Diary

2008年の日記

王様と心臓

  • 2008/09/22 00:28

今日も一日、佐々木先生の「躍る王様」をじっと見つめて、実に官能的だなあ、としみじみ。
生身の心臓を手にする王様。ゾクゾクするなぁ。(私みたいな、ある性質もちにとっての)エロスの極みを感じます。このお話の世界が一枚の扉絵に凝縮されているようで、ぐっときました。バフラム…。なれるものなら私はツヌンになって眺めていたい。んで悶々とさせられたい。

タイトル・ロゴも、前回のカラー扉を見た方はよりわかると思うのですが、テクスチャーが遺跡の石版ぽいのが素敵です。新鮮です。

読み返して、サクとバフラムの感情の、運動エネルギーみたいなものを考えました。サクは元々バフラムに向けていた感情エネルギーが高かったわけですが、性質が両極転換した感じ。バフラムは位置エネルギーゼロから深みに急落下。加速度的には…どっちが上回るだろう。

心臓という器官に対して私はとてもエロスを感じるのですが、作品を通じて少しでもお伝えできていればいいな、と思います。

サイト開設4周年

  • 2008/09/23 00:40

本日、無事サイト開設4周年を迎えました。
いつも見に来てくださる皆さん、ありがとうございます。
ほんの気持ちですが、
サンクス小説をupしておりますので、
よろしければPCのTOPからどうぞ。

(しかし、内容のほうは本当にアレなんで、
軽やかな気持ちで見ていただければ、と存じます)

この一年も「MIZUNA INFO」よろしくお願い致しますv

(開設4周年記念のお試しとしましてコメント欄などちょっぴりつけてみますので、サイトのご感想等ございましたら、どうぞ一言お寄せください。 ※「おやおやこれは~…」というものがあった時などはサクリと奥にしまっちゃいますのでご勘弁ね)

ありがとうございました!(^^)!

  • 2008/09/26 08:12

サイト開設4周年記念プチまつり、終了しました!
コメントたくさんお寄せいただき、誠にありがとうございます!
一通一通がとても嬉しゅうございました。楽しく読ませていただきました。感謝感謝です。
また折をみつつコメント欄つけてみたいと思いますので、そのときはよろしくです。

4周年記念サンクス小説のほうは蔵のほうにそっとしまいました。
読まれる方はTOPの「SPECIAL」からどうぞ。

(携帯版にアクセスされてる方…。見れなくてごめんなさい。
うう~ん、なんとかできると…いい、なあ…→と軽く管理人さんにふってみる…)

不思議の国のご感想もありがとうございました。
(同世代と思われる方々の反応が妙に9●9で楽しゅうございました)
また企画モノの機会があったら、今度は皆さんに思い思いに不思議の国の住民登録(自己申告制)をしてもらったりするお遊び企画なんかができたら楽しいかも。(ただひたすら申告するだけ。申告してもらったら各々の脳内で楽しんでいただくだけ…)
自分だったら不思議の国のどこで何をしたいか、考えておいてくださいネ(笑)

ちなみに不思議の国は、1丁目が賑やかな商店街で、2丁目が閑静な住宅地、3丁目が歓楽街で、4丁目が密林です…(しかも治外法権。18禁地帯なのでカナデは入れなかったのでした)

そんなあほなことをぼんやり考えつつ…
気を引き締めて原稿に戻ります!!
それでは!

