Diary

新刊、本日発売日

  • 2022/08/24 21:51

1052.jpg

新刊『遺跡発掘師は笑わない 榛名山の眠れる神』角川文庫
(装画 睦月ムンク先生)
本日発売しました!


群馬・榛名山編の後編です。
発掘現場で出土した「徳川埋蔵金」らしき千両箱から始まる事件。
忍と萌絵が不在の中、〈鬼の手〉を失った無量は九鈴鏡を探し出せるのか。
謎の集団・強心隊の正体とは?

大変お待たせしました。今回は前後編になりまして、その分、しっかりお話のほうも深掘りできたのではないかと思います。
元走り屋たちの発掘会社・棟方組の面々が個性豊かなので、書いてて楽しかったです。遺跡発掘&スピードの世界という異色の取り合わせになりました。
あと群馬県は私の半分ルーツの土地でもあり、なじみのある土地の、知らなかった歴史をたくさん発見できたことも、書いていてワクワクしました。
親戚をモデルにした登場人物なんかもいます(叔父さんありがとう)。
物語としても、無量の〈鬼の手〉が消失してしまうという、大変な局面での無量や萌絵たちの心の動きが読みどころでもあります。
間二ヶ月というスケジュールの執筆は、なかなか痺れましたが、書き切れてよかった。

睦月先生の手がけたカバーイラストは、前後編で一枚絵になる仕様です。
後編のメインはアンニュイな忍ちゃん。相変わらずスマホが似合う男。単巻でカバーに無量がいないのは初めてですね。
ミゲルとさくらがカバー初登場、かわいいとオラオラのいいコンビ。
ご購入いただけましたら、ぜひ二冊並べてお楽しみください。

未読の方も、いまなら一気読みできますので、ぜひ前後編合わせてお手にとってみてくださいませ。(前編は重版いただきました)

地元の紀伊國屋書店前橋店様ではサイン本も扱ってくださってます。
前編に引き続き、素敵なディスプレー、ありがとうございます!
お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね。

仕事が一息ついたら、伊香保温泉につかりにいきたいです!

ページ移動

キーワード検索

新着画像

Feed