Diary

2014年の日記

古墳マイラーズ&舞台ミラージュのメルマガ先行予約

  • 2014/05/11 23:08

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GWは友人たちに会いに米沢へ行ってきたのですが、
私が「遺跡がみたい~。遺跡をみせろ~」と言い出したため、優しい友が古墳へ連れて行ってくれることに。友人たちを無理矢理つきあわせて、プチ遺跡めぐりをしてきました。

連れて行ってもらったのは、川西町にある下小松古墳群。
東北では最大規模の古墳群らしいのですが、あまり宣伝されていないせいか、穴場のような感じでした。
山裾の斜面に、小さい前方後円墳や円墳がぽこぽこと並んでいて、まるで古代の霊園。
デジャブを感じて思い出したのが、宮崎の西都原古墳群でした。
あちらのほうが一個一個の規模はずっと大きかったですが、みっしりと古墳が詰まってる感じが……。
しかも、こちらは山林の中にひっそりとあるので、逆に「よく見つけたなあ」と感心してしまいました。普通にうっそうとしていて公園然としてないところが、逆に面白かったです。
古墳の形には、王権支配の影響が如実に出るそうですが、東北もこんなに早い段階からヤマト王権の影響下にあったのね、としみじみ実感できました。

そのあと、高畠にある山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館へ。そこにあったガチャガチャでゲットしたのが、画像のはにわ&土偶たちです。おお、なかなかに完成度の高いフィギュアよ。
私たちが大盛り上がりしてたので、職員の方がほほえましそうに見て「そんなに喜んでもらえて嬉しいです」と。童心にかえりすぎました。
着々と古墳マイラーになってきております。
気候もよいですし、皆さんも近所の古墳に出かけてみては。
楽しいですよ。

さて、舞台ミラージュのほうも、着々と準備が進んでいるようですが、
チケットの、コバルト・メルマガ会員向け先行予約が決まったそうです。
メルマガ会員さんが対象のようです。
詳しくは、コバルトのサイト&ブログからどうぞ。

コバルト編集部ブログ
http://ameblo.jp/cobalt-shueisha

メルマガ登録
https://www2.shueisha.co.jp/member/cobalt/kari_entry.html

キャストも近々発表されるそうですので、どうぞお楽しみに。

舞台『炎の蜃気楼 昭和編』キャスト&詳細発表

  • 2014/05/24 05:15

Twitterのほうでもお伝えしました通り、
舞台『炎の蜃気楼 昭和編』の公演に関する詳細が発表されました。
内容は以下の通りです。

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トライフルエンターテインメントプロデュース
舞台『炎の蜃気楼昭和編 夜啼鳥ブルース』
 
累計630万部以上の売上を誇る人気小説 「炎の蜃気楼(ミラージュ)」シリーズの最新作が舞台化決定!! 


公演日程:2014年9月17日(水)~9月23日(火・祝)
劇場:シアターサンモール(新宿御苑前) 
原作:桑原水菜(集英社コバルト文庫刊)
演出:伊勢直弘
脚本:西永貴文(猫☆魂) 
出演:富田翔・荒牧慶彦/ 佃井皆美・増田裕生・今出舞・林修司・吉田大輝 中野高志・遠藤誠・柏木佑太・湯浅雅恭/   笠原紳司・水谷あつし
 
配役:加瀬賢三/上杉景虎→富田翔    
     笠原尚紀/直江信綱→荒牧慶彦  
     小杉マリー/柿崎晴家→佃井皆美
     朽木慎治→増田裕生
     北里美奈子→今出舞
         ジェイムス・D・ハンドウ→林修司
         坂口靖雄→吉田大輝
         色部勝長→笠原紳司
         執行健作→水谷あつし 
    
タイムテーブル: 9月17日(水)19:00~
               9月18日(木)19:00~
         9月19日(金)14:00~※/19:00~
              9月20日(土)14:00~/18:00~
          9月21日(日)14:00~
         9月22日(月)14:00~※/19:00~
         9月23日(火)15:00~
※19日14時~の回と22日14時~の回は、出演者全員によるアフタートークショーがござい ます。
 
チケット発売日:2014年7月19日(土)10時~予定
※チケット取り扱いなどの詳細は改めてお知らせ致します。
チケット価格:5,500円(全席指定・税込)  
 ※前売り・当日共 
 ※17日は初日割引で4,500円です。 
 未就学児入場不可 

公演に関する問合せ:トライフルエンターテインメント info@trifle-stage.com
チケットに関する問い合わせ:オデッセー・03-5444-6966(平日11:00~18:00) 
協力:株式会社集英社
制作協力:オデッセー
主催・制作:トライフルエンターテインメント
プロデューサー:辻圭介(トライフルエンターテインメント) 
公演公式ブログ:http://blog.livedoor.jp/mirage_stage2014/

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以上です。いよいよという感じで、どきどきします。
キャストの皆さんも、大変素敵な顔ぶれで、今からとても楽しみです。
皆さん、ぜひ観に来てくださいね!