いま聴いてるもの…

  • 2008/09/28 01:37

ファイル 564-1.jpg

手前みそですみません(>_<)
久しぶりに神紋のドラマCDを聴いてみました。
製作に携わった時は無我夢中でしたが、時をおいて聴くと、なかなかに感慨深く…。
テーマ曲になってる「革命」のアレンジバージョンがかっこよくて気に入ってます。また劇中たまらないタイミングで入ってくるので、盛り上がります。
三枚出ておりまして、どれも思い出深いのですが、特に二枚目の「赤の神紋Ⅱ-VERVE BLACK-」はドラマ的にも四章のオーギュスト対決の始まりを描いていてアツイです。
ケイは、サロメ、トレープレフ、帆津羅、ジュリヤン、ハミル…と劇中劇いっぱいな上、長谷寺での長い独白シーンは特に聴き所だと思うので、ケイ好きのみならず櫻井孝宏さんがお好きな方はぜひ一度聴かれてみてはいかがでしょうか。
竹若拓磨さん演じる連城は、連城が演じてるんじゃ…てくらいに連城です(このニュアンス伝わりますでしょうか)。叫びやつぶやきに色気があり、だんだん連城がニクくなってきます。連城め。
関俊彦さんの榛原は、本当に…帝王の色気満載で怖いです。説得力ありすぎてタイヘン。かしずきたくなります。鈴村健一さんの来宮ワタルは、この鼻っ柱の高そうな子がこのあとああなると思うと、愛が溢れます。かわいいな。小野坂昌也さんの奥田さんが昔の連城語るシーンは、切なく…。親友ていいですね。
田中敦子さんの桜さんに「馬鹿な男ね…」と言われる男は幸せだと思います。そして三木眞一郎さんの新は、執念深さが滲み出てちょっとイッちゃってる波乱の目っぷりがインパクト大です。
それから…立木文彦さんの渡辺さん。渋くて頼もしく、クレセントカンパニーは安泰だと思いました。オーギュスト対決もK‐1ノリで盛り上がる。きっと。

一度形になったものは一生ものだな、と感じました。
クライマックスも近いので、この機会にまずはどれか一枚、と思っておられる方に、お薦めです。

あ、ケイの歌が聴きたい方は一枚目をどうぞ。

本日発売日

  • 2008/10/01 14:55

ファイル 565-1.jpg

本日『シュバルツ・ヘルツ ゲスタァン -カラクムルの機械神-』がコバルト文庫より発売です。
任務活動で世界を飛び回るアイザックやケヴァンら超騎士の活躍を描いた本シリーズも、第二弾目。いつものごとくアースガルズに軸足を置きつつ、毎回舞台は(基本的に)世界各地の赴任先です。
今回の舞台はニューヨーク&中米ユカタン半島付近。ライバル集団も登場し、古代遺跡の超オーパーツを巡って争ったり手をくんだり。アクション繰り広げてます。
書き下ろし短編「シュタルンベルク湖の幽霊」も含め、四作収録。
盛り沢山でお送りします。超騎士の皆さんもイイ味出してきた…かも。

カバーは夢花李先生の、まったりくつろぐ二人と一頭が目印。(夢花先生、漫画のお仕事が大変な中……しかもどんどんお忙しくなられる中、いつもありがとうございます)

ゲスタァンは割と独立したシリーズなので、本編未読の方にも入りやすいと思います。どれも短めなお話なので(一冊で何本も読める連作集を目指しました)いつもなんだか長い(……)桑原作品を、気軽に読みたい方にも、お薦めします。
この機会にぜひ☆
(で、気に入っていただけたら本編もぜひ。ゲスタァンから入る方は、本編の冒頭で結構びっくりするはずです)。
どうぞお楽しみください。


    追伸 本文にいくつか誤字発見…なんてことだ
       何だか妙な文章に お見苦しく申し訳ありません

ソフトにもハードにも

  • 2008/10/05 11:03

ゲスタァンは超騎士の任務エピソードが主体のお話です。このシリーズは、どちらかというと「異世界もの」の逆パターンで、ホームは異世界だけど実際活動するのはこちらの世界という軽い逆転現象が見られます。
 アースガルズというパッケージだけ見ると、一見異世界ファンタジーかな、と思われそうですが、現場は普通に現実世界なので、私の感覚ではちょっと不思議な力も使うスパイ大作戦(スパイじゃないけど…)です。
 今のところオーパーツ絡みでファンタジー色が強いですが、本当はもっとどろどろした現実の思惑の中で活動してる面も書いてみたい。一応コバルトというレーベルでどこまでやっていいものか、悩むところもないではないですが、精霊術も使いながらファンタジー的ではなくハードな奴も一発書いてみたい、というのが今の願望です。(ザックの性格がリミッター…)

といいつつ、シュタルンベルクみたいな話も楽しく書けて大好きなのですが…
皆さんはこういう感じのほうが好き?

本編のラムリア編も次回ついにクライマックス。
超騎士=指輪主(リング・マスター)の系譜と記憶が、今後の展開の鍵になっていくので、それぞれの動きから目を離さずに。

きんもくせいの香りが心地いい季節になりました。
栗のモンブラン食べたい…。
また明日。

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