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『遺跡発掘師は笑わない 鬼ヶ島の証明』発売

  • 2020/04/25 03:30

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続きまして、無量シリーズです。
新刊発売しました!

『遺跡発掘師は笑わない 鬼ヶ島の証明』角川文庫
 装画・睦月ムンク先生

シリーズ第11弾の舞台は瀬戸内。
戸川海運会長の孫・理人の依頼で、香川県丸亀市本島へとやってきた無量。
彼を待っていたのは、一癖ありそうな三人の発掘屋。
奇妙な発掘ゲームに巻き込まれた無量のもとに、
「鬼ヶ島の鬼」を名乗る者から嘆願書が届き―。

今回の題材は、桃太郎。
瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島で、桃太郎伝説を掘ります。
睦月ムンク先生のカバーイラストは、絵巻風で風情がありますね!
タイトルで隠れてしまっているのですが、絵巻風の桃太郎絵がとても素敵なのです。
載せられるといいなあ……。

当初のコンセプトは「島を掘る」ということで、瀬戸内海の離島を舞台にしました。
(実は以前リブレさんで書いた「オニガシマ」という短編があって、ラストシーンでちらっと現代の話になるんですが、これ無量の題材にしてみても面白いなあ、とずっと思っていたので、形にできて嬉しいです)

ゲストキャラたち、書いていて楽しかったです。
高知編で登場したあの方もまた出てきて、忍のやきもきにご注目。

休業中の書店さんも多い中で、なかなかすぐには手に入らない方もいらっしゃると思います。
再開をお待ちいただくか、通販などをご利用いただけますように。
よろしくお願いいたします。

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