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舞台『炎の蜃気楼昭和編 紅蓮坂ブルース』総括1

  • 2017/10/20 23:06

舞台『炎の蜃気楼 昭和編 紅蓮坂ブルース』全公演、無事終了しました。
ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。
感慨が深すぎて、なかなか言葉にするのもむずかしいのですが、ざっくりと振り返っていきたいと思います。しばしおつきあいください。

今回は原作『無頼星』『悲願橋』『紅蓮坂』の3冊を、ひとつにまとめた内容で。
辻プロデューサーと演出の伊勢さんの意向をもとに、要のエピソードをチョイスしてまとめる作業はとても大変で、脚本の西永さんの苦労が滲んでおられました。
私はそれらに目を通し、舞台として伝えやすい形にするために、原作者である私にしか、加えたり、削ったり、直したりができない部分に手を入れさせてもらいました。原作にないシーンも加筆して、より的確にシンプルにした結果、ミラステ史上、最も緊密な内容に仕上がったのではないかと思います。

第四作目は、挑戦と試練の連続でした。
内容的にも、事件解決そのものよりも夜叉衆とそれを取り巻く人々の心の動きがメインで、わかりやすいクライマックスもわかりやすいカタルシスもなく、ストーリーに頼ることはできない。ひたすら人の心の動きと、人と人がぶつかり合う、そこを見せ場にしていくという挑戦は、非常に難易度が高いものだったと思います。
演出の伊勢さんはじめキャスト&スタッフが皆、しっかりと目指すところを共有して、丁寧に丁寧に、それこそリアクションのひとつにまでこだわって作り上げていけたことが、今回の作品の、緊張感と訴求につながっていったのではないかと。
そして、前三作で作り上げたものをしっかり土台にできたことも、この難しい挑戦を可能にしたのではないかと。
四年目は決して甘いものではなく、挑戦しかなかったことも、
良い緊張感になって、現場のモチベーションを高めていたように思えました。
惰性という言葉が、みじんもなかった。それが四年目のミラステでした。(続きます)

 

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