Diary

カンボジアの旅 4

  • 2010/12/22 06:03

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キャラクター・ダイアリーのほうで「カナデ日記2010」始めました。シュバルツ・シリーズのご愛読に感謝して緒方家ののどかな(?)年末年始を綴る予定です。
よろしければ、おつきあいください。

さてカンボジアの話に戻りまして、あちらでは「晴れ」は「いいお天気」と言わないそうです。晴れは悪いお天気、曇りがいいお天気、なんだとか。とても暑くて陽射しがきついせいだと思います。なので毎日お昼に皆さんたっぷり休みます(今回の観光でも昼食後にお昼寝休みの時間がついてました←助かった)。
王様(正式名称は「カンボジア王国」なので王様がおられます)が各地を訪れてその時に「雨」がふると、王様のご威光…とされるとか。雨は「とてもいい天気」なのかもしれません。

遺跡にはどこもおみやげ売りが待ち構えています。
とある遺跡では、入口で突然写真を撮られ、なにかと思っていたら出口でお皿になって売られていたという…。そのお皿の売り子さんは学校の制服を着た女の子で、我々をバスの前で待ちかまえ、物凄いイキオイで「買って!」攻勢をかけてきます。
私は、まんまとはめられたみたいで悔しいのと、自分の顔写真の皿などは別に…と思ったのとで、割るなり焼くなり好きにしろい! と男前(?)を決め込んで、NOの言える日本人に。
執拗な売り子攻勢を振り切って、バスに乗り込みました。
出発して少しすると、観光客用の有料トイレに着きました。遺跡のパスがあるとただで入れる水洗トイレ。そこでおトイレ休憩があったんですが、戻ってみると、さっきの皿売りの女の子が…!
バスを追いかけてきたようです。そして、
「オネエサン、カワイイヨ! オ皿、カワイイヨ!」
物凄い必死です。
その一念に負けた私。
「……買わせていただきます」
なんか「アンコール~」のザックを地で行く羽目になりました。
でも結果的には世界に一枚の自分みやげになったので、めでたし、と思うことに。
画像は、そのお皿です。

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