Diary

2007年09月の日記

シュバゲネスまつり3

  • 2007/09/01 04:16

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画像は「燃える湖底のラム(前編)」夢花李先生の描く可愛くもミステリアス・チックなカバーが目印。祝ウッチー表紙初登場この調子で頑張れ!
というわけで新刊いかがでしたでしょうか?

さてシュバゲネス第三回のお題は「共通項」。
両作品の共通点といえば、どちらも「独裁者」が出てくる点です。そもそも私の作品によく出るモチーフではあるのですが(稽古場の独裁者とかマイ・オンリー・なんとかとか)シュバゲネスの独裁者は、比喩でなくモロ政治的な意味。
フォンとアドルフです。
どちらも国家元首。
私の中では(執筆終えて完結してるせいもあってか)フォンのほうがより等身大で人間くさい感じがします。アドルフは少年時代は等身大でしたが、今は結構正体が見えてこないところが不気味でミステリアス。
どちらも親友がいますが、その親友との関係が、ある意味両極。どちらも親友から銃や矢を向けられてますが…。ジェイクは引いてない(←とりあえず今のとこ)、ケヴァンは引いてしまった。
人間性の面からも、フォンとアドルフは似てないと私は思うので、そんなカンジで、似た立場でありながら、まったく違うというもの同士を比べて味わってもらうのも面白いかなと思います。

シュバゲネスまつり4

  • 2007/09/04 17:15

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(Topは今、同時発売中というわけで二作品並んでますが、黒乃先生と夢花先生、おふたりのカバーが並ぶのは、ごっつゴージャスです。すごい)

さてシュバゲネス第四回のお題は「技術力対決」。イルゲネスは、フツーの一般人が人間の遺伝子組み替えを商売にしてる、とんでもないところで、かたやアースガルズは超古代文明の技術をとりいれてたりして、未来vs古代、なカンジです。
どっちがどうとも比べられませんが、その場で組み替え遺伝子情報を肉体に反映させられるという指輪は、とりあえずイルゲネスもビックリ。頑張れ(なにを)
ふと比べてるうちに「もしキャラを交換してみたら…」と想像してみました。
ジェイク→超騎士にフツーにいそうだ
レイ←→奏 レイはザックに守られるまでもなさそう(ザックより強そう…)奏は前出者を狙うどころか懐きそう。
フォン←→アドルフ 何を着せても似合う二人だと思いますが、フォンのカイザー服はともかく兄さんの軍服は正直シャレになりません。
(番外 アンジェ←→ワタルなんかこのふたり、似てる…)

画像は行く夏を惜しんで。

シュバゲネスまつり5

  • 2007/09/05 20:35

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シュバゲネス第五回の御題は「もうちょい膨らませてみよう」。昨日の交換ネタ等、もう少しつっこんでみました。

■ジェイクが超騎士になったら、どこのマイスターになるかと考えてみましたが…フツーに「イルゲニッシュ・マイスター」に落ち着きました。
■レイと奏の「共通項」。そういえば、レイもバイオ・フィギュアのエアリエルに心ひかれてましたが、案外アレは萌えだったんじゃ…。いっそヲタに目覚めて奏とフィギュアで盛り上がっちゃうのはどうでしょう。つか奏と内海がイルゲネスに行ったらバイオ・フィギュアに泣いて喜ぶ。
■アドルフは自分が人造体だと聞かされたとしても、たぶん「へぇ…、それが何か?」くらいにしか思わない…。
■近衛隊と親衛隊ということで、ウルテアにニコラスがかぶった。
■つか、ザックはイルゲネスに行っても街の外れのパン屋さんとかでフツーに働いてそう。
■超騎士の皆さんはうかつに変体すると、闇市場のエージェントに商売物と間違われる…。

うちの近所は台風の大雨が時々凄いです。東の皆さんは気をつけて。

シュバゲネスまつり6

  • 2007/09/07 20:28

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祭りも後半戦です。
第六回の御題は「お花をあげてみよう」。それぞれのキャラに私からあげてみたい花を探してみました。
ザックはやはり、りんどうですが、奏には小さい明るめイエローのひまわり。オレンジ系のガーベラなんかでもイイ。ケヴァンには青系のお花か、かすみ草の花束とかあげてみたい。アドルフには…薔薇といいたいところですが、あまりに「らしい」ので、和で、ぼたんか芍薬か。蓮なんかもいい。曼珠沙華も合う。派手でないと、花の方が食われちゃう。
フォンにはでっかい百合。じゃなかったらサボテンをあげる(話しかけられる)。
そういえば、バスルトの葬儀のシーンの挿絵で、フォンの持つ花がさりげに「あんま弔う気なし」を滲ませてて、フォン的には内心いっそドクダミでもペンペン草でもいい(哀れなバスルト…)ぐらいな。そんなとこがフォンらしいと思った今日この頃。

シュバゲネスまつり7

  • 2007/09/09 09:15

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(本日、さりげにワタルの日。こないだアンジェを引き合いに出しましたが、本当はレイだったりします→鈴村健一さんつながり)

シュバゲネス第七回の御題は「脳と心臓」。昨今の医学の進歩は目覚ましいばかりで、最先端の再生医療などを聞くにつけ、近い将来、移植医療そのものが過去のものと化すのではないかと思います。シュバルツの話の骨格が成立するのも今だけ…なんてことにもなりかねないほど。
シュバルツは人体の神秘が鍵となる物語ですが、対して、生命の暗号総てを手に入れて、神秘すらないのがイルゲネス。…レイたちは作り上げられた脳のもとに人格もあります。
同じ人体を扱っていても切り口は正反対ですが、自分や他者を作り上げているもの、というテーマが両作品の根底にある。
シュバルツが心臓(=心)の物語なら、イルゲネスは脳(=精神)の物語。そんな感じを覚えます。

シュバゲネスまつり8

  • 2007/09/11 22:06

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さっきふと「ザックと豆の木」というフレーズが頭に浮かんだのですが…。畑で枝豆育てるザックが思い浮かびました。
シュバゲネス第八回の御題は「兄さん!」。シュバゲネスに出てくる兄さんはアドルフだけではありません。ジェイクも兄さんですし、今回は内海兄も登場しました。内海兄にはモデルがいます。以前私の担当してくれた美容師さん。かっちょいいのに、休みの日は一人でトイザらスに遊びにいくという面白い方でした。…厚木のお店に行っちゃったので近所の人はそれらしき人をみたらゼヒ(笑)
ジェイクの妹セレナさんは、フォンとはジェイクのことで盛り上がれる者同士。目の前に玉の輿があるのにも気付かず、ひたすら兄の話題で盛り上がるセレナさん。ああ。
ちなみにアランも長男。弟妹いっぱいなんで面倒見はいいハズ。きっとケヴァンを実家につれてきて、おふくろの手料理や家族団欒を味わわせている。ちょっと照れくさい。
それでケヴァンはアドルフに報告したりする。「悪くないな…」みたいな感想つきで。そして翌日兄さん大スキザック見てげんなり…。
それにしても、ザックにとって、奏は兄の心臓をもつ弟だと思うと、なかなか複雑なものがあります。

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