Diary

シュバゲネスまつり3

  • 2007/09/01 04:16

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画像は「燃える湖底のラム(前編)」夢花李先生の描く可愛くもミステリアス・チックなカバーが目印。祝ウッチー表紙初登場この調子で頑張れ!
というわけで新刊いかがでしたでしょうか?

さてシュバゲネス第三回のお題は「共通項」。
両作品の共通点といえば、どちらも「独裁者」が出てくる点です。そもそも私の作品によく出るモチーフではあるのですが(稽古場の独裁者とかマイ・オンリー・なんとかとか)シュバゲネスの独裁者は、比喩でなくモロ政治的な意味。
フォンとアドルフです。
どちらも国家元首。
私の中では(執筆終えて完結してるせいもあってか)フォンのほうがより等身大で人間くさい感じがします。アドルフは少年時代は等身大でしたが、今は結構正体が見えてこないところが不気味でミステリアス。
どちらも親友がいますが、その親友との関係が、ある意味両極。どちらも親友から銃や矢を向けられてますが…。ジェイクは引いてない(←とりあえず今のとこ)、ケヴァンは引いてしまった。
人間性の面からも、フォンとアドルフは似てないと私は思うので、そんなカンジで、似た立場でありながら、まったく違うというもの同士を比べて味わってもらうのも面白いかなと思います。

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