Diary

あけましておめでとうございます。2016

  • 2016/01/03 19:04

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あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。

皆様、お正月いかがお過ごしですか。
私は年末年始は仕事です。(お仕事の皆さん、一緒にがんばりましょう)
それでも元旦は家族と過ごせました。原稿してましたけど。

この一年も健康に留意して、目の前の〆切に立ち向かいつつ、
皆さんに面白い作品を届けられるように、
精進しつつ頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

あ、新年早々、訂正をひとつ。
去年発行した無量シリーズの文庫は二冊でしたね。
間違えちゃいました。すみません。

コメント欄をお正月の間だけ開けておきますので、
お正月メッセージがございましたら、是非。
Twitterのリプもありがたく拝見しております。
いつも応援ありがとうございます。
皆様にとって良き一年となりますよう。

※1月11日追記
コメント欄に書き込みしてくださった皆さん、ありがとうございました!
大事に読ませてもらいました。
温かいメッセージ、熱いメッセージ……、大変嬉しく思います。
執筆の励みにさせてもらいますね。
ご期待に添えるよう、2016年も頑張ります。
よろしくお願いいたします!

(お正月が終わりましたので、コメント欄は閉めさせていただきますね)

新刊のお知らせ&良いお年を!

  • 2015/12/30 22:42

日記のほうではすっかりご無沙汰になってしまいました。
なかなか更新できなくてすみません。
『カサンドラ』裏話なども日記でまとめたいのですが、Twitterのほうでちょこちょことは触れてますので、よければ、そちらを見てみてくださいませ。
気がつけば、あっというまに今年も終わりということで……!
急いで今年最後の更新です。

【新刊の予定】
2016年1月29日 『炎の蜃気楼 昭和編 無頼星ブルース』(集英社コバルト文庫)

2016年最初の一冊は、昭和編です。前巻『夜叉衆ブギウギ』が番外編集だったので、久しぶりの本編の続きになります。

◆『遺跡発掘師は笑わない』シリーズ(文庫版西原無量シリーズ)三冊。
◆『昭和編』二冊。
◆単行本『カサンドラ』
◆アンソロジー『鬼恋』

と全部で七冊発行されました。
更にデビュー25周年ということで、雑誌Cobaltなどでもとても盛大に御祝いをしていただきました。私には勿体ないほど豪華な内容で、永久保存版になりました。
そして舞台『炎の蜃気楼 昭和編』の続演もあり、本当に充実の一年だったと思います。シアター1010を埋めた光景、忘れません。そして舞台の皆さんと読者の皆さんとお世話になった皆様にて「ミラージュ25周年お誕生会」御祝いしていただけて、こんなに幸せなことはありませんでした。
人間地道にこつこつひとつのことを続けていくと、時にこんなにも素敵な出来事に出会えるのだなあと、すべての巡り合わせにひたすら感謝の念を深くするばかりです。
皆さんからいただいた応援の声、それを糧に、いただいた贈り物を更に大きなものにしてお返しできるように、来年も日々邁進していきたいと思います。
ひとつひとつの積み重ねが、大きな力になるんだと、教えていただいた一年でした。

この一年お世話になった皆様、
本当にありがとうございました。

引き続き、年末年始は原稿三昧で頑張りたいと思います。
皆様、良いお年をお迎えくださいませ!

単行本『カサンドラ』本日発売

  • 2015/11/02 22:13

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あっというまに11月になりました。
25年前の今日はミラージュの第一巻が発売された日。
桑原水菜文庫デビューの日でございました。
その25年後にあたる今日、新刊『カサンドラ』(角川書店)発売です!

