シュバゲネスまつり7
- 2007/09/09 09:15
(本日、さりげにワタルの日。こないだアンジェを引き合いに出しましたが、本当はレイだったりします→鈴村健一さんつながり)
シュバゲネス第七回の御題は「脳と心臓」。昨今の医学の進歩は目覚ましいばかりで、最先端の再生医療などを聞くにつけ、近い将来、移植医療そのものが過去のものと化すのではないかと思います。シュバルツの話の骨格が成立するのも今だけ…なんてことにもなりかねないほど。
シュバルツは人体の神秘が鍵となる物語ですが、対して、生命の暗号総てを手に入れて、神秘すらないのがイルゲネス。…レイたちは作り上げられた脳のもとに人格もあります。
同じ人体を扱っていても切り口は正反対ですが、自分や他者を作り上げているもの、というテーマが両作品の根底にある。
シュバルツが心臓(=心)の物語なら、イルゲネスは脳(=精神)の物語。そんな感じを覚えます。