カナデ
「大晦日、いかがお過ごしですか！嘉手納奏です。
唐突に始まりました『年またぎMIZUNAアワード２００９－２０１０』。このコーナーでは、今年頑張った＆来年頑張る桑原キャラに、勝手に賞をあげちゃおう、という、スペシャル年末年始企画です。司会は、わたくし嘉手納奏と……」
ケイ
「……葛川蛍、の十代黒髪コンビでまいります！
それではさっそく審査員の皆さんをご紹介します。
異次元国家アースガルズ樹海帝、アドルフ・フォン・ヴァルトミュラーさん。冥界上杉軍総大将、上杉景虎さん。クレセントカンパニー代表、演出家・榛原憂月さん。イルゲネス国家元首、フォン・フォーティンブラスさん。
以上、四名の方々においでいただきました。皆さんよろしくお願いします！」
カナデ
「いや～審査員席に国家元首が二人もいるって凄いよね」
ケイ
「国賓級だよね。個人的には、本番中に素で駄目出しされそうでコワイんですけど」
カナデ
「榛原先生、駄目出しは終わってからにしてくださいね！
　このアワードは、特色豊かな切り口で色んな人に賞をあげちゃいます。年末年始のお遊び企画ですので、お気楽に楽しんでくださいね。
　それでは、賞の発表です！」

（つづく）

※そんなわけで年末年始企画が始まりました。まったりやってますので、今年頑張ってたキャラにこんな賞あげたいみたいな案がございましたらメールフォームにお寄せくださいv　お待ちしてますv

カナデ
「MIZUNAアワード最初の賞は、2009年の流行語にもなったあの言葉の対極をゆくあの方です！　それでは発表します！　MIZUNAアワード2009－2010ひとつめの賞は……！　だかだかだかだか…だん」
ケイ
「密林の夜に禍々しき神の宴を見よ！　高貴なる野獣！　ザ・ベストオブ肉食賞！　アカブ・バフラムさん！！『犠牲獣』！！」

カナデ　「ええ～。バフラムさんは2008年の人じゃなかったっけ」
ケイ　「流行語繋がりだからOKみたいです」
カナデ　「いきなり濃い～賞が来ました。さすがMIZUNAアワード、エロ上等！　おめでとうございま～す！　それではトロフィーの授与です。プレゼンターは、今時草食男子代表アイザック・フォン・ヴァルトミュラーさんで～す」

アイザック「僕は草食じゃないヨ！！」

（トロフィー贈呈）

ケイ　「王様、おめでとうございます。それでは受賞のお言葉を」
バフラム　「……我々の主食はトウモロコシだが…」
カナデ　「うーん。トウモロコシの芯はなかなか折れないですよね。副賞としまして松阪牛一頭を差し上げたいと思います」
ケイ　「審査員の先生方。一言」
榛原　「やはり性欲は男の甲斐性だな」
カナデ　「うーん…榛原先生が言うと笑えません！　おめでとうございました～。それではどんどん行きましょう。次の賞です」

カナデ
「さて次は、２００９年今まで積み上げてきたイメージを打ち破り全く違う一面を披露してくれたキャラに贈られる賞です。それでは発表です！　MIZUNAアワードふたつめの栄冠に輝くキャラは！　だかだかだかだか…だん」
ケイ
「幕末争乱の福井に咲いた小さな野菊！　そのいたいけさは子供店長にも与六にも負けていません！　ザベストオブギャップ賞、校倉平次郎忠臣（六歳）こと直江信綱さん！『炎の蜃気楼　幕末編』！！」

カナデ　「うわ～ほっぺ赤い～可愛い～」
ケイ　「景虎様に頭撫でられてるシーンに衝撃受けた人が多かったみたいだよ」
カナデ　「しかも直江さんスキンヘッドまで披露したよね。チャレンジャーだなあ」
ケイ　「そこまでやるから２０年なんだね。それではトロフィーの授与です。プレゼンターは『豹変キャラ』と言えばこの人、似鳥アレクセイ遼太郎さんです！」

遼太郎　「マトリョーシカ作ってきましたぁ」

（トロフィー贈呈）

カナデ　「おめでとうございます。副賞としましてシン●ンジャー合体シリーズ一年分を送ります」
ケイ　「それでは平次郎君、受賞の言葉を」
直江（六歳）「家臣の私には過分の賞です」
カナデ　「舌っ足らずで可愛い」
ケイ　「食べちゃいたい。それでは審査員の先生から一言」
景虎　「……最初からそれくらいだったらよかったのに……」
ケイ　「え！　何げに問題発言してますけど！」
カナデ　「おめでとうございます！　さて水菜先生のシュラバが佳境に入ってきました。次の賞を準備する間、しばし斯波英士さんのステージを楽しんでいただきましょう。曲は『バーニング☆本能寺』！」

