Diary

地酒列車に乗って

  • 2014/03/23 18:22

ふだんは行き先を掲げるのですが、今日は徳利とおちょこ。

お久しぶりでございます!お彼岸を過ぎてすっかり春の日差しですね。
無事新刊の作業も終わりまして、あとは出るのを待つばかりとなりました。
『炎の蜃気楼 昭和編 揚羽蝶ブルース』4月1日発売です。

さて、今回は友人夫妻に誘っていただいて、多摩モノレールの地酒列車なるイベントに参加してきました。
モノレールに乗りながら、東京の蔵元さんの日本酒を利き酒して楽しむ、というもので、日本酒好きにはなんともたまらん素敵イベント。車両を全部貸し切りにして呑みまくる、なんて、まるで夢のような列車です!(一応、あくまで利き酒で、飲み放題ではありません……とのことです)
ホームに入ってきたモノレールの車内にずらりと日本酒が並んでいるのを見た時は、否応なくテンションあがりました。うぎゃー。酒がたくさんモノレールに乗って入ってきた~ってかんじ。あんなにテンションだだあがりする列車の入線、みたことがないです。
乗り込むと、ちゃんと、おつまみがひとりずつ用意してあり、利き酒おちょこが。
出発と同時に「かんぱい」となり、目の前のお酒たちをちょっとずつ、いただきます。
画像は、「地酒列車」のスペシャル表示。ちなみにこのあと、とっくりがならぶ表示になります。(続きます)

新刊のお知らせとかとか。

  • 2014/03/04 17:28

四年に一度の冬の祭り。ソチ・オリンピック。楽しませてもらいました。
ウィンタースポーツはスピード感があるものがたくさんあって、楽しいですね。つい途切れる間もなく見てしまうのが、危険です。年々競技が面白くなっているような。
フィギュアスケートも熱かったですね。プルシェンコに切なくなり、羽生君に歓喜し、真央ちゃんに胸熱し、高橋君に萌え……。ドラマがぎゅっと詰まってましたね。そして相変わらず、鈴木明子さんの笑顔はひとを幸せにする笑顔だなあ……とほっこりしました。
あと三浦豪太さんの「ミニ情報」つきの解説がおかしくて。地道な取材って大事だなと思いました。
次はパラリンピックですね。こちらも楽しみです。

さて、新刊のお知らせが出ました。

4月1日 『炎の蜃気楼 昭和編 揚羽蝶ブルース』(コバルト文庫)

ただいま絶賛シュラバ中です。がんばります。
雑誌Cobalt5月号の企画で、昭和編の香りを求めて、浅草・銀座界隈を、漫画家のいのうえさきこ先生と一緒に歩いてきました。大変充実濃密でした!
その時の様子を漫画レポートしてくださるそうですので、こちらも楽しみにしていてくださいませ。
それではまた落ち着いたら浮上します~。

お伊勢まいりにいってきました2

  • 2014/02/13 01:42

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(続きです)
さて伊勢から近鉄特急で桜井駅へ。
年に一度は来ている感のある桜井界隈ですが、今回は「伊勢→三輪山」コースをやってみたくてですね。大神神社も(伊勢神宮ほどではないですが)参拝客が結構いて、お正月のにぎわいの余韻が……。
ひととおり参拝して、その足で、山辺の道を歩き、桧原(ひばら)神社に向かいました。
桧原神社……「元伊勢」とも呼ばれてまして、昔、崇神天皇がもともと宮中でまつっていた天照大神を外へ遷すことにしたそうなんですが、その場所「倭笠縫邑」はここ、といわれてるそうです(場所は諸説あります)。

その後、さらに遷ることになって伊勢に至るんですが、その御杖代となった倭姫命は、はるか琵琶湖のほうを、ぐるーとまわって伊勢にたどりついた、と伝わってるのを思うと、特急で山をぶちぬいて正味一時間半ほどで着いてしまえるのが、なにやら申し訳ない気も……。

そんな由来のところなので、ご朱印帳の見開きで、伊勢神宮のとなりに、ぜひ並べたかったという。
さほど広くはないけれど、すがすがしい雰囲気の神社です。
実は、西原無量シリーズの一巻目(「ほうらいの海翡翠」)で舞台になりました。無量と忍がきています。ここの近くに茅原大墓古墳があって、当時発掘をしていたので、作中の遺跡のモデルにもさせてもらいました。
前回訪れた時は、雪がちらついてましたが、今回は青空で、さわやかでした。
途中、お店で食べたぜんざいがおいしかったです。体に沁みた。あったまりました。

