Diary

2009年の日記

モーモー2009

  • 2009/01/02 15:40

ファイル 589-1.jpg

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いしますm(_ _)m

お正月皆様いかがお過ごしですか。
私は原稿頑張ってます。
私の年越しは、起きてきたら「ゆく年くる年」をやっていて、浸る間もなくあっという間に新年が明けてしまいましたが、私の初萌えはMXテレビでやっていた年越しアニメのブラックジャック先生(映画版)でした。
今年の仕事はシュバからとなりましたが、どの作品も一作一作集中しつつ大事に書いていきたいと思います。目の前の仕事に没頭するかたわら、各方面の皆さんと交わしたお約束も形にしていけたらと存じますので、何卒よろしくお願い致します。
とりあえず、ちょっくらメキシコとグアテマラに行ってきますので、無事に帰ってこれるよう、皆さん祈っていてくださいね;;
← 一応半分くらい取材なんです;;

(お年始ということで、また少しコメント欄を開放しておきます。皆さんのお正月の様子など聞かせていただければ嬉しいですv ← ちなみに少しお年始にはデンジャーだな~と思ったものはさくりと奥にしまいま~す)

今年もまた、皆さんに楽しんでいただける作品を送り出せるよう、頑張っていきたいと思っております。
それでは本年もよろしくお願い致します。

嬉しゅうございましたv

  • 2009/01/10 23:22

たくさんのお年始コメントいただき、ありがとうございました!
皆さんのお正月の過ごされ方を読みながら、ほのぼのしたり、おおっと思ったり、お正月気分をお裾分けしていただきました。
そして「赤の神紋 第十四章」にもたくさんのご感想ありがとうございました!!文面から色んな方に愛されてきたことがひしひしと伝わり、とても嬉しゅうございました。中には「おばあちゃんになるまで読んでいたかったです」とのお言葉も。冥利に尽きます。
1月は「神紋語り月間」をやりますので!
大河ドラマも始まりましたね。実はまだ見れてません…ビデオにはとりました。出演一番手を切ったのは意外にも晴家らしいですが、景虎も直江も登場が楽しみです。玉ちゃん…がんばれ。
ネタのリクエストもちらほらいただきました。参考になるので助かります(笑) 素敵リクエストにお応えして、まずは春のゲスタァンは、アドルフとケヴァンの出会いを書くことにしました。楽しみに待っていてくださいね。

そんなわけで私のほうは、まだ仕事が終わりきってませんが、少し落ち着いたら自分的お正月を過ごしたいと思います。
ちなみに前回の画像は、実家にあった「moo moo 2009」。おしりがぷりっとしてて可愛いのです。海外の陶磁器工房のものらしいですが、わざわざ日本の干支のために作ったらしい…。

ではでは、本年もよろしくお願い致します。

発売しております&神紋完結記念企画1

  • 2009/01/16 02:18

さてさて『コミックブレイド アヴァルス 2月号』発売しております。「イルゲネス-黒耀の軌跡-」掲載しております!
手錠でおでかけvなふたり。ジェイクがなかなか頼もしいところを見せてくれて憎々しい(笑)ので、ぜひチェックしてみてください。小説版に出てきたあの方も登場。思いの外、かっこよくて素敵です。メガネキャラに弱い私…。あれ? ニコラスもか。←酷!
(見本誌受け取り損ねて画像がありませんが)よろしくです。

