Diary

2016年を振り返って。その2

  • 2016/12/30 20:45

→今年のメディアミックス。
まず『遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠』が、装画担当の睦月ムンク先生御自らの手により、コミカライズ連載されました。(雑誌『COMIC B's-LOG』)
無量シリーズは中の挿絵がないのですが、コミカライズにより、無量や萌絵、忍たちがどのコマでもふんだんにみられる!あんな表情やこんな表情!大興奮でした。
毎回とても丁寧な作画で、文章だけでは想像しにくいところまで細やかに、わかりやすく、描いてくださって、ほんとうにすばらしい。
睦月先生、ありがとうございます!
来年2月にはコミックス一巻が発売されますので、皆様ぜひ!

そして10月には、舞台『炎の蜃気楼昭和編 夜叉衆ブギウギ』の公演がありました。
メインキャストさん全て続投という、奇跡の第三弾!
皆さんすごくお忙しい中でこれが実現できたことが、何よりすごいことでした。
丸10日間ほぼ毎日二公演ずつというハードなスケジュールでしたが、
舞台の醍醐味をこれでもかと堪能させていただきました。
しかも舞台オリジナルの『やどかりボレロ』という書き下ろし脚本も手がけ、ミラージュの割と根幹的な要素を端的に描くことができ、それをキャストの皆さんの熱演によって板の上にあげられたかと。手応えのある舞台になったと思います。
そして今回も素晴らしいスタッフの皆さんのお仕事。
熱く濃密な時間と空間、演劇というものの力を魔力を、自分の書いた作品の中で感じ取れたことは、この上ない幸福でした。
劇場に足を運んでくださった皆さん、ありがとうございました。
それができなかった方も、DVDが発売されますので、ぜひそちらで堪能してくださいませ。

7月には明正堂書店アトレ上野店様の主催で、トークイベントも開くことができました。『カサンドラ』を熱く推してくださっている増山様の情熱のたまものです。
たぶん日本で一番熱く推してくださってます。これを売りたいんだ!という強い書店員さんの思いに触れ、感銘を受けました。
負けないよう、がんばります。

イラストレーターの先生方、担当さん&編集部&出版社の皆さん、編集プロダクションの皆さん、印刷所の皆さん、書店の皆さん、等々、本当にたくさんの方々にお世話になり、支えられ、時にご迷惑もかけながら、この一年も活動を続けることができました。
なにより、そうしてできあがった作品を読んでくださる皆さん。
ありがとうございました。
応援や感想の声に、支えられて、執筆を続けております。
来年も健康に留意して、桑原水菜の描く物語を、書き続けていきます。
そしてきっとまた素晴らしい出会いがありますよう。

本年もありがとうございました。
皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

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