連載第二回、掲載です。
- 2019/12/26 21:22
遅ればせながら、集英社のPR誌『青春と読書』1月号発売しました。
新作『荒野は群青に染まりて』の第二回、掲載しております。
扉絵はRe°(りど)先生。
今回は謎の男・赤城を描いてくださいました。
すてきですので是非!
『荒野は~』は終戦直後から物語が始まりますが、
引き揚げ経験のある方からお話を聞いたり、手記を読んだりしまして、当時のご苦労や時局の混乱ぶりを知れば知るほど、個々の方の思いがずしりと重く、その分、筆も鉛のように重くなって、書き進めるのが難しいと感じたりもしたのですが、
ここから、どうやって前に進んでいったのか、
私自身、筆を通してわずかずつながら体感している気がします。
ある限りの想像力を搾りだしつつ、書き進めていく所存です。
物語はまだ始まったばかり。
『青春と読書』お近くの書店さんで取り扱っていない時は、
定期購読もございます。
(先着200名様に無料贈呈というのもあるようなので、詳しくは集英社文芸HP等をチェックしてみてください)
またWebマガジンCobaltで、試し読みもできます。
よろしくお願いします。
年の瀬も押し迫ってきました。
今年は久しぶりに年末年始がシュラバでして
毎年年末にはまとめの雑感を日記にあげているのですが、
今年は更新できないかもしれません。
今年の仕事は遺跡発掘師シリーズ続編と新作の立ち上げが中心でした。
世界にはまだまだ勉強しなきゃいけないことがたくさんあるな、と
実感した一年でもありました。
12月の前半に波状攻撃みたいに体調がた落ちしてしまったので、
自分を過信せず健康に留意して
来年もがんばっていきたいと思います。
2020年も桑原水菜作品をよろしくお願いいたします!
それでは原稿頑張ります!
良いお年を!