そしてお約束の神紋語りを始めようと思います。
今日はイントロということで。
まずはお年始コメントでたくさんご感想ありがとうございました。
神紋は結構、間が空いてしまったりして変則的な発行になってしまいましたが、待っていてくださった皆さんに感謝感謝です。連城たち愛されてるなぁ…と思い、しみじみしました。
そうそう。去年はついに藤原くんの「かもめ」が観れたりして、嬉しかったです。彼はトレープレフ役者だとずっと思っていたので! 舞台も素晴らしくよかったです。「かもめ」は身につまされる作品ですが、鹿賀さんのトリゴーリンがまた…。色々代弁してくれた感があり、泣けました。不思議なもので舞台で役者さんに代弁してもらえると、それだけでカタルシスを感じます(神紋はまさにそういう話だったのですけど)。チェーホフは喜劇と言ってましたが、凄くアイロニカルな意味での喜劇なんだろな…と観てて感じました。唐突な幕切れをするので、大半のお客さんは「え?」という感じでついてこれないままカーテンコールになっちゃうんですが…(そういう芝居なので)後から、その意味が分かってくるとグッと込み上げてくるという。切ない幕切れが大好きです。
ケイが演じたということで益々思い入れがありますが、「ハムレット」のフォーティンブラスと一緒で、有望な若手男性俳優さんが演じる通過点みたいな意味のある役だとか。
 今後もどんな若手役者さんが演じるか。「かもめ」のトレープレフは要注目です。

神紋完結記念2

  • 2009/01/17 02:58

今日はイラストのお話など。
神紋は挿し絵ではなく扉絵が入るというちょっと変則的な仕様だったのですが、毎回、扉絵案を練る作業が実は楽しみでした。といっても大半は藤井先生から案を出していただくんですが、たまにこちらからリクエストも。
しかし、どういうわけか、なかなか主人公の連城がピンを飾れず…。ケイが役者なせいもあってか絵になりやすいので、ついついケイ中心になってしまう上に、榛原が出てきてからはなお拍車が。榛原、なんか一巻につき一点はピン扉を飾ってるんですが。しかもやたらとピンがサマになるんですが! さすが帝王でした。うっかりすると二人に持って行かれてしまいそうになって、
「大変です!!連城がいません!!」
みたいな事態に陥ることもしばしばでした……。
ですので、8巻のカバーは面目躍如でした。しかもこの巻、カバーイラストの生プリントなるプレゼントがありまして、うちではガラスフレームに入れて、いまもテレビの横に飾ってますよ。おかげでいつも目に入ってしまいます。連城と向かい合わせでごはんを食べる有様です。
でもさりげに連城、大神さんに水着姿を盗み撮り(2巻)されるほどの被写体なんですよね…。たぶん。でもなぜかあの人、容姿を誉められると怒ったり居心地悪くなったりするんですよね…。素直に喜んでおけばいいのに、と書きながらいつも思ってました。
そういえば連城、CMや広告にも出てたな…。こんな人が上半身裸で芝居みてたら(1巻)かなり目立つと思うんだけどな。(しかも車運転して帰ってますよね…あのあと)
連城って、目立つのか目立たないのか…。よく分からない不思議な人ですが、ドイツに行ったら行ったで目を惹くんだろうな…。

イエス・ウィー・キャン! -神紋完結記念3-

  • 2009/01/20 00:07

アメリカはすっかりオバマ祭ですね。あなたたちどんだけ好きなんですか。みたいな盛り上がり方ですが、私も好きです。黒コート似合いすぎ。今年のアカデミー賞でWALL・Eがアニメーション賞でなく作品賞をとったら「アメリカ本気で変わる気なんだな…」と思いたいと思います。
そんな中、景虎は能を披露するわ、それ観る謙信公の熱視線が怖すぎるわ、その横っちょで「景虎サマ~!!(はあと)」と群がるおなごたちがおっかしいやら何やらで、楽しい週末でございました。
春日山城、面白すぎる。謎の洞窟とか。しかもロケ、八王子城…ですよね。あそこ。確か。色々因縁を感じつつ…。

