Diary

2020年もよろしくお願いします。

  • 2020/02/05 17:09

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

年が明けてから早一ヶ月経ってしまいました。
気がつけば、節分も過ぎ、陽射しには春の気配も感じられるようになりましたね。
お年始のご挨拶が今頃になってしまって、ごめんなさい。
年末年始から続いた〆切マラソンもなんとか山を越えまして、
ようやく一息つけました。
心のお正月を迎えられた感じです。

さて、2020年。
今年はデビュー30周年の節目になります。
ついこの間20周年を迎えたばかりという気分でしたが、早いですね。
Twitterにも書きましたが、積み重ねてきたものに満足せず、もっともっと桑原水菜の世界を広げていきたいですし、深めていきたいです。
磨くべきところを磨いて、ここが限界だと思ってもその先に行けるよう、
挑戦を続けていきたく。

とはいいながら、元来、面倒くさがり屋で書き始めるまではモダモダして、毎回毎回「これちゃんと書き上がるんだろうか」と胃を痛めつつよろよろ原稿に向かうのは、相変わらずであります。
三つ子の魂百まで。
ここまでくれば、これがスタイルと開き直って、貫いていこう、かと。
そのための体力もつけていこうと。

思う次第です。

当面は、遺跡発掘師シリーズと「荒野は群青に染まりて」の連載の両輪で。
30周年ということで、また何かあるかもしれませんが、決まりましたら、追ってお知らせしていきますね。

そして、睦月ムンク先生のコミカライズ版『遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠』もいよいよ佳境に入ってきました。
2016年からなので、三年半。長い時間をかけて、毎回毎回、高いクオリティーを維持した作画に、いつも刺激を受けております。
無量や萌絵や忍たち、登場人物の表情が、物語が進むにつれ、どんどん目が離せなくなっていき、場所の空気感とともに、みんなが生きている。生きてる人間の表情だなあ! と引き込まれております。
あれだけ情報量の多い作品を漫画にするのは、大変だったと思います。
睦月先生、ゴールまであと少し、がんばって!
コミカライズ版は、すごく読みやすいです。
無量シリーズはまだ読んだことのないかたも、ぜひ。
ただいま、B's-LOG COMICS(KADOKAWA)から3巻まで発売中です。
ぜひぜひ!

というわけで、『青春と読書2月号』も発売中です。
「荒野は群青に染まりて」第三回、掲載しております。
Re°(りど)先生の扉絵も毎回素敵なので、こちらもぜひ。

2020年も何卒よろしくお願いいたします!

 

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