Diary

今日は直江の日

  • 2009/05/03 22:26

今日は憲法記念日ですが、直江さんの誕生日ということで直江について語りたいと思います。といっても直江についてはいろんなところで語り尽くした感があるので、邂逅編と幕末編の直江についてつらつらとお話したいと思います。
そうこうしているうちにタイガの出演場面も終わりまして、ホッと一息。一視聴者としての意見は…(以下略)ということで皆さん色々お疲れ様でした。
幕末編では景虎と年齢逆転現象を起こしている直江です。若輩でも相変わらず老成(?)しているので、校倉な直江はいつも通りですが、さすがに「子供の直江の頭を撫でる景虎」というシチュエーションは新鮮でした。中身は直江でも、外見が幼子だとつい優しくしてしまう景虎(道満丸に対しても子煩悩なイメージがあります。子供だと邪険にできない)。
そういえば三十代の景虎は、今まで描いたことがなかったですね。
男盛りの色気が出せておれたら、いいのですが。しかも中身のほうも夜叉衆の大将として熟してますので、落ち着き方とかが邂逅編とはまったくチガウと思います。(これがまた17歳高校生に戻っていくかと思うと…。これが当時の景虎と高耶の正しいギャップなんだなと思います)
直江は容姿は20代でも頭の中ではいつも30代な気分で書いていたような気がしますので、さらに50、60代な直江も見てみたいような。そして悶々と苦悩する男の色気を……て書く日が来るのか。来るのですか未来の私(未定です)。
今のところ邂逅編と幕末編の間を埋めるのは「みなぎわ」のみで、それ以外は行間で描くしかないのですが……。直江というとどうしても保護者みたいなイメージがついてまわりますが、実際のところの力関係は逆な場合が多かったので、そのへんも実感していただけたらと思います。

今日はアドルドの日

  • 2009/05/01 03:40

今日はアドルフの誕生日ということで、アドルフについて語りたいと思います。
アドルフの誕生日ということは自動的にルドルフの誕生日でもあるわけで、アドルドの日となります。(←こう呼んでます)
メーデー生まれということで、らしいというか、なんというか…
この二人は存在自体が冷戦ですけど。

アドルフとルドルフ兄弟というと、アディダスとプーマの創業者を思い出しますが、特にそこからとったわけではなく…。名前の響きが似てるところからつけました。アドルフの通称は「アディ」というそうなので、アディダス…なるほど。プーマはもしかしたらルディダスになるかもしれなかったんだな、とかあほなことを考えつつ。
アディ兄さんと呼ぶザックも可愛いかもな、と。(ルドもいたらそう呼んでたかもしれません。つか今後そう呼ぶかもしれません…←
??)
アドルフは確か「誇り高い狼」みたいな意味だったような。昔はありふれた名前だったようですが、やはり戦後はこの名前をつける親が減ったようで、今はあまりいらっしゃらないという話を何かで。ヴァルトミュラー家は伝統を重んじる家だったようなので、代々続く名前を大事にしたというのもあるかと思うのですが、それ以外の理由のほうが、ちょっと色々ありそうです。
私のイメージでは、アドよりもルドのほうが不思議ちゃん度が高いです。ルドに比べれば、アドの方が地に足がついている感じがします。特に少年時代は。
ピオニールの制服を着て歌とか歌ってしまう兄さんを想像すると、できすぎなほど優等生なんだろうなと思いますが、中身が反骨なので。結構波風立てながら生きてきたような気も。(頭がいいので振る舞い方とか学習しちゃったのでしょうね)
ルドはオーロラが友達なだけあって不思議ちゃんですが、ロシアでは「旅行者の朝食」(旧ソ連時代に笑い話のネタになるほどまずいことで評判だったという缶詰)とかも黙々と食べていたかと思うと、見かけによらずど根性の持ち主のようにも思え……。苦労人だと思います。アドよりも過酷な感じで。
なので、おいしいものを食べると思わず目が輝いちゃったりするかもしれません。見かけによらずがっついちゃうとか。とりあえずイワノフとのコンビは日本では目立ちすぎだと思います。
赤の広場の前でコサックダンスとかぜひ見てみたい気がします。
(なにかそんなCMがあったような…)

