Diary

2014年04月の日記

『揚羽蝶ブルース』本日発売です。

  • 2014/04/01 23:23

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『炎の蜃気楼 昭和編 揚羽蝶ブルース』(集英社コバルト文庫)本日発売です。
昭和編の第二巻です。年末に出たばかりですが、早くも続きが出ました。
景虎が働く新橋のジャズホール『レガーロ』にて、バンドマンに次々と災難が降りかかります……。執行社長の古い顔なじみ・青木早枝子という女性が事件の鍵を握っているようですが、その裏には、不穏な者たちの陰が。
あの人も登場します。
役者もそろってきて、にぎやかです。
今回は、華やかな芸能業界にまつわるお話ということで、高嶋先生のカバーイラストも、夜の銀座です。ファッション誌の表紙みたいで、素敵です。
よろしくお願いします。

というわけで、帯やコバルトのサイトなどでも発表されているとおり、『炎の蜃気楼 昭和編』が舞台になります。
舞台……! どきどきしますね。
準備も着々と進んでいるようですので、わたしも楽しみです。
詳しい情報は、コバルトの本誌やサイトなどでも今後発表されていくと思いますので、そちらをお待ちくださいませ。

舞台版『炎の蜃気楼 昭和編』

  • 2014/04/11 20:01

こんにちは。今年は思ったよりも桜が長く楽しめて、よかったです。
皆さんはお花見など、なさいましたでしょうか。
(北の皆さんは、これからですね。楽しんでください)

さて、先日発表がありました『炎の蜃気楼 昭和編』の舞台版、詳細が届きましたので、お知らせいたします!(敬称略)

公演タイトル:舞台「炎の蜃気楼昭和編 夜啼鳥ブルース」
公演日程:2014 年 9 月 17 日(水)~9 月 23 日(火・祝)
劇場:シアターサンモール(新宿御苑前)
原作:桑原水菜(集英社コバルト文庫刊)
演出:伊勢直弘
協力:株式会社集英社
制作協力:オデッセー
主催・制作:トライフルエンターテインメント
プロデューサー:辻圭介(トライフルエンターテインメント)
公演に関する問合せ(トライフルエンターテインメント):info@trifle-stage.com
その他の公演の詳細は随時、公式ブログにて発表していきますのでお楽しみに! http://blog.livedoor.jp/mirage_stage2014/

おおお。着々と進んでます。どきどき。
シアターサンモールは煉瓦壁が雰囲気あって、素敵な劇場です。昭和編にはぴったりだと思います。
わたしも一観客として、楽しみにしたいと思います!

有楽町であいましょう(近況)

  • 2014/04/21 19:10

さて、新刊の発売と舞台化のニュースと慌ただしかった四月も後半戦。
今回は近況です。
えー……と、先日、例の新橋もとい有楽町ガード下会を決行してきました。
いのうえさきこ先生とも再会して、担当さんたちとともに。いいですね!新橋有楽町。
ガード下といってもレガーロのあるあたりではなく、有楽町よりの、横丁スタイルな屋台風居酒屋でしたけど、飾らない感じで居心地よく、日本酒もおいしく。
あ、そうそう。いのうえ先生の漫画レポートは、いま出てる雑誌Cobalt5月号に掲載してます。ぜひみてみてください。「最強の壁ドンエリア」にうけました。
例のグランドキャバレー「白いばら」は、昭和のおじさまたちが楽しむお店、という感じで、なつかしいやら、楽しいやら。わくわくしました。
女性客には難度高い感じが一見しますが、ホステスさんたちは気さくで、おしゃべりしてると普通に女子会でした。白一点だったS田編集長はちょっと隅っこでしたけど。
そして、ダンサーの皆さんの美しく引き締まった腹をみて「これをめざせ」と言われているような気分に。……がんばります。
非日常がたくさん詰まってて、テンションあがりました。
銀座界隈は「大人の社交場」で敷居が高いイメージですけど、わたしも普通に行ける年齢になっていたのね……と感慨深かったです。
(あ、ちなみに実際の取材では着物はきてませんよ~。めっちゃ普段着でいきました)

しかし、ミラージュで銀座が舞台になる日が来ようとは。

舞台といえば、舞台版ミラージュは昭和編「夜啼鳥ブルース」がメインになるそうですが、キャストは「夜啼鳥~」にはまだ出ていない人も登場するようですので、楽しみです。
なにやら、とんとんと話が進んでびっくりしてます。
昭和編は舞台映えする要素と雰囲気がある話だと思います。
三十年代の歌とか、聴けるかしら。

そしてわたしはなにを書いているかというと、新作です。時代ものです。
というか、以前ちょろっと日記で触れたものの第二話などを。
取材で横浜や保土ケ谷界隈に行ってきたり。
とにかく「足で稼げ」がモットーのわたし。フットワークは軽くありたい。
こちらも早いところ形にして、お披露目したいと思ってます。

『炎の蜃気楼』完結十周年

  • 2014/04/27 05:49

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今日は、『炎の蜃気楼』の完結巻が出てからちょうど十年目にあたります。
せっかくの記念日ですので、契ワインの「最終巻記念ワイン」を開けることにしました。
こちらのワイン、十年後くらいに飲み頃になるように、と作られたワインでしたので、今こそ飲み時。えいやっと開けてみました。
ミラージュのイメージアルバムで、直江の歌を担当してくださった風雅なおとさんが、ちょうどライブ配信をされてて、その中で偶然にもミラージュの曲を数曲歌ってくださったとのことで、そちらを堪能しながら、ワインも堪能。
本編を書いていた頃の様々なこと、気持ちが鮮やかに思い出されて、胸が熱くなりました。
あの頃は、十年後にまさか昭和編を書いてるなんて、思いもしませんでしたが、新たにこうして別の時代の彼らが書けて、なおかつ舞台化までしていただけるのは、書き手冥利につきます。幸せなことです。
それでも、わたしにとって、やはりミラージュは「本編」だと思います。
自分が「青春」というものを捧げた作品だったと思うからです。
パワーとエネルギーに溢れているけれど、暴れていたり歪つだったり不格好だったり、決して美しく完成された物語などではありませんでした。だから、美化するつもりは全くないのですが、作品というよりも、ひとつの生き物をみるような思いで、今もわたしの体の中に存在しています。
たまに昭和編をやってるのを知った方が「完結したんじゃないの?」とおっしゃっているのを見かけますが、ミラージュは「完結」しています。確かに。
だから「完結十周年」です。
だから、本編の「終」より先のことは、決して書きません。
昭和編は、終わっている物語の、過去を埋める物語だと思っています。
しかし、その「過去」のなんと豊かで芳醇で、物語に溢れていることか!
そういう意味では、いま書いているのは、一種の歴史小説なのかもしれません。
過去を知ることで、現在がまた違った色を帯びたりすることは、珍しいことじゃありません。ひとつの台詞に、違った意味を見いだすこともあると思います。
是非、邂逅編・幕末編・昭和編を読んだ後で、本編を読み返してみてください。
きっとよく知っている世界が、また新たな顔を見せてくれるはずです。

完結十年後の今も、ミラージュを愛してくださる皆さんに、心から感謝いたします。

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