Diary

舞台の舞台 -神紋完結記念4-

  • 2009/01/23 08:00

今日は邂逅編の書店さん用配布ペーパーをしこしこ書いてました。手書きなので私の下手な字が丸出しです。ほたか先生のイラストは素敵です。
また大河の話題ですが、時々春日山城の遠景が出るではないですか。見るたび、なんか悪の基地みたいだと思ってしまう私。今にも山が割れて何か出動しそうだ…。

そんなわけで神紋語り第四回。は国内のロケハンの話題でも。
話のメインは東京でしたが、たまに奈良とか修善寺とか宮崎とかに移動しつつ、とどめは函館でした。
奈良はいつも行くところをそのまま舞台にしました。
長谷寺が好きなので、連城とケイがあそこで会えて、しかもドラマCDにもできてよかったです。桜井のミス○はなくなっちゃって残念ですが(猛暑の寺巡り中の水分補給所として命を救ってもらったり、桜井線の乗り継ぎタイムラグに暖をとったりしてました)あのへん昔のバイト先が近かったので、よその土地という気がしません。…の割に桜井線は四両なんて嘘書きましたが…(正確には二両です)ちなみに長谷寺へ行くたびに、連城みたいな文系男子がひとり逍遙してはいないものか、とつい探してしまったことは内緒です。

その連城の家がなんでまた広尾だなんて思い立ったのか全く謎ですが、都心にしては界隈の街路樹が大きくて、私が幼少時住んでた千葉の団地界隈を思い出し、親近感が。ごめん、広尾。でもそこはかとなく昭和五十年代の匂いがする広尾。「黒鍵」での学生時代に住んでた高円寺の街の雰囲気とのギャップが、またいいかと。高円寺は下北沢とはまた違った飾らなさがあっていいですね。中野高円寺阿佐ヶ谷界隈は、若い人々のドリームがある街というイメージです。
榛原邸は「榛原は自然に近い場所を選ぶ」という前提で探した結果、自然教育園の雑木林の裏に。というか地価のこととか私全然考えてなかったたでしょ。カラス多いです。とっても。
私が一番馴染みがあるのはやはり下北沢です。ごちゃごちゃしてますが飲み屋も可愛い店も一緒くたで落ち着きます。夜店みたい、ってケイが言ってましたが、まさに、です。居酒屋とかで生き生きとバイトしてるケイ。実は私、ケイを描くのは演劇シーンの次にバイトシーンが好きでした。
そういえば動物園にも来てましたね。ケイと榛原。榛原は動物園がけっこう癒しの場所だったんじゃないかと思います。いつも言葉言葉言葉で生きてると、言葉を話さないものに癒されると思う。ライオンバスにもぜひ乗って欲しい。にらめっことかして欲しい。

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