カナデ　「斯波英士さんで『バーニング☆本能寺』でした～！」
ケイ　「いやー、凄いステージでしたね。織田家臣団の皆さんのダンスはEXI●Eかと思いました」
カナデ　「特に明智光秀さんのソロパートがよかったよね」
ケイ　「感情こもってたよね。それではアワードの発表を続けたいと思います」

カナデ　「次の賞は、桑原作品で最も人類の平和に貢献した方に贈られる賞です」
ケイ　「うわあ、ノーベル賞みたいだね」
カナデ　「まともなのもあるんだね。それではお待たせしました。賞の発表です！　さあ三つ目の栄冠に輝く人は！　だかだかだかだか…だん」
ケイ　「“……そうよ。あたしは気ままに生きるだけ、でも愛するあなたが欲しいと言ってくれるなら、いつでもこの身を預けるわ……”。その拒みがたい温もりは、荒んだ人心をも癒します！　ザ・ベストオブかすがい賞、連城ほたるさん！　『赤の神紋』！」

カナデ　「ええ～。猫じゃん」
ケイ　「付添人は飼い主の連城響生さんです」
連城　「（下手から抱いて現れ）どのへんが人類の平和なんだ？」
ケイ　「オレと連城が喧嘩するたび、仲直りの口実を作ってくれたから」
連城　「分類の枠が広すぎる」
カナデ　「或る意味、空気を読む天才です！　それではトロフィーの授与に移りたいと思います。プレゼンターは人外代表・大口真神の彦三郎さんです！　あ！　ほたるさん、ひっかかないでください！　彦三郎は犬に見えるけど神様です！」

（トロフィー贈呈）

カナデ　「おめでとうございます。副賞はもちろん、猫まっしぐら一年分です。それでは、ほたるさん、受賞の一言を」
ケイ　「あ、駄目です！　完全に暴れが入ってます」
カナデ　「ああ！　猫パンチどころか猫キックまで。審査員の先生、一言」
榛原　「今度はうちで預かるぞ」
ケイ　「ありがとうございました！　……ああ…。連城また顔ひっかかれて」
カナデ　「興奮気味の黒猫ほたるちゃんでした。ではどんどん行きたいと思います」

　※とうに「年またぎ」…って感じじゃなくなってますが；；
　　ネタ提供してくださったＭさん、ありがとうございました！
　

カナデ
「次の賞は、不況不況と何かと暗い話題が多かったこの一年、そんな世相を吹っ飛ばすかのようにウキウキオーラを振りまいて、皆を笑顔にさせてくれた方に贈られる賞です。それでは発表しましょう、この方です！　だかだかだかだか……だん！」
ケイ
「“君の瞳は一億ボルト、君が笑ってくれるなら僕は皇帝にもなる”！　狼の燃えさかる情熱は恋する乙女を凌駕します。有頂天オブザイヤー賞、アドルフ・フォン・ヴァルトミュラーさん！　『シュバルツ・ヘルツ　ゲスタァン』！」

カナデ　「あれあれあれ！？　 アドルフが二人いる！」
ケイ　「受賞は十四歳のアドルフさん、審査員は３０歳のアドルフさんです」
カナデ　「……時空もねじ曲げちゃうんだね」
ケイ　「この番組は『おはようからおやすみまで暮らしを見守って二万年』ラムリアの提供でお送りしております。それではトロフィーの授与です。プレゼンターは、イルゲネスの癒し人、猫のお世話は得意だけど狼のお世話はしたことがないＪＳことエスさんです」

エス　「こんにちわぁ。見かけは二十歳だけど実はまだ十三歳なんです」

（トロフィー贈呈）

カナデ　「おめでとうございます。副賞としまして浅草サンバ・フェスティバル特別ゲスト券を贈らせていただきます。それでは、アドルフさん受賞の一言を」
アドルフ（１４歳）　「とりあえずアディ＆ケヴィでデビューします」
ケイ　「ダンスと歌唱指導はぜひ斯波さんに。それでは審査員の先生から一言」
アドルフ（３０歳）　「（遠い目で）若さって、いいね……」
カナデ　「いやいやいや、あなたのやらかしたことのほうがよっぽど有頂天ですから。アワードまだまだ続きます！　次はお待ちかねのこの賞です！」

