Diary

2014年08月の日記

暑中お見舞い申し上げます

  • 2014/08/07 23:33

なかなか日記も更新できず、すみません。
時間の流れが速すぎるんでございます。

さて舞台版ミラージュの準備も、着々と進んでおられるとのご報告をいただく中、
私は家に引きこもって、相変わらず、新作その2の原稿ざんまいです。
夏らしいことも何もしておらず、遅々として進まぬ原稿を前に悪戦苦闘中です。
(新作を執筆中なので、ミラージュの方はたぶん、いまこの時点に限って言えば、世界で一番深く向き合っておられるのは、脚本の西永様と演出の伊勢様、そして辻プロデューサーを始めとするスタッフの皆様ではないかと……。稽古が始まると、役者の皆様が加わっていくのではないかと……)
他の公演などで配られているフライヤーが手元に届いたりするうちに「おお、本当に舞台が近づいてきた」と思って、ドキドキが高まっております。
Twitterのほうなどで進捗状況がわかるつぶやきなど、ツイorRTしていきたいと思いますので、楽しみにしていてください。

さて新作のほうは、序盤の土台固めの最中といったところです。
登場人物たちをどう描くか、という部分で試行錯誤しております。
新作ならではの苦労だなあ、と思います。
昔、かわぐちかいじ先生が「登場人物がどう描かれたがっているか、に耳を傾ける」というようなことを仰ってましたが、まさにそれです。
新作のキャラとは皆、初対面なので、探りあいながら、書いては眺め、書いては眺め……。
そういう対話をひとりひとりとしてると、どうしても時間がかかるわけで。
私の場合、人間像が固まれば、筆が進むので、もう少しかなと。
というわけで、とりとめのない話に終始していますが、無事に書き上がるまで(気が遠くなる)格闘続けたいと思います。
ではでは、短いですが、皆さんもどうぞ熱中症などには気をつけて、
夏を乗り越えていってくださいね!

追加公演のお知らせ

  • 2014/08/22 23:47

こちらでのお知らせが遅くなりましたが、
舞台『炎の蜃気楼 昭和編 夜啼鳥ブルース』の追加公演が決定いたしました。

9月21日(日)18:00開演

チケットが、明日(8月23日)10時より発売いたします。
こちらの追加公演では、役者さんたちによるお見送りがあるとのことです。
ミラージュの登場人物たちに扮した役者の皆さんと間近で会える、またとないチャンスですので、まだチケットを購入されていない方(された方も)
是非この機会に!
以下、トライフルさんの舞台ミラージュ公式ブログから、抜粋です。

******

8月23日(土)AM10:00から販売開始いたします、
追加公演チケットの購入方法をお知らせいたします。

追加公演は9月21日(日)18:00開演となります。

また、この回は終演後にメインキャスト9名による「お見送り」もあります
衣裳を着たキャストさんを間近で見られる貴重な機会をお見逃しなく


以下のプレイガイドより購入いただけます。
※カンフェティのみ通常公演とURLが異なります。
 ご注意ください。


 

ぴあ   0570-02-9999(Pコード:438-379)
      http://pia.jp/t/mirage/

 

ローソン 0570-084-003 (Lコード:38197)

 

 

チケットに関する問い合わせ:オデッセー・03-5444-6966(平日11:00~18:00)
公演に関する問合せ:info@trifle-stage.com


なお、本公演は全公演に必ず当日券をご用意致します。
前売りチケットが完売となっている公演でもご用意します。
ただし、補助席などになる場合もございますのであらかじめご了承ください。
◆当日券の販売は開演の1時間前からとなります。
◆当日券の価格は前売りチケットと同額となります。 
ぜひ当日券もご利用ください!

 

【舞台版ミラージュ】現場にお邪魔してきました(その1)

  • 2014/08/23 18:31

こんにちは。残暑厳しい毎日が続いております。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

さて舞台版ミラージュの開演まで一ヶ月を切りまして、本格的に始動しました。
スチール撮影に引き続きまして、稽古も開始。
稽古場では、毎日ミラージュメンバーの皆さんががんばっておられるかと。
私もご挨拶かねて、スチール撮影現場と顔合わせの席にお邪魔してまいりました。

スチール撮影では、役の衣装に身を包んだキャストの皆さんと、いきなり対面したわけですが、あまりにまぶしくて、一気に夢の世界に飛び込んだかのようでした。
あの……あれです。
やはり「人に見せる(見られる)ことを生業とする方々」というのは、放つオーラも半端ないのですね。
素ですら皆さん、何か放ってる感じなのに、衣装をまとってメイクをして現れた時の、あの放射感。数秒ぽかーんと見入ってしまって、私ただの変な人になってしまいました。光がまぶしすぎてお顔の記憶が飛んでしまうほど。
それともあれは、今まで自分の頭の中にだけあったものが、生身になって現れる衝撃というものでもあったのか。
小説の登場人物は、私の認識の中では生きている存在なのですが、とはいえやはり脳内・意識内のものであって、そういう肉を持たないはずの存在が、目の前に「私」に対する「(俯瞰を許さない)同じ目線の他者」として現れる、というのはなかなかに衝撃でした。
と、同時に私自身が物語の中に飛び込んだ感覚もあり、ちょっと混乱したり。
それらは役者さんの表現力であり、ヘアメイクさんと衣装さんの腕であり、もっといえばキャスティングをした辻プロデューサーの手腕であるわけで。
生きている景虎たちと出会った、という感覚は、本当に舞台ならではだな、と思いました。生身の力。生の力。映像を通してみるものとは違う。
本当にですね、高嶋先生のイラストから抜け出してきたような……という表現がぴったりだと思いました。
衣装なども「このジャケットはラインがやや今風でこっちはもろ昭和三十年代風なんですが、どっちでいきましょう」的なやりとりがあったり、髭の長さを微調整したり、とこだわりが随所に。
私は(時間の関係で)撮影に直接立ち会ったのは、朽木役の増田さんとマリー役の佃井さんの時だったのですが、増田さんは朽木のとんがった感じを荒ぶり系からアンニュイまで。佃井さんは現れた瞬間に場が華やかになり、皆気分は一気にレガーロになりました……。
撮影には立ち会えませんでしたが、景虎(加瀬)役の富田さんと直江(尚紀)役の荒牧さんとも役に扮した姿でご対面。
昭和編はもともとリアルな世界観を心がけていることもあって、余計におふたかたの説得力に圧倒され「本当にこういう方々は現実にありうるんだなあ!」などと妙な感慨を抱きました。文句なくかっこよかったです。
執行役の水谷さんや坂口役の吉田さんともご挨拶させていただきました。
いろいろと高まりました!

さてその時の写真は、舞台ミラージュの公式ブログにもあがってます。
カメラマンさんのセンスもすばらしいので、ぜひ。
たぶん画像だけでも「おお」となると思いますが、生身の威力はその数倍はありますので、ぜひ舞台にも足を運んでください。生ミラージュを堪能してください。

そして、その後、顔合わせのほうにもお邪魔しまして。
そちらのお話はまたそのうち。
いよいよ稽古も始まりました。
これから一ヶ月。キャストとスタッフの皆さんのご健康と御安全を祈りつつ、
よき舞台が生まれますよう期待をこめつつ、楽しみに待ちたいと思います。

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