Diary

公式サイト開設14周年、御礼

  • 2018/09/25 03:08

大変ご無沙汰しております。
すっかりブログが放置状態になってしまい、申し訳ありませんでした。
ご報告が遅くなりましたが、
舞台『炎の蜃気楼昭和編 散華行ブルース』、
全公演、無事終了しました。
観に来てくださった皆さん、遠くから応援してくださった皆さん、
ありがとうございました。

私にとっては本当に、これをミラージュシリーズの締めくくりと思い、
稽古からずっと見守って、時には原作者として意見を述べさせてもらい、
一緒に舞台を作る全てのキャストスタッフの皆とともに
熱い日々を過ごすことができました。
振り返りの記事は、またあらためて…と思いますが、
舞台に関わった全ての皆さんに、
原作者として御礼申し上げます。
28年という長い長いシリーズの最後に、
こんなに素晴らしい締めくくりを迎えることが出来て、
本当に「炎の蜃気楼」という作品は幸せだと思いました。
ありがとうございました。

そして9月2日に行われたアニメイト渋谷さんでのトークショー。
こちらも来てくださった皆さんありがとうございました。
なかなか皆さんの面前でミラージュについて語るという機会もなかったので
緊張しましたが、手賀編集長とともに、短い時間ですが、
楽しくお話をすることができました。
ミラージュのオンリーショップも開催していただき、
前回の環結サイン会からずっとアニメイト渋谷様には感謝でいっぱいです。
良い機会を作っていただき、ありがとうございました。

6月末から怒濤だったのでちょっと放心しておりましたが、
その間に滞っていた原稿を進めねばならないので
集中したいと思います。

そして9月23日にはこちらの公式サイトも14周年を迎えました。
今年は少し長めのお休みをいただいておりまして
小説の発表ペースを落としておりましたので、更新も少なめになってしまってますが、
またここから再スタートを切るつもりで
こつこつと歩みを重ねていきたいと思います。
私の小説を楽しみにしていてくださる方がいる限り、
書き続けていく所存です。
自分自身の中にあるテーマ、題材、問題意識、そういうものは、
おそらく書き続ける中で見つけていくものなのだと思います。
そうなのだとこの半年ほどで気づきました。
書き続けるということは、簡単なことではないけれど、
私が生み出せるものは形無き「言葉」ですから
その「言葉」で、皆さんの暮らしの中に
その心に、ささやかな糧を残せる物語を
紡いでいけたら、と思っております。
私もひとりの人間として生きているので、
書くものにはその年齢なりの私の人生観が反映されます。
書く作品も今までと同じではないかもしれません。
だからこそ今しか書けないものに価値があるのだと。
そう信じて、いま目の前にある原稿と向き合っていきます。

これからの自分からどんな作品が生み出されていくか、
私自身が一番興味があるのかもしれません。
一緒に見守ってもらえれば嬉しいです。
楽しみにしていてください。

これからも桑原水菜作品を
よろしくお願いいたします。

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