Diary

2013年03月の日記

無量第3弾、本日配信開始です。

  • 2013/03/02 08:16

おはようございます。こちらはいいお天気です。
さて本日、電子文芸誌『小説屋Sari-Sari』(角川書店)にて「西原無量のレリック・ファイル」最新作が連載開始です。
タイトルは「まだれいなの十字架」。
宝物発掘師(トレジャー・ディガー)の異名をとる凄腕遺跡発掘員・西原無量の発掘事件簿です。前作、前々作と弥生時代あたりの題材が続きましたが、今回は比較的新しい(といっても数百年前)別の時代を取り上げます。
第一話は例によってのんびりムードですが、次回からはいよいよ派遣先にて事件が。どこに飛ぶかは、小説の中で明かされますので、是非チェックお願いします。
というわけで詳細は以下の通りです。

■電子文芸誌「小説屋Sari-Sari」
毎月2日刊行!
電子書店 BOOK☆WALKERにてお求めください!http://bookwalker.jp/pc/

※この商品は紙の書籍ではなく電子書籍(デジタルコンテンツ)です。閲覧にはiPhone/iPadまたはAndroid OS搭載端末(スマートフォン・タブレット)が必要です。
(注*取り扱っている電子書店さんによってはPC対応のものもあるそうです。よければ探してみてください)

カラー扉は睦月ムンク先生の描き下ろしです!
こんな発掘員が発掘現場にいたら毎日意味もなく通りかかってはガン見しそうです。>無量
よろしくお願い致します!

ps 遅くなりましたが、バレンタインのプレゼントを送ってくださった方ありがとうございました!

イルゲネス最終回です。

  • 2013/03/15 22:28

本日『コミック・アヴァルス』4月号発売日です。
「イルゲネス-偽翼の交響曲-」最終話掲載しております。
馴染み深いキャラクターたちともこれでお別れと思うと淋しくはありますが、最初に小説版が雑誌に掲載されたのが2004年11月ですから、およそ8年半。漫画だけでも2007年から約五年半にわたっての連載でしたので、当初の想定を遙かに超えた長期にわたるおつきあいとなりました。
それもこれも、ご愛読いただいた皆さんのおかげです。ありがとうございました。
漫画版のほうは、小説版に出てくるフォンとジェイクの軍学校時代のお話でした。様々なエピソードを通して「ふたりはこうやって絆を深めてきたのだ」という根幹の部分は充分描けたのではないかと思います。
そのドラマを、作画担当の石据カチル先生の美しい絵で見ることができたのは、とても嬉しいことでした。
また個人的に、作品を通して石据先生が漫画家としてグングン成長されていくのをリアルタイムで目の当たりにすることができたのは、本当にエキサイティングでした。まさに一話ごとに進化する、という感じで、毎月刷り出しが届くのを楽しみにしていたものです。
作画に関しては基本的にはおまかせで、私は後ろのほうから、そっと見守る感じでしたが、ひとりの才能ある作家の成長にこういう形で関われたのは、幸福なことであり、光栄なことでした。

石据先生、大変お疲れさまでした。
どうぞゆっくり休んでくださいね。
そして、ますますのご活躍、楽しみにしております!

彼らのその後は小説版を読んでいただくとして…。
もう少しエスとジャニスのエピソードを描ければよかったのですが……、それはいつか機会がありましたら、ということで。

イルゲネスを愛してくださった皆さん、長い間、本当にありがとうございました!

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