ふと思い出しましたが、遼太郎もマト修行していたのでロシア語会話もできるんですよね。ルドとも友達になれそうだ。内海とルドのコンビが結構好きでした。アドルフは最近ケとのなれそめを書きましたが、色んな意味でアツイ、アディとルディです。

てゆーか。

  • 2009/04/30 20:30

明日アドルフルドルフの誕生日じゃないですか。
アースガルズは連休ですね。
また日付が変わった頃にやってきます。
(それまでにノルマ20枚ということで)

そうだ。ケヴァンはマヤ・アステカのことも書こうと思っていたのでした。すっかり忘れていました。
次巻のカバー案を夢花先生からいただいたのですが、とても素敵です。こういう時作家をやっていてよかったな、と思います。これ壁紙にならないかなー……。

今日はケヴァンの日

  • 2009/04/30 18:58

毎日タウリン摂取しながら原稿に向かっています。
本日は「シュバルツ・ヘルツ」シリーズのケヴァンの誕生日とのことで、彼について語りたいと思います。

ケヴァンがアースガルズで見つかったのは1945年4月30日ですので、今日が誕生日(仮)になっているのですが、+5歳で計算すると1940年生まれ。すると…? え、今年69歳ですか。うわ。もうすぐ喜寿ですか。ががーん。
でも「永遠の十五歳」です。69歳ですが「国民的アイドル」です。なんか…凄い感じですね。
そんな彼の名前もアースガルズでつけられたものなので、本名は分からないのですが、「ケ・ヴァン」はエルフの言葉で「ヴァンの子」という意味らしいので、私は心の中でひそかに「ヴァン太郎」と呼んでます。女の子だったら「ヴァン子」です。
超騎士に就任したのが10年後なので1955年。ついこの間就任50周年になったばかり(本編の現在は2006年)。アースガルズがあんな状況でなければ、盛大に50周年記念式典が開かれたのではないかと思われます。アドルフだめじゃん。
というか50周年にアレなのか、と少し同情してみたり。

永遠に成熟しない肉体を抱える彼は、年を取らない超騎士たちと一緒の時は時間の経過をあまり意識しないで済むでしょうが、アドルフのようにどんどん成長して大人(というか「男」)になっていく存在のそばにいるのは複雑だったと思います。
ケが越境してる間にまた背が伸びてたり、顔つきが精悍になったり、胸板が厚くなったり…そういうアドにいちいち驚いていただろうケヴァンの心中が気になります。成熟できない肉体に全くコンプレックスがない人ならば、「大きくなったなあ…」で済みそうですが。
しかもそういうのを抱えているそぶりを見せない人なので、周りが知ると「え? そんなこと気にしてたの?」とびっくりします。そんな誰にも見せない部分を知ってしまったから、アドルフは有頂天(というか…)になっちゃったんだと思います。
無理矢理、心の秘密を探るというのは、体の秘密の部分を探られるのと同じくらいのダメージを相手に与えるのではないでしょうか。

本当はもっと奏と一緒にいさせたいのですが、離ればなれが長くなってしまい。その分内海が和ませてくれるはず。時々チーム15歳はマッサージチェアか、とツッコミたくなります。ザックとの先輩後輩コンビは書いていて楽しいです。楽しすぎて羽目外さないよう気をつけてはいますが、ザックのキャラがキャラなので、たまに外れそうになります。ケのプロフィールは主役級のものがあるのですが、この人は主人公になってしまうとかえって自由が利かなくなるので、このポジションがいいのだと思います。

(なんか色々書きたいことがあったんですが、いざとなると前にも書いたようなことばかり…すみません;; 出直してきます)