桜井市埋蔵文化財センターでやってる箸墓の特別展示をみたかったのですが、……休館日でした(またやってしまった)。
でも、念願をかなえられて満足しました。

画像は、桧原神社の鳥居から望む二上山。

お伊勢まいりにいってきました

  • 2014/02/02 19:50

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今年一本目の原稿も無事あがりまして、二本目に取りかかっております。
先月は、久しぶりに伊勢神宮におまいりしてきました。
一月であることと、式年遷宮(ご正殿のお引っ越しは終わりましたが、神宮には他にもたくさんお社があるので、まだ続いているとのお話です)で参拝が増えていることもあってか、大変賑わっておりました。
実は十年ぶりくらいでして。
本編のラストにあたる「伊勢編」の取材で訪れたっきりでした。
駅から外宮をつなぐ参道が広く新しくなっていたり、おかげ町の食べ歩きが充実してたり……と往年の「お伊勢参り」で旅人たちが味わったであろうウキウキ感があって、前回よりも楽しかったです。
遷宮したばかりの新しいご正殿は、まだ檜の香りがしていて、なんともすがすがしい気分でおまいりできました。
衛士さんの冬服は、相変わらず素敵。あの黒コートが素敵。
ちなみに内宮の境内には、にわとりが放し飼いされているんですが、ひとの多さにまぎれて、めんどりが参集殿に入ってしまいまして……。売店の上にいい感じに止まり木になりそうな梁があったのを見つけたらしく、そこに飛び乗ってしまうというハプニングが。
巫女さんが慌てて払い落とし(笑)にかかってましたが、にわとりって思いの外、高くとぶんだな……と感心しました。
ミラージュの伊勢編は大詰めで、いまだに執筆してた当時を思い出すと、胃のあたりがつらくなるんですが、十年経ってそれも(多少は)よい思い出になってきたように思えます。
翌日は、近鉄特急に乗って奈良へ。
三輪山へ行ってきました。
長くなりましたので、続きはまた次回。

冬のミラージュ祭、応募はお早めに。

  • 2014/01/24 03:31

さて。今年はこちらの日記の方もちゃんと更新したいな……と思いながら、また間が空いてしまいました。
近況報告など。

昭和編を書くようになってから、よく本編を見返すのですが、気分をあげるための助けになってくれるのが、数々のメディアミックスです。
(というわけで、Twitterのまとめみたいになっちゃいますが)

大河ドラマに荒木村重が出てると聞き及んで「みなぎわの反逆者」のOVAを久しぶりに見ました。おかげで私の中で村重が熱いです。……何度目でしょう(笑)
(前にも書いたかもしれませんが)OVA「みなぎわ」は原作以上に、綾子姉さんと村重が束の間、心を通わすという部分をとても丁寧に描いてくださったので、切なさが胸に迫りますね(しかも村重ビジュアルが男前)。
綾子姉さんと慎太郎さん、村重とだし。お互いの想いが交錯してぐっときます。
わたし的には、村重(と慎太郎さん)役を郷田ほづみさんが演じてくださったのが、サプライズ的にうれしくてですね。郷田さんといえば、わたしの中では真っ先に「装甲騎兵ボトムズ」のキリコですよ! 打ち上げでお会いできた時は「うはあ」と舞い上がりました。
アクションシーンもたぎりますね。天狗たちとかかわいいし……室井監督とスタッフの皆さん、その節は本当にありがとうございました。
みなぎわは、サントラも気に入っていて最近またよく聴いてます。
昭和編始まった機会に、皆さんもぜひまた見たり聞いたりしてみてください。

というわけで、わたしはいま何をしているかと言いますと、新作を手がけてます。時代ものです。初めてお仕事する出版社さんですので、緊張しておりますが、よい形に仕上げられたら、と。
昭和編のほうは、続きは春頃です。あまりお待たせせずにすむかと。
一巻は重版かかった分がそろそろできあがるので、本日あたりから店頭などでも見つけてもらえるようになるのではないかと。
冬のミラージュ祭り、応募〆切は今月末ですので、まだの方はどうぞお早めに。

お正月気分も……

  • 2014/01/12 23:22

どんど焼が終わると、さすがにお正月気分も消えて、日常に戻る気がしますね。
コメント欄にお正月メッセージをくださった皆さん、ありがとうございました!
本のご感想も。大変うれしかったです。
すべて一年の活力にさせていただきます!
(※コメントの受付は終了しました)

昭和編もおかげさまで良いスタートが切れた模様です。
さっそく重版もかかりまして、編集部の方々も喜んでくれています。これも皆様のおかげと感謝しております。
なかなか店頭で見つからない、という方もいらっしゃるかと思いますが、もうしばらくお待ちくださいね(ご注文していただければ間違いないかと)。
冬のミラージュ祭(小冊子の全員サービス)は〆切が今月いっぱい(1/31)なので、申し込みはどうぞお早めに。

真冬のミラージュ祭については、webコバルトをごらんくださいませ。http://cobalt.shueisha.co.jp/fair/mirage/


中にはミラージュはごぶさた……な方もいらっしゃると思います。
懐かしいご友人などにもこの機会に是非「昭和編が始まったよ~」と知らせてもらえると、私もうれしいですし、旧交を温めるきっかけに……なるといいなと思います!(笑)
読んで、もし面白かったら、是非。

まだちょっとネタバレは控えますので、内容については触れませんが、
雑誌Cobalt1月号のふろくのほうで、キャラデザの名前が「???」になってた人の正体も、新刊読んでもらえれば判明すると思います。
雑誌Cobaltも発売中ですので、あわせてどうぞ。

webコバルト「昭和編 夜啼鳥ブルース」特集ページはこちらから。
http://cobalt.shueisha.co.jp/osusume/mirage-showa/index.html

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