単発の小説としては初めてのハードカバーになりました。
中身も二段組みで、ページ数以上の読み応えがあるかと。

舞台は昭和28年。横浜港を一隻の豪華客船が出航します。
しかし、その客船は大きな秘密を抱えていました。
そこに大臣の護衛として乗り込んだ主人公の入江秀作は、暗号名「カサンドラ」なるものの流出を食い止めるため、スパイの暗殺をもくろむのですが……。

他の作品を手がけながら、執筆に丸一年。
なんとか無事、一冊の本になりました。
男たちの熱い闘いが繰り広げられます。
ぜひ。

装画は影山徹先生です。
影山先生は数多くの文芸系の装画を手がけていらっしゃいますが、中でも船を描くことにかけては名手の中の名手。今回のカバーもとても美しいアグライア号を描いてくださいました。この手描きでしか出せない深みを是非、ご堪能ください。
影山先生ありがとうございました!
(しかも舞台まで観に来ていただき、ありがとうございました!)

25年目の桑原水菜を是非、読んでやってくださいね。

※画像は、クリックすると大きいサイズでみることができます

 

舞台も無事終わりまして…その4(終)

  • 2015/10/22 03:47

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(簡潔にまとめるつもりだったのが、どんどん、どんどん長く……。長くなりすぎましたので読める方だけ読んでください)

でもこんなに長く書けるのも、書けるだけのエネルギーを舞台から受けたからであり。
素晴らしいスタッフワークに支えられていたからこそで。
たくさんのプロの皆さんがつぎ込むエネルギーがひとつとなり、集合体として現れる舞台は、しかも限られた時、その時にしか現れない。幕がおりれば消えてしまう。
その力強さとはかなさが、私が舞台に惹かれてやまない理由でもあります。
前にも書いたけど、これこそまさに「炎の蜃気楼」
舞台とは現象であるという意味で、命と同じなんだろうなと思います。

脚本の西永様。あのボリュームの物語を限られた場限られた尺で形にするのは、大変な作業だったと思います。私以上に把握しているのではないかと。ありがとうございました!
演出助手の矢本様。この現場でのミラージュ王。矢本さんがいれば安心。矢本さんバンザイ。演出助手として現場にも精通し物語にも精通し。陰のMVPです!
ヘアメイクチームの皆様。スーパー三人の魔法使い。キャラ再現というレベルを超えて生身の人間としての魅力を引き出す技術に何度も瞠目しました。今回は私にも魔法をかけてくれてありがとう。
衣装チームの皆様。楽屋で衣装の手入れをずっとずっとされてるお仕事ぶり拝見して、縁の下の力持ちとはこのことだと思いました。お誕生会で舞台袖に出る時「先生、素敵ですよ」と一言魔法をかけてくれたのが忘れられません。
トライフルの小川さん、清水さん。いつもロビーや楽屋で明るく迎えてくれてありがとう。お忙しい中ありがとう。おふたりとのやりとり、ほっとします。ありがとう。

舞台監督の横川様はじめ、美術・音響・照明・映像……たくさんのたくさんのスタッフの皆様に感謝し、御礼申し上げます。

そして最後の最後に。
辻圭介プロデューサー。
辻さんの「作品を愛して大切にする姿勢」そして「それを形にする姿勢」。
商業という現場では、そうは思っていてもできない事情、様々な事情に阻まれて、時に一番大事に思っていた物も見失ったり手放したりすることも少なくない。それに囚われるあまり、現実の世界では生き残れなくなることだってある。
そんな厳しい世界で、心を守り通して、何かを生み出していくのは、本当に困難なことだと感じます。
そういうものと闘いながら、現実にしていく。その実現力。
ついつい頭でっかちになりがちな作家は、大変刺激を受けました。
お誕生会のあとの帰り道、私が「今日が人生のピークかも」なんて言ったら「まだまだこんなもんじゃないですよ。こんなのは序盤です。もっとすごいものを見せます」と仰った辻さん。
こんなこと、ふつう言えません。はったりだって言えません。
もっとすごいもの、もっとおもしろいものをお客様に見せたい。その気持ちが原動力なんですね。
実現するために行動する。その情熱に、私も夢を見ています。
本当にありがとう。

たくさんの方々との絆を深めたこの舞台は、
ありがたいことに、私の人生最愛の舞台となりました。
一緒に観てくれた皆さん、本当にありがとうございました。

舞台も無事終わりまして…(その3)