さてアメリカの話題が出ましたが、神紋の三巻はNYが舞台でした。榛原がNYで芝居を打つことになり、急遽ロケハンに行く羽目に。あれは2000年のちょうど今頃。イースト・リバーで写真撮った私の背後には、まだワールドトレードセンタービルが二本、行儀良く並んで写ってました。当時の担当さんと二人で珍道中(つか担当さんにお守りしてもらったというか)してきたんですが、私の体験や感慨が連城の述懐にもなってます(牡蠣にもあたりました…)。ろくに予習もなく行き当たりバッタリで飛び込んで、見たこと歩き回ったところを舞台にしました。落ち込んだケイがひとりで入っていった教会とか、連城と入ったブロードウェイのレストランとか…。
タイムズ・スクエアには、どどーんとサントリー「響」の広告が一番目立つとこにあってウケた覚えも。何から何まで刺激的でした。
NYは赤信号でも車が来なければみんな渡っちゃうんですが、ひとりで街歩いてて皆の真似して赤信号で渡ったりするようになると、自分もいっぱしのニューヨーカーになったみたいで気分よかったです。きっとケイもそんな気分で歩いてたに違いない。
ごはんも出てくる量がとてつもないので、榛原はもりもり食べてたに違いないかと。ピクルスは切らずに一本丸ごと出てきますが、それをぼりぼリ食べる榛原とか…。いろんな国の料理が食べれるので食に関しても大満足だったんじゃ(えー…特に量の面で)。
NYでは色んな方にお世話になりました。(こちら見てるかどうか分かりませんが、ケイティーさん、本送るので待っててくださいv)
滞在期間はほんの五、六日間ほどでしたが、刺激ありすぎて気持ちの起伏も大きくて「わー!」となりかけつつ、そのキツイ感じがまた心地よかったり…(M)。
初めて一人で現地レストランの食事ができた時は、やっとこ一人前になれた気が…。そんな小さな体験が忘れられない旅でした。初めての海外取材は神紋だったということでも、思い出深いです。

舞台の舞台 -神紋完結記念4-

  • 2009/01/23 08:00

今日は邂逅編の書店さん用配布ペーパーをしこしこ書いてました。手書きなので私の下手な字が丸出しです。ほたか先生のイラストは素敵です。
また大河の話題ですが、時々春日山城の遠景が出るではないですか。見るたび、なんか悪の基地みたいだと思ってしまう私。今にも山が割れて何か出動しそうだ…。

そんなわけで神紋語り第四回。は国内のロケハンの話題でも。
話のメインは東京でしたが、たまに奈良とか修善寺とか宮崎とかに移動しつつ、とどめは函館でした。
奈良はいつも行くところをそのまま舞台にしました。
長谷寺が好きなので、連城とケイがあそこで会えて、しかもドラマCDにもできてよかったです。桜井のミス○はなくなっちゃって残念ですが(猛暑の寺巡り中の水分補給所として命を救ってもらったり、桜井線の乗り継ぎタイムラグに暖をとったりしてました)あのへん昔のバイト先が近かったので、よその土地という気がしません。…の割に桜井線は四両なんて嘘書きましたが…(正確には二両です)ちなみに長谷寺へ行くたびに、連城みたいな文系男子がひとり逍遙してはいないものか、とつい探してしまったことは内緒です。

その連城の家がなんでまた広尾だなんて思い立ったのか全く謎ですが、都心にしては界隈の街路樹が大きくて、私が幼少時住んでた千葉の団地界隈を思い出し、親近感が。ごめん、広尾。でもそこはかとなく昭和五十年代の匂いがする広尾。「黒鍵」での学生時代に住んでた高円寺の街の雰囲気とのギャップが、またいいかと。高円寺は下北沢とはまた違った飾らなさがあっていいですね。中野高円寺阿佐ヶ谷界隈は、若い人々のドリームがある街というイメージです。
榛原邸は「榛原は自然に近い場所を選ぶ」という前提で探した結果、自然教育園の雑木林の裏に。というか地価のこととか私全然考えてなかったたでしょ。カラス多いです。とっても。
私が一番馴染みがあるのはやはり下北沢です。ごちゃごちゃしてますが飲み屋も可愛い店も一緒くたで落ち着きます。夜店みたい、ってケイが言ってましたが、まさに、です。居酒屋とかで生き生きとバイトしてるケイ。実は私、ケイを描くのは演劇シーンの次にバイトシーンが好きでした。
そういえば動物園にも来てましたね。ケイと榛原。榛原は動物園がけっこう癒しの場所だったんじゃないかと思います。いつも言葉言葉言葉で生きてると、言葉を話さないものに癒されると思う。ライオンバスにもぜひ乗って欲しい。にらめっことかして欲しい。

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