レーム博士の元でのことや親友殺しのこと、背負っている十字架は決して軽いとは言えないので、自分の心の傷と自分が負わせた傷とに向き合える強さを彼がもてるよう、私も彼としっかり向き合っていけたらと思います。

本当は「ドッペル」。

  • 2009/04/29 01:27

原稿に向かっていて脳みそが過熱しすぎたので、少し冷ましに来ました。脳が燃えてるなー…カロリー消費してるなー…と感じます。今日はとうとうリポD注入。ユンケルクラスになるのは時間の問題だと思います…。
次の新刊は六月刊です。シュバルツです。
「神々の脈拍 vital.XX(ドペルイクス)」です。
たぶん新刊案内とかには読み方まで載らないと思うので、一応。ドイツ語風味です。「Doppel」な「X」(ドイツ語で「エックス」は「イクス」)。「ぺけぺけ」ではないです。「チョメチョメ」でもないです。もちろん何かの伏せ字でもありません。ラムリア編完結(の予定)。万一完結しなかったら、ひたすら「X」が増えていきます……。怖い!
明日ケの誕生日なので、また一瞬浮上してくる予定です。
時間ができたらまたカナデ日記とかやりたい気分です…。というか自分を癒したい。
ではみかんゼリー食べて仕事に戻ります。

 

今日はアイザックの日

  • 2009/04/27 20:31

本日は「シュバルツ・ヘルツ」のアイザックの誕生日ということなので、アイザックについて語りたいと思います。

何度か言ってますが、当初こんなに性格がアレなキャラになるとは思っていませんでした;;「素性を偽って主人公を騙す」悪い男として登場したんですが。笑顔の下で実は黒いことを考えている人、裏表があって陰ではニヤリとかほくそ笑んでいそうな人。の予定でしたが、いざ書いてみると何だかどんどん憎めない方向になっていき……。結局悪い人になりきれない悪い人になってました。あの口調のせいかもしれません。一人称が「僕」で「~なのかい?」というような言い回しをする人はあまり今まで出したことがなかったので、どんなもんだろ…と思いながら書き始めましたが、今はとてもこの口調が心地いいです。癖になっています。
似た口調でもアドルフやルドルフだと結構、ドSの黒が入ってきますが、そうなっていかないのがザックのザックたるゆえんなのだと思います。
(また「なのかい?」が「~なのか」になると、無理して背伸びしてる感が滲み出るので、自分的に面白いです)

それと共に影響しているのは「日本で頑張っているガイジンさん」の雰囲気でしょうか。日本に来た外国の方が、英語とかでなく、たどたどしい日本語で一生懸命意思を伝えようとする姿を見ると、無条件でお手伝いしたくなる感じがあります。なんとも母性本能をくすぐられるのは、あれは何なのでしょうか。日本の珍しい風習に興奮したり目を白黒させている姿も微笑ましくて、奏がついついお世話したくなる気持ちも分かります。
あとは兄さんから可愛がられまくる末っ子というプロフィールもあいまって、どうやってもクールな方向には行けません。
「このキャラはこう描かれたがっている」というような事があると思うのですが、アイザックはまさに「こう描かれたがってたんだなー…」と思います。

アイザックを描いたおかげで、リアル方面でも、今まで全然反応がなかった金髪に反応するようになりました。アドルフ級の美貌は滅多にいないのでアレですが、ザックは割とどこにでもいそうな笑顔の爽やかなお兄さんだと思います。この身近さが危険。金髪外国人さんを見かけるとつい重ねてしまって危険(ザック症候群)。リアル・ザックはフツーに現実で見つけられると思います。

彼の葛藤を思うと、本当に気の毒な立場だと思うのですが、彼の守護石アイオライトがそうであるように、この難しい状況の中から本当に自分が望む道を見極め、見つけだして、しっかりと歩んでいって欲しい。そう願ってやまないキャラです。
本編でも「今日のアイザックさん」みたいな彼と奏を見られる日が来ることを祈りつつ。
今日も原稿に向かいます。

ページ移動

キーワード検索

新着画像

Feed