Diary

新刊『人魚島』発売日

  • 2016/02/19 03:49

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二月に入って陽気に春を感じるようになりました。
まだまだ寒いですけど、春は近づいてますね。

本日、新刊『人魚島』(リブレ出版)発売日です。
イラストは、雑誌掲載の時からお世話になっております石田要先生です。

人魚伝説の残る火山島が舞台。
主人公アレックスは、レンジャーガイドを務めるスライという名の青年と出会います。
海を恐れ、海水に触れるとやけどするというスライには、ある秘密が……。
謎めいた島での男たちの儀式、仕事でアレックスを陥れたバイスなる男をめぐる因縁と愛憎の中で、彼らの運命が動く時が迫ります。
「人魚姫」をモチーフに、サスペンスあり、ロマンあり。
非日常感を味わっていただけるとうれしいです。-

四六判ソフトカバーの単行本になります。
本編は雑誌掲載(小説b-BOY2013年3月号)のものに加筆修正を加えております。
単行本化にあたり、書き下ろし番外編を二編加えました。

カラー扉とピンナップつきで、石田先生の美しいイラストが堪能できます。
素敵な一冊になったと思いますので、是非お手にとってみてくださいね。

新刊のお知らせ

  • 2016/01/26 17:59

冷蔵庫の中にいるような寒さが続いてますが、皆さんいかがお過ごしですか。
私はあまりの寒さに取材を一日延ばしてしまいました。
こんなことではいけない!
強く立ち向かっていきたいと思います。笑

【新刊の予定】
2月19日 『人魚島』(リブレ出版) イラスト/石田要先生

三年ほど前に『小説b-BOY』さんで書かせていただいた読み切りに、二編ほど番外編を加えました。
南の火山島を舞台にした物語です。謎めいた青年や謎めいた儀式、人魚伝説などなど、ミステリアスなお話になったかと。
イラストの石田要先生が、カバーイラストと挿絵をそれぞれ描き下ろしてくださいました。とても素敵なので、是非お手にとってみてください。
四六判サイズになります。

そして『小説b-BOY』さんでも久しぶりに読み切りを書かせていただきます。
そちらは三月発売です。

さてそうこうしているあいだに昭和編の新刊の発売日が近づいてきました。
今年最初の一冊、よろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます。2016

  • 2016/01/03 19:04

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あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。

皆様、お正月いかがお過ごしですか。
私は年末年始は仕事です。(お仕事の皆さん、一緒にがんばりましょう)
それでも元旦は家族と過ごせました。原稿してましたけど。

この一年も健康に留意して、目の前の〆切に立ち向かいつつ、
皆さんに面白い作品を届けられるように、
精進しつつ頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

あ、新年早々、訂正をひとつ。
去年発行した無量シリーズの文庫は二冊でしたね。
間違えちゃいました。すみません。

コメント欄をお正月の間だけ開けておきますので、
お正月メッセージがございましたら、是非。
Twitterのリプもありがたく拝見しております。
いつも応援ありがとうございます。
皆様にとって良き一年となりますよう。

※1月11日追記
コメント欄に書き込みしてくださった皆さん、ありがとうございました!
大事に読ませてもらいました。
温かいメッセージ、熱いメッセージ……、大変嬉しく思います。
執筆の励みにさせてもらいますね。
ご期待に添えるよう、2016年も頑張ります。
よろしくお願いいたします!

(お正月が終わりましたので、コメント欄は閉めさせていただきますね)

新刊のお知らせ&良いお年を!

  • 2015/12/30 22:42

日記のほうではすっかりご無沙汰になってしまいました。
なかなか更新できなくてすみません。
『カサンドラ』裏話なども日記でまとめたいのですが、Twitterのほうでちょこちょことは触れてますので、よければ、そちらを見てみてくださいませ。
気がつけば、あっというまに今年も終わりということで……!
急いで今年最後の更新です。

【新刊の予定】
2016年1月29日 『炎の蜃気楼 昭和編 無頼星ブルース』(集英社コバルト文庫)

2016年最初の一冊は、昭和編です。前巻『夜叉衆ブギウギ』が番外編集だったので、久しぶりの本編の続きになります。

◆『遺跡発掘師は笑わない』シリーズ(文庫版西原無量シリーズ)三冊。
◆『昭和編』二冊。
◆単行本『カサンドラ』
◆アンソロジー『鬼恋』

と全部で七冊発行されました。
更にデビュー25周年ということで、雑誌Cobaltなどでもとても盛大に御祝いをしていただきました。私には勿体ないほど豪華な内容で、永久保存版になりました。
そして舞台『炎の蜃気楼 昭和編』の続演もあり、本当に充実の一年だったと思います。シアター1010を埋めた光景、忘れません。そして舞台の皆さんと読者の皆さんとお世話になった皆様にて「ミラージュ25周年お誕生会」御祝いしていただけて、こんなに幸せなことはありませんでした。
人間地道にこつこつひとつのことを続けていくと、時にこんなにも素敵な出来事に出会えるのだなあと、すべての巡り合わせにひたすら感謝の念を深くするばかりです。
皆さんからいただいた応援の声、それを糧に、いただいた贈り物を更に大きなものにしてお返しできるように、来年も日々邁進していきたいと思います。
ひとつひとつの積み重ねが、大きな力になるんだと、教えていただいた一年でした。

この一年お世話になった皆様、
本当にありがとうございました。

引き続き、年末年始は原稿三昧で頑張りたいと思います。
皆様、良いお年をお迎えくださいませ!