雑誌Cobalt7月号発売

  • 2014/05/31 13:32

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本日、雑誌Cobalt7月号の発売日です。
『炎の蜃気楼』舞台化情報と書き下ろし昭和編ショート小説が掲載されてます。
舞台化情報のほうは、キャストの発表です。
すでにWebで発表されておりますが、俳優の皆さんの写真やプロフィールつきですので、「おお~。このかたが~」といろいろ発見してもらえるかと。
ショート小説のほうは「情熱カクテル」というタイトルです。
そして、昭和編の第三巻も7月に発売予定です。

表紙は、高嶋先生描き下ろしの夜叉衆三人組。
浴衣姿の三人が、とても夏らしいです!

あわせて、よろしくお願いいたします。

舞台ミラージュのメルマガ会員先行予約につきまして

  • 2014/06/03 15:04

取り急ぎ、お知らせです。

九月に公演がございます舞台『炎の蜃気楼 昭和編』。
コバルトのメルマガ会員様には、先行予約のお知らせが、6月中旬にくるそうです。
こちらをご利用される方は、あらかじめメルマガ会員への登録が必要になります。
ご希望の方は、
6月5日(木)までに必ず!ご登録ください。

それより遅くなりますと、ご案内の臨時メルマガを受け取れなくなる恐れがあるそうです。
詳しくはコバルトのブログをご覧ください。

コバルト編集部ブログ
http://ameblo.jp/cobalt-shueisha/entry-11868792320.html

メルマガ登録はこちら。
https://www2.shueisha.co.jp/member/cobalt/kari_entry.html

舞台『炎の蜃気楼 昭和編』公式ブログ
http://blog.livedoor.jp/mirage_stage2014/

梅雨の晴れ間は

  • 2014/06/16 06:49

六月入ってからは多忙につき、ずっと家に閉じこもりきりでしたが、
大きい一山をとりあえず越えたので、昨日はジムへ。
二週間くらい動いてないだけで、体力って落ちるんですね。
最近は、格闘技系エクササイズにはまってまして。
(音楽にあわせて格闘技の動きをするだけなんですが、まじめにやると、なかなかハードです)
目的は体力づくりだったんですが、いい感じに体もしぼれてきて、やりがいも。
そもそもは、〆切前の体力不足を補うために栄養ドリンクとかエナジードリンクをヤク●ト感覚でがんがん飲んで、不整脈になった反省から、そういうのに頼らない体力をつけようと思ったわけで。
三十代までは特に運動しなくてもなんとかなったけど、この年になると、意識的に体動かさないと、ほんとやばいな、としみじみ思います。
梅雨の雨は、仕事中は、気分的に閉じこもりやすいので、ありがたいのですが、
晴れ間におもいきり洗濯できるのは、やっぱり気持ちいいです。

というわけで、7月の新刊です。

7月1日発売 『炎の蜃気楼 昭和編 瑠璃燕ブルース』(集英社コバルト文庫)

「るりつばめ」と読みます。
今回は、ちょっと世相を反映した話になっております。
昭和編も早くも第三巻!
まだ読まれてない方は、この機会にぜひ。

よろしくお願いします!

霊場の風に吹かれて

  • 2014/06/26 19:15

さて、新刊の発売日まであと少しとなりました。
そんな中、取材に出かけたり、コバルトのロマン大賞の選考会があったりと、慌ただしく過ごしておりました。
取材は、東北方面に行っておりました。
東北が舞台、というのとはちょっと違うのですが、せっかく下北半島に来れたので、以前から行ってみたかった日本三大霊場のひとつ・恐山を訪れてみました。
独特の雰囲気。硫黄の香りが立ちこめて、荒涼とした白い大地に、風車がキイキイと音を立てて回る姿が、なるほど彼岸を思わせて、不思議な気分に。
でも、どこか懐かしさも感じる。

普通に観光客もたくさん訪れるのですが、独特の景観と静けさと……。そこここに死者を思う生き人の想いが溢れる特別な場所だというのが、伝わってきました。
そして、門前で食べた名物よもぎアイス(私は三色アイス)がおいしかったです。観光のご年配方にも大盛況でした。食欲は生きてる証……(笑)

選考会のほうも、無事終わりました。
今回は、三浦しをん先生と吉田玲子先生と三人体制になり、ぎゅっとアツイ感じに。
最近の傾向として(……前からかもしれませんが)応募される方が「流行と対策」的なものを、よく研究しておられるな、と感じます。いま、どういうのがトレンドなのか、そこをよく見ていらっしゃる。取り入れて書く力がある。

でも、そればかりでは物足りない。書く人には、やはり自らの「看板」がなければ。そのひとがそのひとであるゆえんを、作品から感じたいと思う。
そういった意味で、今回は手応えを感じる方との出会いがありました。期待してます。
新しい個性が世の中に受け入れられるかどうかは、神のみぞ知る、ですが、閉塞を打ち破るのは、すでにあるフォーマットから踏み出したひとであろうかと。

次からコバルトのノベル大賞がリニューアルされることになりました。
我こそは! という方々、是非、ふるって応募してください。
私も、気がつけば、選考委員六年くらいやってますが、流行やトレンドではなく、自らの作家性で勝負してくる人が増えるといいなと常々思ってます。(最終選考にあがってこれないだけで、実はたくさんいるのかもしれませんが)いざ出会った時に、そういうひとを、受け止められるよう、自分自身、研ぎ澄ましておきたいと思います。

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