Diary

カンボジアの旅 3

  • 2010/12/20 00:40

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気がついたら今年もあと10日ばかりとなってしまいました。
週末ついに風邪でダウンしてしまいましたが、よく休んだおかげで、パソの前に座れるくらいには快復しました。
今回滞在したシェムリアップの街は、観光で賑わうカンボジア第二の都市で、賑やかでした。中クラスのホテルに泊まりましたが設備もよくて水道の水も臭みがなく(さすがに飲みはしませんが)うがい程度では問題ありませんでした。聞くところによると、シェムリアップやプノンペンの上水道では日本が技術協力しているとのこと。JAPANクオリティだったんですね。
遺跡修復チームでは、早稲田大学を中心とするJASAと上智大学のチームなどが主に頑張っておられるようでした。
他にも日本のODAでできた道路なども色々あり、現地の方に感謝の意を述べられても私たちは全く知らないということも。同行の友とも話したのですが、日本のODAはもっと自国民にアピールしてもいいんじゃないかな…。

カンボジアはどこを訪れても、必ず内戦やポル・ポト時代の話がついてまわるようでした。優秀で貴重な人材は皆、殺されてしまったため、その後の復興も大変だったとのこと。
つくづくむごいことをしたものです。
地雷は、観光地で行くような場所は皆撤去されていますが、まだまだ郊外にはいっぱい埋まっていますし、全ての人が安全に暮らせるようになるには、時間がかかるようです。
地元の人の手による遺跡の修復や、地元産業の職業訓練をしている現場を見学したりもしました。今は海外の力を借りているけれど、いずれは自分たちだけで自活できることを目指しているとか。相変わらず賄賂が横行したりとか問題も多いけれど、取り締まる法律を作ったりして、ちょっとずつでも良い方向に向かおうとする機運が感じられました。

ちょっと固い話になったので、次はほっこりエピソードでも。
画像は、アンコール・ワットの第三回廊から見る、中央塔です。「アンコールの現人神」でも舞台になりました。

そして、キャラクターダイアリーのほうで「カナデ日記2010」を始めたいと思います。シュバ読者の皆さんへのご愛顧に感謝しつつ。

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