単行本『カサンドラ』本日発売

  • 2015/11/02 22:13

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あっというまに11月になりました。
25年前の今日はミラージュの第一巻が発売された日。
桑原水菜文庫デビューの日でございました。
その25年後にあたる今日、新刊『カサンドラ』(角川書店)発売です!

単発の小説としては初めてのハードカバーになりました。
中身も二段組みで、ページ数以上の読み応えがあるかと。

舞台は昭和28年。横浜港を一隻の豪華客船が出航します。
しかし、その客船は大きな秘密を抱えていました。
そこに大臣の護衛として乗り込んだ主人公の入江秀作は、暗号名「カサンドラ」なるものの流出を食い止めるため、スパイの暗殺をもくろむのですが……。

他の作品を手がけながら、執筆に丸一年。
なんとか無事、一冊の本になりました。
男たちの熱い闘いが繰り広げられます。
ぜひ。

装画は影山徹先生です。
影山先生は数多くの文芸系の装画を手がけていらっしゃいますが、中でも船を描くことにかけては名手の中の名手。今回のカバーもとても美しいアグライア号を描いてくださいました。この手描きでしか出せない深みを是非、ご堪能ください。
影山先生ありがとうございました!
(しかも舞台まで観に来ていただき、ありがとうございました!)

25年目の桑原水菜を是非、読んでやってくださいね。

※画像は、クリックすると大きいサイズでみることができます

 

舞台も無事終わりまして…その4(終)

  • 2015/10/22 03:47

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(簡潔にまとめるつもりだったのが、どんどん、どんどん長く……。長くなりすぎましたので読める方だけ読んでください)

でもこんなに長く書けるのも、書けるだけのエネルギーを舞台から受けたからであり。
素晴らしいスタッフワークに支えられていたからこそで。
たくさんのプロの皆さんがつぎ込むエネルギーがひとつとなり、集合体として現れる舞台は、しかも限られた時、その時にしか現れない。幕がおりれば消えてしまう。
その力強さとはかなさが、私が舞台に惹かれてやまない理由でもあります。
前にも書いたけど、これこそまさに「炎の蜃気楼」
舞台とは現象であるという意味で、命と同じなんだろうなと思います。

脚本の西永様。あのボリュームの物語を限られた場限られた尺で形にするのは、大変な作業だったと思います。私以上に把握しているのではないかと。ありがとうございました!
演出助手の矢本様。この現場でのミラージュ王。矢本さんがいれば安心。矢本さんバンザイ。演出助手として現場にも精通し物語にも精通し。陰のMVPです!
ヘアメイクチームの皆様。スーパー三人の魔法使い。キャラ再現というレベルを超えて生身の人間としての魅力を引き出す技術に何度も瞠目しました。今回は私にも魔法をかけてくれてありがとう。
衣装チームの皆様。楽屋で衣装の手入れをずっとずっとされてるお仕事ぶり拝見して、縁の下の力持ちとはこのことだと思いました。お誕生会で舞台袖に出る時「先生、素敵ですよ」と一言魔法をかけてくれたのが忘れられません。
トライフルの小川さん、清水さん。いつもロビーや楽屋で明るく迎えてくれてありがとう。お忙しい中ありがとう。おふたりとのやりとり、ほっとします。ありがとう。

舞台監督の横川様はじめ、美術・音響・照明・映像……たくさんのたくさんのスタッフの皆様に感謝し、御礼申し上げます。

そして最後の最後に。
辻圭介プロデューサー。
辻さんの「作品を愛して大切にする姿勢」そして「それを形にする姿勢」。
商業という現場では、そうは思っていてもできない事情、様々な事情に阻まれて、時に一番大事に思っていた物も見失ったり手放したりすることも少なくない。それに囚われるあまり、現実の世界では生き残れなくなることだってある。
そんな厳しい世界で、心を守り通して、何かを生み出していくのは、本当に困難なことだと感じます。
そういうものと闘いながら、現実にしていく。その実現力。
ついつい頭でっかちになりがちな作家は、大変刺激を受けました。
お誕生会のあとの帰り道、私が「今日が人生のピークかも」なんて言ったら「まだまだこんなもんじゃないですよ。こんなのは序盤です。もっとすごいものを見せます」と仰った辻さん。
こんなこと、ふつう言えません。はったりだって言えません。
もっとすごいもの、もっとおもしろいものをお客様に見せたい。その気持ちが原動力なんですね。
実現するために行動する。その情熱に、私も夢を見ています。
本当にありがとう。

たくさんの方々との絆を深めたこの舞台は、
ありがたいことに、私の人生最愛の舞台となりました。
一緒に観てくれた皆さん、本当にありがとうございました。

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