Diary

【舞台版ミラージュ】千秋楽&公式サイト開設10周年

  • 2014/09/24 13:42

そのようなわけで、もう24日になってしまいましたが、舞台『炎の蜃気楼昭和編 夜啼鳥ブルース』大盛況のうちに全公演、無事終了いたしました。
観に来てくださった皆さん、ありがとうございました!
本当にすばらしい舞台でした。
大変熱量が高く、一回また一回と公演を重ねるにつれて、ぐんぐん進化し、深化していく、まるで生き物みたいな目の離せない舞台でした。
私も、ご存じの通り『赤の神紋』を書くほどには舞台というものに思い入れのある人間ですので、感慨はひとしおなのですが、まさか自分の作品でこんなにすばらしい舞台を観られるなんて、想像もしていなかったので、その感動たるや……。(結局、8回通いました)
今はもう深く心に焼きついております。
舞台が終わったら舞台ロスになるよ、なんて周りの友人に言われていたんですが、感動のほうが大きすぎて、今はじっくり噛みしめて、ひたるのみです。
千秋楽は最高潮に盛り上がりました。まさに集大成だったと思います。
「ついにここまで到達してしまいましたか」と思える瞬間がいくつも。
主演の富田翔さんと荒牧慶彦さんをはじめとするキャストの皆さんの熱演に、観客の皆様が酔っているのが、びしびし伝わってきました。
カーテンコールのサプライズで、私の誕生日を祝ってもらったりして、さしもの私も感極まってしまったのですが、すばらしい舞台とアツイ観客の皆様……。最高の誕生祝いをいただきました。
鳴り止まない拍手と、会場中が一体になったスタンディング・オベーションが目に焼き付いて離れません。
一生忘れない誕生日となりました。感謝の言葉しかありません。

公演中の様子は、Twitterのほうで逐一つぶやいたり、キャスト&スタッフの皆さんのRTをしたりしたおかげで、いいかんじに日記のようになっていると思うので、どうぞそちらを観てやってください。
舞台ミラージュの件は、また後日あらためて振り返り、日記にもじっくり書かせてもらいますね。楽屋話・裏話的なことも、たくさんあるので。
スタッフ&キャストの皆様、関係者の皆様、そして観に来てくださった観客の皆様!
心より御礼申し上げます。

そして、実は昨日は公式サイト開設十周年でした。
……なのに、なんの準備もできていないどころか、すっかり、見事に、失念していたというていたらく。本当に申し訳ありません!
十周年では必ず感謝のSSを書くと去年宣言したはずだったのに、私としたことが!!
この埋め合わせはなんらかの形でしたいと思います……。
楽しみにされていた方、本当にすみませんでした。

あらためて、こちらのサイトも無事十周年を迎えることができました。
いつも通ってくださる皆さんのおかげで、運営できております。
皆さんから息の長い応援をいただいていたおかげで、今回のような、夢のような舞台化も、実現できました。本当にすごいことだと思います。
また今回の舞台化は、そんな皆様へのご恩返しにもなれたかなとも思っております。
小説家としては、まだまだ課題もたくさん抱え、日々精進するばかりですが、皆さんに楽しんでもらえる作品を目指して、これからも粛々と書き続けていこうと思います。
今後とも、桑原水菜の作品を何卒よろしくお願い申し上げます。

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