Diary

14歳の地図

  • 2008/10/17 02:34

人生において、中高生だった時分の友達は特別なものですが、
中学時代の友達と高校時代の友達とでは、
やはり、心の中にいる場所が少し違うようです。

中でも、とびぬけて多感な14歳くらいの頃に築いた絆は不思議なもので、
ずっと会わなくてもどこかで繋がっていられるような、
そんな気がします。

私の中学時代といえば、バレーボールなしには語れないところがありまして…。バレー自体は小学生の時に始めましたが、そのきっかけもずいぶん頼りなく、周りに誘われて断りきれず嫌々参加したのが最初でした。紆余曲折へて、気がつけば、中二の時には主将もやらせてもらったんですが、周りから見ればさぞかし頼りない主将だったんじゃないかと思います。
そんな頼りない主将を見守り、支えてくれたのが、Kマネージャーでした。小学時代、転校前のチームでセッターをやっていて、始めたばかりの頃の私は「うまいなあ」とひたすら感心+憧れの目線で見ていて運良く友達になってもらえたんですが、彼女は膝を痛めていて……。
新設中学で新設チームを作るにあたって、彼女がマネージャーを申し出てくれた時はどんなに心強かったか!
私のオタク志向を擁護してくれたり、時には叱咤激励してくれたり…。当時の私が、心から信頼してた戦友…といっては大げさかもしれないけれど、今も特別な記憶の中にある友のひとりです。

私、このとおり元気でやってますよー。
あなたはいまどんな人生を歩んでおられるのでしょう。
中学時代あなたの書いた小説をみせてもらった時、それがあまりにも上手で、私は自分の書いたものが恥ずかしくなってしまい、とうとう見せることができませんでした。
そんな私が小説家になっているというのも不思議なものですが、
あの時「私もうまくなりたい」と思った気持ちが、ひとつの糸のようになって、今この時まで続いています。

私も、ずっと、がんばるよ。
がんばってるとこ見せることで、あなたのことを応援してるから。
またいつか、会えるといいね。

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