迫ります。
修道士でゾンビ(……)な安吾と、サタンに造られた御母衣(アベル)の
奇妙なタッグをお楽しみください。
ちなみに担当さんは、御母衣の忠犬アブディエルがお気に入りだそうです。

よろしくお願いいたします。

コミック版「遺跡発掘師は笑わない」1巻発売中

  • 2017/02/06 23:58

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あっというまに二月になりましたね。
一月中はインフルになったりなんだりで大騒ぎでしたが、今は元気に過ごしてます。
さて、遅くなりましたが、

コミック版『遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠』(B'S-LOG COMICS/KADOKAWA)作画/睦月ムンク先生

発売しました!
小説版の装画担当・睦月ムンク先生自らのお手による、コミカライズです。
とても魅力的なキャラたち。
安定感のある丁寧な作画。
文章で読むよりも、よりわかりやすく、よりドラマティックに。
奈良編を楽しんでいただけます。
発掘現場の空気や、遺物や文化財の数々。
睦月先生の描かれる無量の世界を、ぜひ堪能してください。

よろしくお願いいたします。

御礼&小説屋sari-sari配信中

  • 2017/01/10 02:59

こんにちは。桑原です。
コメントくださった皆さん、ありがとうございました!
全て拝読いたしました。
ご感想、そしてあたたかい励ましのお言葉、どん、と受け止めました。
お正月も終わりましたので、コメント欄は閉じさせてもらいました。
この一年も頑張りますね。感謝です。

(※そうだ!風雲縛魔伝は全7巻にて完結しております!ぜひ)

さて新年さっそくの更新です。

webマガジン小説屋sari-sari1月号にて
『遺跡発掘師は笑わない』番外編「君の街の宝物」配信始まりました。

西原無量シリーズ初の番外編です。
今回は無量の住む地元での緊急発掘のお話。
「身近な出土品」をテーマに描いてみました。
去年、岩手編を書いた時に陸前高田で取材をさせてもらって、自分たちの町の文化財の話を書いてみようと思い立ちました。
遺跡発掘には興味はあるけど、歴史の話は難しくて苦手、という方にも楽しんでもらえる短編連作にしたいと思っています。よろしくお願いします。
(次の掲載はまだ少し先になります)
そして、

2月1日 『遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠1』作画・睦月ムンク先生
               (B's-log comics/KADOKAWA)

雑誌連載中のコミカライズ版が単行本になります。
睦月ムンク先生による漫画化第一巻、いよいよ発売です。
こちらもよろしくお願いいたします!     

謹賀新年2017

  • 2017/01/02 01:15

あけましておめでとうございます。
2017年のお正月、皆さん、いかがお過ごしですか。
お仕事の方は、お疲れ様です。
元旦は、おかげさまで家族とのんびり過ごせました。
去年が修羅場まっただ中のお正月だったので、ありがたく。
とはいえ、気分的には原稿の真っ最中なので、明日からまた頑張ります。

今年は、去年に引き続き、文庫書き下ろしのシリーズ二本がメインとなりそうです。
ミラージュは昭和編も完結に向けて総仕上げ、遺跡発掘師は取材済みの題材を手がけつつ、番外編もちょいちょい書いていく予定です。コミカライズも引き続き連載。
そして、リブレさんからは数年前に書いた読み切り「アベル」の続編を。
それ以外では、できれば、新作の準備もしたいところです。

プライベートでは、健康に留意して体力作りを。
最近〆切が終わるごとに体調を崩しているので、ほんと気をつけないと。
仕事中心の生活にいると、単調に陥ってモチベーションにも影響がでるので、身の回りの小さなことでもなんでも、新しいものに挑戦できるといいなと。
自分自身の好奇心が枯れないよう、刺激を求めていきたいです。

という感じで、今年は総決算的な一年になりそうです。
みなさんに楽しんでもらえる作品を、書いていきます。
本年も、桑原作品をよろしくお願いいたします。

そして、恒例の! お正月の間、コメント欄を開けておきますので、
よければ、ご感想やメッセージなど是非!
キャラへのメッセージでもOKです。
また新作ではこんなものを読んでみたいな、などでも。
よろしくです。

2016年を振り返って。その2

  • 2016/12/30 20:45

→今年のメディアミックス。
まず『遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠』が、装画担当の睦月ムンク先生御自らの手により、コミカライズ連載されました。(雑誌『COMIC B's-LOG』)
無量シリーズは中の挿絵がないのですが、コミカライズにより、無量や萌絵、忍たちがどのコマでもふんだんにみられる!あんな表情やこんな表情!大興奮でした。
毎回とても丁寧な作画で、文章だけでは想像しにくいところまで細やかに、わかりやすく、描いてくださって、ほんとうにすばらしい。
睦月先生、ありがとうございます!
来年2月にはコミックス一巻が発売されますので、皆様ぜひ!

