Diary

新刊のお知らせ。&雑誌Cobalt1月号

  • 2012/12/01 06:30

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新刊『炎の蜃気楼邂逅編 真皓き残響 蘭陵魔王』(集英社コバルト文庫)発売しました。
さて15年続きました邂逅編もクライマックス。框一族との闘いについにピリオドが……。絶対不利な死闘の中、景虎がとうとう猩々の手に掛かって息絶えてしまいます。
しかし使命を果たすまでは死ぬことも許されない景虎は…。

邂逅編は景虎たちの始まりを描く物語です。当初は最初の換生エピソードのみを書くことが目的だったのですが、ご好評得て、思いのほか長く続くことになりました。そして私の中では「ここまで」と決めていたところまで無事辿り着くことになり、肩の荷が下りました。残りあと一冊。
景虎たちの関係性の基盤が作られた時代を書けて本当によかったです。ここからまた本編を読んでいただけると、感慨深いものがあるかと。
ほたか先生のイラストも、ますます素敵なので、是非!

そして雑誌Cobalt1月号もミラージュが盛りだくさんです。
なんといっても浜田翔子先生の描かれたミラージュ本編時代の漫画は目玉ですので、ぜひ! 内容はみてのお楽しみです。
それから「炎の蜃気楼 幕末編 獅子吼える」も掲載しております。池田屋事件を経て急速に高まる不穏な気配の中、景虎たちは吉田稔麿の怨霊を追って、長州の陣に潜入します。思いのほか、幕末の有名人が出てくる話になりましたので、こちらもよろしくです。
付録のカレンダーにはほたか乱先生の邂逅編イラストもございます。
全サドラマCDの応募もございます。書き下ろし脚本は、実はまだ本編でもまともに書いてはいなかった昭和三十年代の景虎と直江。
はい。三十年前のエピソードです。こちらもよろしくです。

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