若き天才発掘師・無量が掘り当てたのは、指が三本しかない右手の骨。地元陸前高田の人々には「鬼の手ではないか」と噂される。一方、平泉にいた忍は出土品の盗難に遭遇。そこには“悪路王参上"の文字が残されていて──。 無量シリーズ、3年振りの書き下ろし新作。
BACK