Diary

2013年09月の日記

公式サイト9周年

  • 2013/09/23 00:18

一ヶ月ぶりの更新になります。

本日、桑原水菜公式サイト「mizuna.info」は開設9周年を迎えました。

早いですね。あっというまに9年。年もとるわけです。
日頃のご愛顧に感謝して、記念ノベルを……書こうと当初は思っていたんで
すが、仕事がえらいたてこんでしまいまして、今年も日記の更新だけというていたらくです。
本当に申し訳ありません。
若かった頃は、それでも勢いでちゃっちゃと書けてしまえたのですが、この年になると、なかなかそういうわけにもいかず。なさけなや。
休めている時に書け、という声がきこえますが、ほんとにここ何年かこんな調子ですみません。
(とはいえ、最近は、新刊発売時に書店さんで配布するssのペーパーなど書く機会が増えてるので、前よりもおまけものを書いてる気はしてるのですが……。手に入れられる方は限られてますし)

こちらを更新できない分、今年の終わりぐらいには、新刊や新作がどどっと発表できると思うので、そちらを楽しみにしていてもらえると、ありがたいです。

もちろん、来年は10周年ですので、なにかしら書き下ろしを用意したいと思っています。オールスターとか書けるといいな。

なかなか日記の更新もちょくちょくはできませんが、その分Twitterでは時々つぶやきますので、ちょっとした情報などはそちらを見ていただければ、と思います。topにてどうぞ。

そんなわけで、最近はいろんなところで書いてますので、新刊や雑誌掲載などの情報を一目で見てもらえる場所として、ここがあるのは今更ながら、とてもありがたいです。管理人さん、いつもありがとう。今年はリニューアルもしましたし。

そして、いつも見に来てくださる皆様、本当にありがとうございます。
長~いおつきあいの方も、最近出会ってくださった方も。
桑原ワールドで楽しんでいただけると、うれしいです。
作家生活も気がつけば、23年とかでびっくりしますが、ふと思い出した時に、いつでも作品を手に取ってもらえる、そんなふうにありたいです。世の中はすごいはやさで移り変わりますが、流されることなく、根を据えて、枝を広げていけたらと思います。
この一年も、桑原水菜作品をよろしくお願いいたします。

ということで、さっそくおしらせです。 

9月30日
単行本『まだれいなの十字架 西原無量のレリックファイル』発売 角川書店 

小説屋sari-sariで連載していた無量シリーズ第三弾が、早くも単行本になります。今回の舞台は長崎です。連載したものに加筆修正しております。連載ではページ数の関係で入れられなかったシーンなど、結構ありますので、連載よまれていた方も是非。
よろしくお願いいたします!

藤井咲耶先生の神紋イラスト

  • 2013/09/25 22:05

サイト九周年記念なのに何も更新できず、淋しく思っていたところ、

藤井咲耶先生が『赤の神紋』の描き下ろしイラストを送ってくださいました!

掲載許可をいただきましたので、早速公開いたしました。
「special」の中の「いただきもの」のコーナーにございますので、是非!

10年後の榛原憂月と来宮ワタルです!!
ワタル……!なんて男前に!!

実は以前、藤井先生と「10年後のワタル」談義に花が咲きまして。
きっと身長追い越してる、とか、めちゃめちゃ男前な攻になってる、とか、盛り上がったんですが、本当に描いていただけるなんて、望外の喜びです!
連城も榛原もケイも、実は10年経ってもさほどびっくりするような変化はなさそうですが、ワタルは劇的に成長を遂げたはず。
ワタルはバイリンガルなので、きっと武者修行と称して、海外の舞台をたくさん踏んで鍛えられたものと思われます。
私は、小説書いていても自分のキャラにほれぼれすることは滅多にないんですが、14巻のワタルには、我ながら、ほれぼれします。

そんな感じで神紋の話題が出たついでに。私の書くキャラには何パターンか類型があるかと思うのですが、実は、無量シリーズの忍は、神紋の藤崎と同類項だと思って書いてます。キャラ的に。どこがというと、ふだん穏やかで優しいのに怒るとめっちゃ怖いとことかですけど……。

神紋は、表現をする人々を描いているせいか、編集の方(他社含む)や表現活動をされている方から「好き」だと言ってもらうことが多いのですが、自分自身、たまに読み返すと、いまだに自分の中のもやもやを掬いとられて、叱咤されたり、励みになることもあるので、不思議です。描ききったと思える、幸せな作品です。

よければ是非この機会に読み返してみてくださいね。

藤井先生、このたびは本当にありがとうございました!

ページ移動

  • 最初
  • «
  • 1
  • »
  • 最終