Diary

2008年08月の日記

W発売日です

  • 2008/08/01 21:38

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本日『シュバルツ・ヘルツ―黒い心臓― 神々の脈拍 Vital.B』発売です。
ケヴァンに仕掛けられた遺伝子爆弾を解除させるため、ラムとの結婚を決意する奏。だけどケヴァンには五角門破壊の容疑をかけられてしまいます。一方アイザックはついにルドルフと対面。ヴァルトミュラー家が背負う過去を知ることに…。
アースガルズが閉ざされた理由も明らかにされ、物語はいよいよ核心へ。
十五歳の花婿、がんばってます。

そしてリニューアルした雑誌Cobalt9月号も、同時発売。「炎の蜃気楼 幕末編 獅子喰らう」を掲載。ほたか乱先生の邂逅編ぷちコミックも掲載。←面白いです。直筆イラスト付サイン色紙プレゼントや、ミラージュの全サドラマCDなどもございますので、ぜひ!

今年の榛原Dayは賑やかでいいですね☆ゲッチューおめでと。

本日W発売日

  • 2008/08/12 20:28

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八月入って二度目のW発売日です。

まず『小説b―Boy9月号』(リブレ出版)にて「犠牲獣―五番目の太陽―」掲載です。
古代マヤをモデルにした密林の王国が舞台。去年インカ・マヤ・アステカ展に影響受けて以来一年ほどあたためてきた、生贄をめぐる物語です。性交渉がドラマの軸となる作品ですので、性描写が苦手でない方におススメします。
CUTを担当してくださった佐々木久美子先生(ありがとうございます)の美麗なカラー扉は必見です。挿絵も非常に色っぽくて素敵。バフラム美しい…。こんな王様のいる国は羨ましい…。 ←
来月発売の『b―Boy Phoenix14鬼畜特集』にはサイドストーリー「犠牲獣―名も無き〈対の神〉―」も掲載予定です。例の七日間をバフラムよりの視点で埋めるお話になります。お気に召しましたら、合わせてぜひ。

そして『月刊コミックブレイド アヴァルス9月号』には「イルゲネス ―黒耀の軌跡―」#11掲載です。ついに例の男と遭遇したフォン。島裏にのりこみます。島裏を描かせたらカチル先生の右に出るもの無し。いかがわしいのにどこか淫靡です。ストイックな軍学校と島裏のギャップも見所です。 ← あと、さりげに制服が夏服に変わりました。夏のプラティーンは、ひらひらはないようですv

いやしかし…
佐々木先生の画もカチル先生の画も、色気満点で眼福です。持って生まれたものなのか、育てあげたものなのか。…きっと両方だと思いますが。

…わ、わたしにもこんなセンスがかけらでもあれば…。

もろもろ話

  • 2008/08/13 21:40

「犠牲獣」の舞台となった王国の名前は、実は有名な遺跡のマヤ名なので、どこをモデルにしたかは、調べればすぐわかるかもしれません。が、バフラムは実在の王ではありません。
(よく似た名前の王がパレンケにいたそうですが、そちらとも特に関係はございません)
サクの国は創作です。ちなみに「イクナル」はマヤ語で「風」「場所」というような名前になるかと思います。
ややアステカ的なものも混ざっているところも含めて、
あくまで架空の国ということで。

「イルゲネス」では回想で何度かフォンの両親が出てきていますが、
闇市場に狙われるくらいなので実はすんごい活動をしてたんじゃないかって、疑惑というか噂です。ええと専らごく内輪で……。
夜になると、お母さんはレオタードに身を包み、お父さんは仮面をつけて、夜な夜な島裏を飛び回っていたとかいないとか……。 ←いません。
(…こんな内輪ネタ書いていいんでしょうか;;)
たまにそんなあほ話を交えながら、担当さんとやりとりしています。小説担当Iさんも漫画担当Mさんも素晴らしく行間よみすぎです(笑)

担当編集の方々が、わたしの作品には勿体ないほどの素敵な描き手の先生方をご紹介してくださるおかげで、毎回様々な発見が。とても刺激を受けてます。先生方ありがとうございます。
全部ひっくるめてひとつの作品として読者の皆さんにお届けできたとき、どのような彩りをもって皆さんの心に映るのか。
楽しんでいただければ幸いです。

明日からまた「夏休みのアイザックさん」始めます。

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