Diary

シュバゲネスまつり9

  • 2007/09/14 23:13

ファイル 416-1.jpg

画像は以前バレンタインでいただいた北海道チョコ(ありがとうございました)連城が函館出身なので、とのことでしたが先にシュバの舞台に。神紋でも書きたいです。北海道。

シュバゲネスまつりも大詰めです。第九回の御題は「呼んでる」。奏は心臓移植によって自分の中に「他者」を迎え入れました。やがて心臓(の持ち主であったアドルフ)と対話するようになります。前にも書きましたが、自分を自分たらしめるものは何か、自分の中の他者をどうやって受け入れるか。そんなことをつらつら考え書いています。
私たちは皆、何かから「作られて」います。最初は遺伝子。遺伝子により設計されたものが環境に反応して「自分」が作られていく。そうやって人格形成し「私という現象」ができあがっていく。
世界に唯一無二の「現象」です。
しかもいつまでも受け身かと言えばそうでもない。「意志」は脳も変えられると言います。体験を選択し、自分で自分を作っていくことまでできる。意志の力で未来の自己を獲得する。
自分の書く登場人物たちが愛しいと感じるのは皆が「唯一無二の現象」だからです。現象同士がぶつかりあって更なる現象を生む。呼び、呼ばれ、引き合う。

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