Diary

2012を振り返って。その1

  • 2012/12/31 01:43

2012年も残すところ、あと一日。
明日はもうお正月なんですね。実感がなくて驚きます。
年内に一年を振り返っておかねば、と思い、今年最後の更新です。
おかげさまでこの一年も健康で仕事ができました。
新刊も六点出せまして、今年はちょっと多いほうだったかなと思います。その分作業が重なったりして、ちょっと大変な時期もありましたが、おおむね予定通りスケジュールをこなせたのではないかと思います。
それでは、一点ずつ振り返ってみます。

■『プラネット・サファリ 百獣王の双子』2012.3/三笠書房f-Clan文庫
 獣人が主人公のSF風味な作品でした。無国籍な雰囲気や格闘シーンがふんだんで、久しぶりに心から楽しみつつ書けました。というか、大型猫科肉食獣が好きなので。
 主人公のブルーが私の作品にしてはなかなかチャーミングなキャラになったなあ、と思っています。レオンの「飼われライオン」で「王者の屈辱」な部分は書き甲斐がありました。ガチで好みなタイプです。捕食シーンも、もっと書きたかった。
 発売してすぐにレーベルが終了してしまったので、とても残念です。続きがどこかで書けるといいのですが…。

■『炎の蜃気楼邂逅編 真皓き残響 神隠地帯』2012.3/集英社コバルト文庫
 クライマックス前編でした。気がつくと15年ですか。私の中で邂逅編は、一度区切りがついていたので、再開にあたりモチベーションの保ち方に悩んだ時期もあったのですが、なんとかゴールが見えてきた感じでした。

■『黒薔薇ミズナのBL講座』2012.8/リブレ出版
 これはもう…なんというか、とにかく笑って読んでいただければ、と思いつつ。というか、これ本にして出していいのか、と頭を抱えたりもしましたが、結果的に面白がって読んでくださる方がたくさんおられましたので、今は出してよかったと思ってます。
 もともとBL系のアンソロジーコミックのカバー下で連載していたもので、そのコミックを手に取る読者さんを想定して書いたエッセイですので、いきなり読むと面食らうというか、ちょっと謎なノリだったと思いますが、最近こういうはっちゃけた軽いものは、あんまり書いてなかったので「初心に戻れた」(笑)感じです。
 いやあ、人から笑われるって大事ですね! 

(ちょっと長くなったので続きます)

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