　※Ｆさん、Aさん（…の読みでよかったでしょうか）ネタ提供ありがとうございました！


カナデ
「さて、次はふたつ続けてまいります。ひとつは桑原キャラの中でも長きにわたって縁の下を支えてきた方に贈られます。もうひとつは、今年一番セクシーだった方に贈られます。それでは賞の発表です！だかだかだかだか……だん」
ケイ
「その渋くて広い背中には人生の年輪を感じます。ベストオブ苦労賞＆なんて色っぽいんで賞！　色部勝長さん。『炎の蜃気楼　邂逅編』！」

カナデ　「うわー。W受賞、出たね～」
ケイ　「推薦者によりますと『新刊の邂逅編で披露したあの姿にやられました』とのことでした」
カナデ　「ほたか先生の挿し絵が色っぽかったんだよね。それではトロフィーの授与です。プレゼンターは、おじさまはおじさまでも、ちょい悪系代表のジュードさんです」

ジュード　「今度、オヤジ組で温泉でも行きましょう」

（トロフィー贈呈）

カナデ「おめでとうございます！　副賞としまして胃薬＆頭痛薬一年分を贈らせていただきます。それでは色部さん、どうぞ一言」
色部　「今年は穏やかな一年になって欲しいものです」
ケイ　「コメントにも年輪が感じられます。それでは審査員の先生から一言お願いします」
フォン　「……私に足りないのは、やはり髭だろうか」
カナデ　「来年の髭オブザイヤー賞にご期待ください！　それではいよいよ残り二賞の発表です！」

　※　Ｔさん、Ｗさん（……Ｋさんとお読みするのでしょうか？）
　　　ネタ提供ありがとうございましたｖ

カナデ
「MIZUNAアワード２００９－２０１０。いよいよ大詰めとなってまいりました。次の賞は２００９年最も活躍した最強の女子に贈られる賞です。さあ、誰よりも輝いたブリリアント・ガールは誰でしょう！　それでは賞の発表です！　だかだかだかだか……だん！」
ケイ
「大きな瞳の見つめる先にいるのは大好きな君です。愛の力で頑張りました賞！　山瀬美咲さん。『シュバルツ・ヘルツ－黒い心臓－』！」

カナデ　「うわあ、主人公のオレをさしおいて山瀬がとっちゃった！」
ケイ　「確かにバトルらしいバトルしてたのは、奏くんたちより美咲ちゃんだったよね」
カナデ　「山瀬って色々ヒーロー的だしね。それではトロフィーの授与です。プレゼンターは、女を極めて２００年、柿崎晴家こと門脇綾子さんです！」

綾子　「あたしだって制服着ればまだまだイケルんだから！」

（トロフィー贈呈）

カナデ　「おめでとうございます。副賞としまして御岳の滝行回数券一年分を贈らせていただきます」
ケイ　「ちなみに美咲さんは『もうちょっと自重しま賞』も同時受賞しております。それでは受賞の言葉を、どうぞ」
美咲　「（毅然と）アランさんにはやっぱりビキニが似合うと思います」
カナデ　「うわ。言いきった」
ケイ　「漢オブザイヤー賞で三冠決定です。それでは審査員の先生、一言お願いします」
景虎　「男だったら、ふんどしだろう」
カナデ　「花も恥じらう女子高生に手向ける言葉とは思えません。それでは、いよいよ最後の賞の発表です！」

　※ネタ提供、Ｍａさま、Ｗさま、ありがとうございました！

カナデ
「MIZUNAアワード２００９－２０１０、いよいよ最後の賞となりました。ラストを飾るのは、２００９年最も高い男前度を見せつけた方に贈られる賞です。 さあ、栄冠は誰の頭上に輝くのでしょう。それでは発表です！　だかだかだかだか……だん！」
ケイ
「友のために流す男の涙は、真珠以上に純粋です。ティアーズ・オブザイヤー賞！　ジェイクィズ・バーンさん、『イルゲネス－黒耀の軌跡－』！」

カナデ　「男の涙って、ぐっと来るよね。オレはしょっちゅう泣くけど」
ケイ　「オレも結構泣くけど。滅多に泣かない人の涙は、ぐっと来るよね」
カナデ　「また泣き方がかっこよかったんだよね」
ケイ　「カチル先生ありがとうございました。それではトロフィーの授与です。プレゼンターは、催涙弾以外では決して泣けないこの方、ケヴァンさんです！」