  • 2015/10/22 02:52

レギュラーメンバーの安定感。
マリー役の佃井皆美さん。そう長くはない稽古期間でラストの生歌を披露しなければならないという大役に物凄いプレッシャーを感じて取り組んでおられた姿が今も目に。ようやくいつもの弾けるような笑顔が見れた時は私もほっとしました。
色部役の笠原紳司さん。とにかく大黒柱感に溢れてました。夜叉衆が状況に振り回される中で色部さんが物事の要点を捉え、伝わりやすく伝えてくれる。物語の緩急をさばいてくれる。その頼もしさったらなかったです。

そして織田勢力。
朽木(信長)役の増田裕生さん。出番こそ前回より少なかったのですが、要所要所のインパクトが。元祖演じ分けの王。今回はクライマックスでの信長の心情変化が見せ場でした。野望者としての信長、朽木、舅としての信長。それらの心の動きを短い時間に凝縮する底力、圧巻でした。
ハンドウ(蘭丸)役の林修司さん。今回は対立構図が明確になった分、敵役としての存在感がより求められたかと思うのですが、時に怪しく時に不気味に時にまっすぐと。殿とともにある唯一の臣下として怪演してくださいました。トークでの面白さも抜群!

美奈子役の今出舞さん。美奈子も出番は前半だけだったのですが、ウェディングドレスで革命を弾く姿が雄々しかった(!)です。恋をしてはならない身で初めて恋を知った美奈子に寄り添い「普通の女の子なんだなあ」と仰ってた舞さん。この一年で女優として成長した姿が見られ、頼もしかったです。
しめは執行社長役の水谷あつしさん。レガーロが皆の帰っていく場所だというのは、やはり社長の懐の深さのおかげなんだな、と深く実感。重くなりがちな空気を軽やかにしてくれる社長の、人生経験に裏付けされた余裕は、水谷さんだからこそ。私もほっとしてしまいました。

舞台も無事終わりまして…(その2)

  • 2015/10/22 02:27

そして今回から新たに加わったレギュラーメンバー。

安田長秀役の藤本涼さんと高坂弾正役の富田健太郎さん。
おふたりとも大変なプレッシャーの中、手探りで役作りを必死になされている姿をお見受けし、適宜助言などさせてもらいながら応援しておりました。そのおふたりが突然「化けた!」と感じたのは、本番数日前。
何か確信を得る瞬間があったのだろうなと思います。そこからは自在。
長秀の長秀感(!)高坂の高坂感(!)……脱帽しました。
もっともっと観ていたいと思った。実に興奮しました。

また特筆すべきは、前回に引き続き殺陣衆に入っておられたお三方。
ゴールデン街のママ役の中野高志さん、八海役の遠藤誠さん、マサ役の湯浅雅恭さん。
中野ママ…衝撃的でした。でも実はとても大事なシーンでして、そういう荷を背負いつつのママという役どころを、中野さんは真摯に取り組んでくださいました。
このシーンの内容。当初はレガーロだけのやりとりだったんですが、私がどうしてもひとつの場面として見せたいと要望し、ママ役が急遽必要となって中野さんに。大正解でした。
ミラージュではおなじみの八海。遠藤さんの八海はとても有能感に溢れ、頼もしさ満点でした。「ああ、このひとがいたから夜叉衆なんとかなってるんだ!」と心から納得。打ち上げの席でサラダをとりわけする姿すら八海でした!
そしてマサ。とうとう原作にまで登場してしまったマサさん。執行社長にもかわいがられている姿がレガーロ名物でしたが、今回ナッツ投入で先輩格に!もはやマサの姿がないレガーロはレガーロではないくらいに印象的でした。

そのお三方に加え、新たに加わった殺陣衆の菅原健志さん、小笠原竜哉さん、北村海さん。怨霊もちんぴらも操られた一般市民もレガーロの客も、そして舞台転換も、八面六臂どころの騒ぎではない大活躍ぶり。小笠原さんが「夜叉衆に調伏される興奮をおぼえつつ、そのかっこいい姿を間近にみてしびれる」と語っておられて、私も調伏されたいと思いました!

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