Diary

【舞台版ミラージュ】本日初日です。

  • 2014/09/17 06:36

舞台『炎の蜃気楼昭和編 夜啼鳥ブルース』、本日初日を迎えます。
最初に発表してから約半年。
あっというまに、この日が来てしまいました。
稽古が始まってから一ヶ月です。
なんだかんだで私も稽古場には何度も足を運ばせてもらって、最初の本読みから、着々と芝居ができあがっていく過程を克明にこの目で見てきました。
キャストやスタッフの方々からも、快く迎えていただいて、本当にありがたかったです。演出の伊勢さん、脚本の西永さんをはじめ、すばらしいメンバーが揃っておられるな、と行くたびに安堵感がましていきました。

この稽古期間中、キャストの皆さんは、貪欲に役作りに尽力しておられました。
どんどん緊密になっていく稽古を通して、その熱気が伝わってきました。
飲み会の席でも、自分の演じる役について熱く語る姿が印象に残りました。


原作者としては「作品を預ける」というのは、やはり覚悟がいるもので、胃が痛むような思いをすることもあります。
応援団に徹しておりましたが、のんきにきゃっきゃできたわけもなく、いろいろ考えて考えて考えて、神経を使う日々でもありました。
おかげさまでメンバーに恵まれました。皆さんが原作を大切にしてくださり、そこに表現されているものを読み取ろうと努力をしてくださって、ひとつの方向に向かって一緒に進むことができたと思います。

そして、いよいよ本日、初日の幕があきます。
9月23日まで。
全11公演。
東京・新宿御苑駅近くのシアターサンモールにて。

ありがたくも、もうチケットは完売しているそうですが、当日券も出るそうです。
私が観ることが出来たのは、稽古場での最終通し稽古までだったので、劇場に入ってから、どんなふうに仕上がっているかは、まだ未知の領域です。
スタッフの皆さんのお仕事ぶりを耳にして、劇場に足を踏み入れる瞬間が今から楽しみでなりません。
来られる皆さんには、是非、その瞬間を逃さないでほしいです。
新たに目撃するものひとつひとつを。
その時の気持ちを。
是非、研ぎ澄ましてキャッチしてください。

さて。私もそろそろ支度を始めたいと思います。
劇場でお待ちしております。

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