ケヴァン　「たまねぎでも出るけどな」

（トロフィー贈呈）

カナデ　「おめでとうございます！　副賞としまして『泣ける映画特選ＤＶＤ』一年分を贈らせていただきます。それでは受賞されましたジェイクさん、一言どうぞ」
ジェイク　「……涙よりも笑っているほうがつらいこともあるよな」
カナデ　「う。なんだか、こっちまで胸が詰まってきました」
ケイ　「大事な人のために流す涙は、男でも女でも、全然、恥ずかしくないと思います。それでは審査員の先生、一言お願いします」
フォン　「……。俺はおまえの涙より笑顔を見ていたい」
カナデ　「ああ……。なんだか、会場中がしんみりしてきてしまいました。というわけで、全てのアワードの発表が終わりました！　最後に皆さんからお寄せいただいた素敵な特別賞の数々を一気にご披露してフィナーレに突入したいと思います！　さあ行きますよ」

　※最後は、私からの賞でございます。男子の涙はいいですね。

カナデ「それでは、特別賞を一気に発表させていただきます！」

（＊　←は桑原から一言です）

　「大変でしたで賞」
　　→ケヴァン「シュバルツ・ヘルツ」＊…ほんとうに。
　「報われましたで賞」
　　→連城響生　「赤の神紋」＊応援ありがとうでした。
　 「怨霊調伏ご苦労様でしたで賞」
　　→夜叉衆　「炎の蜃気楼　邂逅編」＊いっぱいバイしました
　「４００年がんばりま賞」
　 →上杉景虎「（同上）」＊がんばります。
　「お茶の間に名前が売れましたで賞」
　 　→上杉景虎　「（同上）」＊大河でしたね！
　「もうちょっと素直になりま賞」
　　→フォン・フォーティンブラス　「イルゲネス」＊…そうあれるといいですね。
　「いつかビキニを着ま賞」
　 　→榛原憂月　「赤の神紋」＊…パンツでしょうか？？
　「みんなと一緒におふろに入れました賞」　
　　→アイザック・フォン・ヴァルトミュラー「シュバルツ・ヘルツ」＊キャラ日記ネタからでした
　「たくさん悩んだで賞」
　　→アイザック・フォン・ヴァルトミュラー「（同上）」＊まだまだ尽きませんが…。
　「新人アイドル賞」
　　→アドルフ＆ケヴァン「（同上）」＊ハッディング氏談でした
　「今年も兄孝行賞」
　　→アイザック・フォン・ヴァルトミュラー「（同上）」＊おみやげもいっぱいでした。
　「お疲れさま。で賞」
　　→上杉景虎・直江信綱・柿崎晴家「炎の蜃気楼　邂逅編」＊大河出演記念だそうです
　「大根役者大賞」
　　→上杉景虎（薬売りさん）「（同上）」＊薬売りは三級です
　「肝臓の数値に気をつけま賞」
　　→ウルテア「シュバルツ・ヘルツ」＆門脇綾子「炎の蜃気楼」＊副賞は人間ドック券だそうです
　「もっとちゃんと仕事しま賞（笑）」
　　→超騎士の皆さん　「シュバルツ・ヘルツ」＊すみません。キャラ日記で遊び過ぎました…
　 「金融大賞」
　　→ヘルムート「（同上）」＊激動の金融市場にも負けず頑張りました
　 「ベストオブ洋装賞」
　　→安田長秀（嵯峨野善兵衛）「炎の蜃気楼　幕末編」＊個人的には短髪も新鮮でした。
　 「強くなったで賞」
　　→山瀬美咲「シュバルツ・ヘルツ」＊実はトリプル受賞でした
　 「芸術大賞」
　　→内海淳也「（同上）」＊フィギュアは素敵ですね
　 「今年はもっとがんばりま賞」
　　→バルデスボルグ「（同上）」＊新刊をお楽しみに。

ケイ　「以上、年またぎMIZUNAアワード２００９－２０１０でした！　この一年も、桑原キャラ一同がんばりますので、応援よろしくお願いします」
カナデ　「ありがとうございました！　本年も桑原作品、どうぞよろしくお願い致します」

※ネタをお寄せいただいた皆さん、ありがとうございました！（全部載せたはずですが漏れがあったらすみません）来年…はやるかどうかまだ不明ですが、機会がありましたら、また。
本年もよろしくお願い致します。