Diary

本日『遺跡発掘師は笑わない』発売

  • 2014/12/25 19:18

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こんにちは。バスツアーも無事終了しまして、ようやく日常に戻ってきました。
(ツアー中の様子はTwitterのほうで逐一RT等させてもらってましたので、よければ見てやってください。また改めてここにも書きますね)

さて、本日『遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠』(角川文庫)発売です!
旧題「西原無量のレリック・ファイル」シリーズの第1巻奈良編を改題・加筆修正の上、文庫化しました。
右手に「笑う鬼の顔に似た熱傷痕」がある主人公・西原無量(さいばらむりょう)が遺跡発掘にまつわる事件と遺物の謎に迫ります。
今回は、奈良の古墳が舞台。
無量の幼なじみで文化庁職員の相良忍(さがらしのぶ)との再会から、発掘調査は思わぬ方向へと展開していきます。
装画は、おなじみの睦月ムンク先生です!
とってもヒーローっぽいけれど、手に握っているのは武器ではなく移植ゴテというとこがポイントです!
そして、解説を、声優でエッセイストの池澤春菜さんが書いてくださいました。
春菜さんとはコバルトのWebラジオなどで何度かお会いしたことがありますが、大変な読書家でいらっしゃいます。そんな春菜さんに書いていただけて光栄です!

シリーズタイトルは、各所からの要請で改題と相成りましたが、これからも西原無量シリーズと呼んでいきたいと思います。
さほど間をおかずに続刊の「出雲王のみささぎ」のほうも文庫化される予定です。
まだ未読の方、単行本で読まれた方も、是非是非!
よろしくお願いします!

12月は新刊2冊

  • 2014/12/09 21:28

お久しぶりです。やっと日記を更新できます。
さて、TOPの「今後の予定」にありますとおり、12月の新刊は2冊ございます。

12月25日 『遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠』角川文庫
12月26日 『炎の蜃気楼昭和編 霧氷街ブルース』集英社コバルト文庫

『遺跡発掘師~』のほうは「西原無量のレリック・ファイル」シリーズを改題しまして、文庫化の運びとなりました。一巻目の奈良編です。
装画は単行本でもおなじみの睦月ムンク先生です。描き下ろしの表紙イラスト、無量がヒーローっぽくてかっこいいのに、可愛いです。
内容は単行本にいくぶん加筆修正しました。
トレジャーディガーの異名をとる発掘師・無量の活躍が文庫で楽しめます。
未読の方も既読の方も、是非お手にとってみてください。

『昭和編』のほうは早くも四巻目です。
内容もいよいよ本格的に織田との戦いに突入という感じで、登場人物たちの心もぐぐっと動きだします。そんなところにも注目しながら読んでいただければ、と思います。
今回は、高嶋先生が登場人物紹介のイラストを頑張ってくださいまして、どっと増量しております。長秀のビジュアルも初登場。めっちゃかっこいいのでお楽しみに。

そのようなわけで、年末年始のお供に是非よろしくお願いいたします。
来週の土日はいよいよバスツアーとのことで。
昨日も、辻プロデューサーと富田さん・荒牧さん・林さんが打ち合わせに余念がなかった模様です。参加される方はいっしょに楽しみましょう。

ではでは、また!

新刊「弥次喜多化かし道中」発売しました

  • 2014/11/15 21:08

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お久しぶりです。気がつけば11月も半ば。
あとひと月半で今年も終わるかと思うと大変どきどきします。

新刊「弥次喜多化かし道中」(講談社文庫)発売しました。

久しぶりの新作時代小説です。今回は、なんと動物が主人公です。
十返舎一九の『東海道中膝栗毛』をベースに、軽いタッチの道中物になりました。
多摩のきつねとたぬきがお伊勢さん目指して旅に出るというお話。
見所は、毎回出てくる、二匹の「化かし」です。
何に化けるかはお楽しみに。
多摩は私の地元なんですが、谷保天神さんとか府中の六所宮(大國魂神社)などなど、なじみのある神社や地名が出てくるのが、新鮮でした。
イケメン(?)だけどひねくれてる、きつねの弥次郎兵衛と
ちょっとぽっちゃりだけどお人好し(?)な、
たぬきの喜多八。
基本人間に化けてますが、たまにしっぽがでたり、ひげが出たりします。

イラストは、さやか先生。
どこかノスタルジックな雰囲気が、とても素敵です。

実は、箱根編もがっつり書いたんですが、ページ数の都合でこの本には入らなくなってしまいまして「結尾」という形でちょこっとだけ入れております。
無事、箱根本編がお披露目できますよう、皆様よろしくお願いいたします。

