Diary

発送いたしました。

  • 2009/02/05 23:09

「炎の蜃気楼40巻」対応のペーパー「上杉藩御用達NO.38」の発送作業が、昨日、完了しました。申し込まれた方には、数日中にお手元へ届くのではないかと存じます。
以上をもちまして「上杉藩御用達」のペーパー配布は終了しました。長い間のおつきあい、ありがとうございました。
久しぶりのペーパーは、すっかりタイムカプセル状態になってしまいましたが、邂逅編も始まり、大河も始まりましたので、完結五周年直前記念くらいな気持ちで受け取っていただければ幸いです。
よろしくお願い致します。

(今回は、〆切からだいぶ時間が経ってしまったこともあり、念のため、封筒裏の差出人の部分に、専用私書箱の住所が記してあります。宛先不明で戻ってきたものについては、お問い合わせいただければ、照合の上、対応できるようにしておきました。差出人住所は宛先不明用ですので、お手紙等はいつもどおり編集部経由でお願いします)

発売しております

  • 2009/02/02 01:44

(見本誌がまだ手元にないので画像はありませんが)発売しております雑誌Cobalt3月号に、「炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響」とほたか先生の「まんが邂逅編 のうまくさまんだ」を掲載しております。
小説のほうは副題「亡霊双六」としまして、以前から要望のあった(どのへんでというと、主にほたか先生から…←笑)勝長おぢさまが主役です。ひょんなことから怪しい女と双六をするはめになった色部さん。短いお話ですが、私は楽しく書かせていただきました。いつもはあまり見られない色部さんの姿が見られますので、ぜひ! そしてまんが邂逅編のほうは、なんと夜叉衆のバスケネタ!!(驚愕←笑)これまた色部さんのユニフォーム姿が哀愁を誘うので、必見です。2009年はもしや色部イヤー!?
プレゼントのカレンダーについてくる小冊子のまんがも見させていただきましたが、ちょ~おかしいです。ほたか先生面白すぎて倒れます。あんなにシリアスで素敵な絵を描かれる上にあのギャグセンス…。師匠と呼ばせてください。
皆様、ぜひご応募くださいv

シュバルツ・ヘルツ、本日発売日

  • 2009/01/30 21:33

ファイル 596-1.jpg

本日「シュバルツ・ヘルツ‐黒い心臓‐神々の脈拍 vital.X」の発売日です。
お待たせしました半年ぶりのラムリア編続きです。
ショッキングな出来事が畳みかける中、暴かれていくラムの正体と黒い心臓の真実。奏とラムの出会いは、地上の思惑まで動かし始めていきます。
古代―第二次大戦から冷戦時代―現代という時間軸に、登場人物たちの人生が絡み付き、物語はいよいよ佳境に。ケヴァンの生い立ちも明らかになる中、あの人もこの人も参戦。そして奏の中の黒い心臓にはついに恐ろしい目覚めの時が…。
クライマックスと銘打ちつつ、延長戦突入で決着は次回に持ち越しです。
アラン好きな方にはツライ巻なのですが…ぜひ。
そして巻末には青梅時代の番外編「三連の鎖」も収録です
よろしくお願いします。

黒猫とタンゴ -神紋完結記念5-

  • 2009/01/29 21:34

バタバタしてまして間が空いてしまいました。すみません;
そうこうしているうちに明日はシュバルツの新刊の発売日です。
シュバといえば、いまアルパカが人気だそうで。毛刈りしてた人が約一名いたなあ…と思い出し。アルパカも可愛いですが、南米のラクダ系ではさらに可愛い生き物が。ビクーニャです。アルパカほどモコモコしてませんが、ふたまわりほど小さくて、アルパカ以上に癒される顔をしています(ちなみに野生)。たぶんケもビクーニャにときめいたことがあると思います。恋?

そんなわけで神紋語りも動物編。ほたるのことなどを少し。
神紋の隠れた人気キャラでした。連城ほたる。女の子。自慢は黒くて艶々した毛並みとマスカット色の瞳と長い尻尾。時々連城の脚に尻尾を絡めてボーっとあさっての方向を見ている時があります。
苦手は注射。一度暴れてサイン会前の連城のカオを台無しにしました。
結構ケイは連城んちに来る口実にしてました。何か気まずいことがあっても、ほたるを理由に会いに来れるので、なくてはならない存在というか。かすがいというか。吉祥寺のバーの入り口に捨てられていたというのは実際にあったエピソードから頂きましたが、ケイがバイトしてたバーのモデルにした店は、最近行ってないけど健在かな?
猫を飼っているおうちのご多分に漏れず、連城もベッドではほたるに乗られてうなされていたかと。布団に潜り込まれて、ついつい無意識に場所を譲っていたかと。
最後の巻はほとんど出番がなくてちょっとそこだけ心残りでしたが、独り言の多そうな連城のいい話し相手になってくれたんじゃないかと思います。そういえば奥田さんも猫派でした。
ちなみに榛原のペットというと…ヘビくらいしか思い浮かびません。ほ乳類は飼わない。飼うとしたら猛獣。チーターとか。
新は犬系だと思いますが、ハムスターとか飼って欲しい。藤崎さんは小鳥が似合う。ワタルは~~……んー? 虹色のきれいなトカゲ。
言葉・言葉・言葉な人たちなので、言葉を持たない動物には、神紋のキャラたちはほんと癒されていたと思います。言葉がないからこそのシンプルな思いって本当に強いですよね。私が言うことではないですけど、時々人間は喋りすぎだと思います。
しん、とした世界に行きたいと思うこともあるのですが、それは生を全うして言葉を使いまくるだけ使ってからようやく行ける世界なのだろうな。
それまでは言葉と格闘していたいと思います。

