Diary

イエス・ウィー・キャン! -神紋完結記念3-

  • 2009/01/20 00:07

アメリカはすっかりオバマ祭ですね。あなたたちどんだけ好きなんですか。みたいな盛り上がり方ですが、私も好きです。黒コート似合いすぎ。今年のアカデミー賞でWALL・Eがアニメーション賞でなく作品賞をとったら「アメリカ本気で変わる気なんだな…」と思いたいと思います。
そんな中、景虎は能を披露するわ、それ観る謙信公の熱視線が怖すぎるわ、その横っちょで「景虎サマ~!!(はあと)」と群がるおなごたちがおっかしいやら何やらで、楽しい週末でございました。
春日山城、面白すぎる。謎の洞窟とか。しかもロケ、八王子城…ですよね。あそこ。確か。色々因縁を感じつつ…。

さてアメリカの話題が出ましたが、神紋の三巻はNYが舞台でした。榛原がNYで芝居を打つことになり、急遽ロケハンに行く羽目に。あれは2000年のちょうど今頃。イースト・リバーで写真撮った私の背後には、まだワールドトレードセンタービルが二本、行儀良く並んで写ってました。当時の担当さんと二人で珍道中(つか担当さんにお守りしてもらったというか)してきたんですが、私の体験や感慨が連城の述懐にもなってます(牡蠣にもあたりました…)。ろくに予習もなく行き当たりバッタリで飛び込んで、見たこと歩き回ったところを舞台にしました。落ち込んだケイがひとりで入っていった教会とか、連城と入ったブロードウェイのレストランとか…。
タイムズ・スクエアには、どどーんとサントリー「響」の広告が一番目立つとこにあってウケた覚えも。何から何まで刺激的でした。
NYは赤信号でも車が来なければみんな渡っちゃうんですが、ひとりで街歩いてて皆の真似して赤信号で渡ったりするようになると、自分もいっぱしのニューヨーカーになったみたいで気分よかったです。きっとケイもそんな気分で歩いてたに違いない。
ごはんも出てくる量がとてつもないので、榛原はもりもり食べてたに違いないかと。ピクルスは切らずに一本丸ごと出てきますが、それをぼりぼリ食べる榛原とか…。いろんな国の料理が食べれるので食に関しても大満足だったんじゃ(えー…特に量の面で)。
NYでは色んな方にお世話になりました。(こちら見てるかどうか分かりませんが、ケイティーさん、本送るので待っててくださいv)
滞在期間はほんの五、六日間ほどでしたが、刺激ありすぎて気持ちの起伏も大きくて「わー!」となりかけつつ、そのキツイ感じがまた心地よかったり…(M)。
初めて一人で現地レストランの食事ができた時は、やっとこ一人前になれた気が…。そんな小さな体験が忘れられない旅でした。初めての海外取材は神紋だったということでも、思い出深いです。

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