そして10月には、舞台『炎の蜃気楼昭和編 夜叉衆ブギウギ』の公演がありました。
メインキャストさん全て続投という、奇跡の第三弾!
皆さんすごくお忙しい中でこれが実現できたことが、何よりすごいことでした。
丸10日間ほぼ毎日二公演ずつというハードなスケジュールでしたが、
舞台の醍醐味をこれでもかと堪能させていただきました。
しかも舞台オリジナルの『やどかりボレロ』という書き下ろし脚本も手がけ、ミラージュの割と根幹的な要素を端的に描くことができ、それをキャストの皆さんの熱演によって板の上にあげられたかと。手応えのある舞台になったと思います。
そして今回も素晴らしいスタッフの皆さんのお仕事。
熱く濃密な時間と空間、演劇というものの力を魔力を、自分の書いた作品の中で感じ取れたことは、この上ない幸福でした。
劇場に足を運んでくださった皆さん、ありがとうございました。
それができなかった方も、DVDが発売されますので、ぜひそちらで堪能してくださいませ。

7月には明正堂書店アトレ上野店様の主催で、トークイベントも開くことができました。『カサンドラ』を熱く推してくださっている増山様の情熱のたまものです。
たぶん日本で一番熱く推してくださってます。これを売りたいんだ!という強い書店員さんの思いに触れ、感銘を受けました。
負けないよう、がんばります。

イラストレーターの先生方、担当さん&編集部&出版社の皆さん、編集プロダクションの皆さん、印刷所の皆さん、書店の皆さん、等々、本当にたくさんの方々にお世話になり、支えられ、時にご迷惑もかけながら、この一年も活動を続けることができました。
なにより、そうしてできあがった作品を読んでくださる皆さん。
ありがとうございました。
応援や感想の声に、支えられて、執筆を続けております。
来年も健康に留意して、桑原水菜の描く物語を、書き続けていきます。
そしてきっとまた素晴らしい出会いがありますよう。

本年もありがとうございました。
皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

2016年を振り返って。その1

  • 2016/12/30 20:36

今年も残すところ、あと一日となりました。
新刊『炎の蜃気楼 昭和編 紅蓮坂ブルース』も無事発売となり、
ほっとしつつ、年末年始も変わらず原稿にいそしんでおります。
さて、2016年に刊行したものを、並べてみますね。

2月『炎の蜃気楼昭和編 無頼星ブルース』(集英社コバルト文庫)
  『人魚島』(リブレ)
6月『遺跡発掘師は笑わない 悪路王の右手』(角川文庫)
8月『炎の蜃気楼昭和編 悲願橋ブルース』(集英社コバルト文庫)
  『遺跡発掘師は笑わない 悪路王の左手』(角川文庫)
12月『炎の蜃気楼昭和編 紅蓮坂ブルース』(集英社コバルト文庫)

今年は全部で6冊刊行という感じでした。
(ラストは一応2017年1月刊という体ですが)
どれも思い入れ深いですが、『遺跡発掘師~』の東北編は、特に震災の復興発掘を描くということで、とても神経を使った分、形にできたことが感慨深く。
取材での出会いの数々もありがたかったです。遺跡発掘にたずさわる方、文化財保存にたずさわる方、現場の方々のお声をたくさん聞けて理解も深まったように思えます。
このシリーズは、現代に軸足を置きつつ、歴史や過去と向き合うストーリーなのですが、ダイナミックな大きな歴史の流れのことばかりでなく、自分の住む町の身近な文化財のこと、それを失うこと、守ること、そういうものにまで考えを深められたように思えます。
そこで得たテーマを、番外編という形で書くことにしました。
小説屋sari-sari1月号に掲載されます。こちらもよろしくです。

またミラージュの昭和編も、いよいよ佳境に。
本編でもたびたび触れてきた景虎と直江と美奈子の三人の関係に焦点がしぼられ、あらためて、彼らの道筋を体験してきました。プレッシャーも大きいので、常に戦場にいる気分ですが、最後まで書き切れるよう、体力をつけたいと思います。あと二冊。

リブレさんのほうからは『人魚島』がすてきな単行本で発売されました。
自分自身、心身ともに疲労しきって癒やしを求めていた時期に書かれたこともあって、あらためて読んでみると、火山島や海といったモチーフは、その時求めていたものなのかなと。その場にはいなくても、想像の中で自然の力に癒やされた気がした作品でもありました。黒髪褐色肌がたくさんかけて楽しかった。
また雑誌のほうでは一本、「ブラックスワン」という読み切りが書けました。
シュバルツ・ヘルツでも取り上げた冷戦終結の頃の東独がモチーフ。やはりあの時代の東欧はドラマティックです。
そしてエロスを書くと筆が鍛えられます。人間の本能と向き合い、それを描くのは大変ですが、作家には大事な作業です。

文庫書き下ろしが2シリーズ同時進行になってしまうと、どうしても、スケジュールがそれだけで埋まってしまい、なかなか新しいものや読み切りが書けないのですが、来年ミラージュが完結しますので、そのあとは『カサンドラ』的な読み切りにもじっくり取り組みたいと考えております。(その2に続きます)

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