講談社さんからは今回、これが初めての本になります。
最初にお声をかけていただいてから、かれこれ4、5年も経ってしまいました。
実は題材選びに苦労しまして、当初は別のテーマだったのですが、動物道中ものに決まってからはどんどんと筆がすすみました。担当様、大変お待たせしてすみませんでした。ありがとうございます!
時代物を、とリクエストをいただけるようになったのも、今までの積み重ねがあったおかげとありがたく思っております。
肩の力をぬいて楽しんでいただける作品になったと思います。
きつねとたぬきで珍道中、よろしくお願いいたします!

バスツアー受付開始&舞台版の楽曲のお話

  • 2014/10/27 07:53

あっというまに10月が終わろうとしていて戦々兢々としております。

そんな中、前述のバスツアーの第一次受付が始まっております。
10月29日12時まで。詳しくはカンフェティの旅さんのHPにて。
http://www.confetti-web.com/tabi/

直江津は10年ぶりなんですが、こんな形で皆さんと一緒に旅が出来る機会が訪れようとは!
舞台でお世話になった辻プロデューサーと、富田さん・荒牧さん・林さんらとても素敵なキャストの皆さんが、楽しいおもてなしを考えてくださっているそうなので、どうぞふるってご参加くださいね。
おひとりで参加される方も楽しめるよう、私もフォローにつとめますので!
皆様、是非!

さて。そんな中、舞台版ミラージュで演出を担当してくださった伊勢さんから、舞台の使用楽曲を集めたCDをいただきました。伊勢さんありがとうございます!
ともすれば泥臭くなりがちな戦国時代や昭和30年代という過去を、現代のセンスで捉え直し、表現するという作業において、選曲というのはとても大きいのだなと実感。
どれもスタイリッシュで印象深い曲なのですが、中でも4曲目に思い入れがあるという伊勢さんの言葉がとても素敵でしたので、以下に抜粋させていただきますね(掲載許可いただき、ありがとうございます)。

゛元々つけられていた曲名は「A Legend Is Born」。
 シーンは、景虎と直江が初めて出会うシーン。
 伝説の始まりです。
 実はこの曲、本編終了後のカーテンコールにも使用しています。
 2人の伝説の始まりであると同時に、ミラジェンヌにとって、この舞台版が
 新しいミラージュの伝説の始まりでありますように。との願いをこめて使用したものです。
 あくまで、自分本位の独り善がりではありますが(笑)
 (中略)
 今後、この伝説の続きが紡がれて行くことを切に願っています。”

とても温かい思い入れをいただき、本当にありがたいことだと思っています。
伊勢さんは現在、30-DELUX 劇団朱雀 MIX の次回公演「オレノカタワレ」の演出に携わっているとのこと。私も大好きな早乙女友貴くんが主演で、早乙女太一さんらファミリーの皆さんもご出演されるそうで、今からとても楽しみです。
伊勢さん、またミラージュの舞台でお会いできることを祈りつつ、今後のご活躍、心から楽しみにしております。

新刊のお知らせ&舞台「炎の蜃気楼」PV公開

  • 2014/10/17 22:28

立て続けに、お知らせです!

ひとつめ。まずは新刊のお知らせです。
講談社文庫さんから、新作の時代小説が文庫書き下ろしで発売されます。

11月14日 『弥次喜多化かし道中』(講談社文庫)

主人公は、きつねとたぬき。でこぼこコンビの珍道中を描いた軽妙な時代物です。
ちょっといつもの作風とは違いますが、肩の力を抜いて書けました。
「東海道中膝栗毛」をベースに、十返舎一九先生マジリスペクト、的な雰囲気が
伝わっていると嬉しいなと思います。是非是非!

それから、ふたつめ。
舞台『炎の蜃気楼 昭和編 夜啼鳥ブルース』のPVが、YouTubeで公開中です。
DVDの発売に先行しまして、「あの」オープニングシーンが映像でみられます。
とてもかっこいいです。
舞台ごらんになったかたも、来られなかった方も、是非!

