マヤとニュータウンの相似点
- 2010/04/15 22:28
今日はアヴァルスの発売日ですが、イルゲネスはお休みです。
さて多摩ニュータウンという団地の街で育った私ですが、そのニュータウンも今ではすっかり年季が入り……。建て替えのニュースがちらほら聞こえるようになりました。私が来た頃は、山を削った造成地に囲まれ、広大な空き地で化石取りができたくらいですが、今では街路樹も立派に育って、まるで森の中に団地があるようです。
特に夏の朝とか、樹木の吐き出す爽やかな空気が、軽井沢のよう。いやマジです。
多摩センターあたりから団地方面を見渡すと、ほとんどもう密林の中に十一階建ての団地の棟が、ぽこぽこ姿を覗かせているような状況で。
この景色どっかで見たことあるなあ…と思っていたら、マヤのティカル遺跡から見た景色でした。生い茂る緑の中にピラミッドがぽつぽつ頭を出しているカンジと、ニュータウンの様子がそっくりだったのです。(建物もちょうど塔みたいな形なので)
ちょっとウケました…。
というわけで、前号から始まった『焔の柩』という作品はマヤ文明とおぼしき謎の王国が舞台です。ムタルという国が舞台ですが『犠牲獣』に出てくるムタルとは別の国かと。(ちなみにムタルというのはティカルのマヤ名なのです)。
そんな私は、ラカムの仕草から目が離せません。