ほたるも「もーあたしがいないとあのふたり駄目なんだから、しょうがないわね」くらい思ってるかも。

舞台の舞台 -神紋完結記念4-

  • 2009/01/23 08:00

今日は邂逅編の書店さん用配布ペーパーをしこしこ書いてました。手書きなので私の下手な字が丸出しです。ほたか先生のイラストは素敵です。
また大河の話題ですが、時々春日山城の遠景が出るではないですか。見るたび、なんか悪の基地みたいだと思ってしまう私。今にも山が割れて何か出動しそうだ…。

そんなわけで神紋語り第四回。は国内のロケハンの話題でも。
話のメインは東京でしたが、たまに奈良とか修善寺とか宮崎とかに移動しつつ、とどめは函館でした。
奈良はいつも行くところをそのまま舞台にしました。
長谷寺が好きなので、連城とケイがあそこで会えて、しかもドラマCDにもできてよかったです。桜井のミス○はなくなっちゃって残念ですが(猛暑の寺巡り中の水分補給所として命を救ってもらったり、桜井線の乗り継ぎタイムラグに暖をとったりしてました)あのへん昔のバイト先が近かったので、よその土地という気がしません。…の割に桜井線は四両なんて嘘書きましたが…(正確には二両です)ちなみに長谷寺へ行くたびに、連城みたいな文系男子がひとり逍遙してはいないものか、とつい探してしまったことは内緒です。

その連城の家がなんでまた広尾だなんて思い立ったのか全く謎ですが、都心にしては界隈の街路樹が大きくて、私が幼少時住んでた千葉の団地界隈を思い出し、親近感が。ごめん、広尾。でもそこはかとなく昭和五十年代の匂いがする広尾。「黒鍵」での学生時代に住んでた高円寺の街の雰囲気とのギャップが、またいいかと。高円寺は下北沢とはまた違った飾らなさがあっていいですね。中野高円寺阿佐ヶ谷界隈は、若い人々のドリームがある街というイメージです。
榛原邸は「榛原は自然に近い場所を選ぶ」という前提で探した結果、自然教育園の雑木林の裏に。というか地価のこととか私全然考えてなかったたでしょ。カラス多いです。とっても。
私が一番馴染みがあるのはやはり下北沢です。ごちゃごちゃしてますが飲み屋も可愛い店も一緒くたで落ち着きます。夜店みたい、ってケイが言ってましたが、まさに、です。居酒屋とかで生き生きとバイトしてるケイ。実は私、ケイを描くのは演劇シーンの次にバイトシーンが好きでした。
そういえば動物園にも来てましたね。ケイと榛原。榛原は動物園がけっこう癒しの場所だったんじゃないかと思います。いつも言葉言葉言葉で生きてると、言葉を話さないものに癒されると思う。ライオンバスにもぜひ乗って欲しい。にらめっことかして欲しい。

イエス・ウィー・キャン! -神紋完結記念3-

  • 2009/01/20 00:07

アメリカはすっかりオバマ祭ですね。あなたたちどんだけ好きなんですか。みたいな盛り上がり方ですが、私も好きです。黒コート似合いすぎ。今年のアカデミー賞でWALL・Eがアニメーション賞でなく作品賞をとったら「アメリカ本気で変わる気なんだな…」と思いたいと思います。
そんな中、景虎は能を披露するわ、それ観る謙信公の熱視線が怖すぎるわ、その横っちょで「景虎サマ~!!(はあと)」と群がるおなごたちがおっかしいやら何やらで、楽しい週末でございました。
春日山城、面白すぎる。謎の洞窟とか。しかもロケ、八王子城…ですよね。あそこ。確か。色々因縁を感じつつ…。

さてアメリカの話題が出ましたが、神紋の三巻はNYが舞台でした。榛原がNYで芝居を打つことになり、急遽ロケハンに行く羽目に。あれは2000年のちょうど今頃。イースト・リバーで写真撮った私の背後には、まだワールドトレードセンタービルが二本、行儀良く並んで写ってました。当時の担当さんと二人で珍道中(つか担当さんにお守りしてもらったというか)してきたんですが、私の体験や感慨が連城の述懐にもなってます(牡蠣にもあたりました…)。ろくに予習もなく行き当たりバッタリで飛び込んで、見たこと歩き回ったところを舞台にしました。落ち込んだケイがひとりで入っていった教会とか、連城と入ったブロードウェイのレストランとか…。
タイムズ・スクエアには、どどーんとサントリー「響」の広告が一番目立つとこにあってウケた覚えも。何から何まで刺激的でした。
NYは赤信号でも車が来なければみんな渡っちゃうんですが、ひとりで街歩いてて皆の真似して赤信号で渡ったりするようになると、自分もいっぱしのニューヨーカーになったみたいで気分よかったです。きっとケイもそんな気分で歩いてたに違いない。
ごはんも出てくる量がとてつもないので、榛原はもりもり食べてたに違いないかと。ピクルスは切らずに一本丸ごと出てきますが、それをぼりぼリ食べる榛原とか…。いろんな国の料理が食べれるので食に関しても大満足だったんじゃ(えー…特に量の面で)。
NYでは色んな方にお世話になりました。(こちら見てるかどうか分かりませんが、ケイティーさん、本送るので待っててくださいv)
滞在期間はほんの五、六日間ほどでしたが、刺激ありすぎて気持ちの起伏も大きくて「わー!」となりかけつつ、そのキツイ感じがまた心地よかったり…(M)。
初めて一人で現地レストランの食事ができた時は、やっとこ一人前になれた気が…。そんな小さな体験が忘れられない旅でした。初めての海外取材は神紋だったということでも、思い出深いです。

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