舞台「炎の蜃気楼 昭和編 夜啼鳥ブルース」PV
http://youtu.be/S2KiDpuYiMk

DVDは、以下で予約受付中です。
10月31日までにお申し込みの方へ「早期予約特典」がつきます。
こちらもよろしくお願いいたします!

http://www.shop-ep.net/trifle_stage/

バスツアーのお知らせ

  • 2014/10/16 04:39

お久しぶりです。なかなか日記の更新ができなくてすみません。
新刊の作業等で忙殺されておりました。
舞台を振り返って、いろいろ書きたいところなのですが、ちょっと頭の中が忙しすぎて腰を据えて書けないので、もう少し待ってもらえるとありがたいです。
そんな中、すでに劇場に来られた方にはフライヤー等で告知されておりましたとおり、バスツアーの企画が正式に発表されました。
詳細は、以下の通りです。

*********
<上杉家ゆかりの地を巡る、聖地巡礼ツアーの開催が決定!!>

舞台公演特別企画!!
出演キャストと一緒に行く、一泊二日の聖地巡礼ツアーが開催決定!!
なんと原作者の桑原水菜先生もご同行!!
豪華キャストの方々と共に作品の世界を満喫しましょう!!

<ツアー日程>
◆2014年12月20日(土)~21日(日)1泊2日

【参加タレント】富田翔さん、荒牧慶彦さん、林修司さん、桑原水菜先生
【旅行代金】39,800円
※和室/バストイレ付き1室を4~5名でご利用の場合
※用意している部屋数に限りがあるため、基本的には相部屋をお願いさせていただいております。
何卒ご了承下さい。
【募集人数】最低催行人数35名 ※定員になり次第、募集終了
【利用ホテル】鵜の浜温泉 ロイヤルホテル小林 または同等クラスのホテルを予定しております。
【食事】 朝1回・昼1回・夜1回
【添乗員】 同行します

<ツアーおすすめポイント>
【1】主要キャスト&桑原先生と豪華聖地巡礼の旅!!
作品に登場するキャラクターの原点とも言える、上杉景虎の縁の地を巡ります!!
【2】バス内からキャストが乗車!
道中の長旅も、キャストさん&桑原先生に同乗いただきます!
さらにバス内では発売前の「舞台DVD」の映像も先行上映予定!
※最大人数の催行の際には、バスが2台となります。その場合は進行上の都合で
  タレントさんが乗車しない時間帯が発生する場合がございます。予めご了承ください。
【3】夕食は宴会!
ホテルでの夕食はキャストさん・桑原先生と共に宴会でお楽しみ頂きます!
ゲーム大会なども計画中なのでお楽しみに☆
【4】お部屋まわり
富田翔さん、荒牧さん、林さんが、皆さんのお部屋にお邪魔します!!

◆参加特典
お土産としてツアー限定・オリジナルグッズをプレゼント!

<お申し込み>
10月25日(土)12:00より、カンフェティの旅 ページ
http://www.confetti-web.com/tabi/ にてお申し込み受け付け開始!

<第1次受付期間>
10月25日(土)12:00~10月29日(水)12:00
※ご希望者が多数の場合は抽選となります。
※抽選となった場合、10月31日(金)中に当落の通知を致します。
※第1次受付後にまだ受付が可能であった場合は、11月7日以降に追加受付を行います。


◆その他、ツアーの詳細などは
カンフェティの旅 ページ http://www.confetti-web.com/tabi/
にてご確認ください。
追加情報なども随時発表していきます!


<ツアーに関するお問い合わせ先>
旅行企画・実施/ロングランプランニング㈱ カンフェティの旅
〒162-0828 東京都新宿区袋町25番地
TEL:03-6228-1298 FAX:03-6228-1358 E-MAIL:tabi@longrun.name
(平日10:00~18:00/土日祝休み)
登録番号:東京都知事登録旅行業務第2-6597号
一般社団法人全国旅行業協会正会員

********

以上です。
今回はあくまで「上杉家と上杉景虎ゆかりの地」をめぐるバスツアーです。
歴史ある史跡をめぐりつつ、キャストの皆さんとも交流できる機会となりますので、舞台を観られた方にはとても楽しめる旅になるかと思います。
読者の皆さんには、思い入れのある場所でもあろうかと思いますが、あくまで史跡をめぐる旅です。上杉謙信や上杉景虎という史実の方々の史跡をめぐるバスツアーです。
そして色んな方とご一緒します。(それは他の団体旅行と同じです)
読者の皆さんは、大人の心遣いができる方ばかりだと存じますので、参加されるすべての方々がよい思い出を作れるよう、余裕のある心とほほえみで、いっしょに楽しみましょう。
なおツアーに関するお問い合わせは、上記の「カンフェティの旅」さんへ。
(※出版社や編集部ではバスツアーに関しまして一切お答えできませんので、何卒よろしくお願いいたします)
素敵な旅になりますよう。

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